土曜日、釣りクラブの中村さんから電話があり、和歌山マリーナシティで釣ってて鯛が25匹釣れたから取りに来るかとのことだ。ボクはウンもスンも言わず、猫まっしぐらでクーラーボックスを持って原付を飛ばした。
半時間後に到着。
待ち合わせの駐車場入り口に原付を止めて待った。
中村さんはなかなか現れない。
携帯で連絡すると片付けるので少し待っていてくれとのことだ。
だだっぴろい駐車場入り口に立つボクに誘導者のおばさん・・失礼、女性が寄ってきた。
「待ち合わせですか」
「ええ、知り合いが釣った鯛をくれるって言うもので。25匹も釣ったらしくて」
「へぇ! 25匹って凄い。プロ並みですね」
「まぁ、でも、鮎釣りではボクの方が上なんですよ」
「へえ、鮎ですか。釣ったのお店で焼いて出したら喜ぶでしょうねぇ」
「お店で・・?」
「あ、ええ、私実は小料理屋やってますのよ」
「はぁ、どこで」
「アロチです」
「アロチ〜!」
アロチとは和歌山市の繁華街のことを言う。
店の場所を訊くとボクの行きつけのスナックのビルの横だった。
えっ、あそこ!!
と、後はその方と話がポヨ〜ンと弾んでしまって。
気がついたら、中村さんがボクらを不思議そうに見ていた。
「じゃ今度飲みに行きますワ」
「お待ちしております」
と別れた。
なんか自分でも変な展開になったなと思ったが、これも何かの縁だろうと思った。
猫みたいに魚を求めて突っ走ってきたのに、思いついたのは「犬も歩けば棒にあたる」だった。が、棒は失礼か。
「ガバチャも歩けばアロチにあたる」「良い店にあたる」としておきましょう
海釣り公園はマリーナシティの南端にありました。ここでアロチについて話し込んでしまいました。
ブリヒラじゃとご満悦の中村さん。3匹ほど釣ってました。
ボクの持って行ったクーラーに入るだけ詰め込んでくれた。
鯛とシマアジなど。残念ながらブリヒラは大きすぎて入らなかった。
シマアジはこの後見たヒダカヤの2100円のより大きかった。
隣にはテーマパークのポルトヨーロッパがありました。
ポニーって何度か呼んだけど、鮎釣り師なんかにゃ興味ねぇみたいな感じで無視されました。
まぁ、ポニーの隣では絶叫がこだまして、慣れてしまっているのかなって感じでしたが。
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