本日、ラジオ福島で放送された「本田武久クリスマス・コンサート in don3」は、昨年2011年12月25日、福島県いわき市にあるイタリアンレストラン don3で行なわれました。
今年で3回目となったdon3でのクリスマスコンサート、先日も書きましたが、2007年の12月25日に本田さんの病気が分かったこともあり、12月25日は本田さんにとって特別な日です。2009年年からこの日にdon3でコンサートを行なうようになり、毎年「約束」として、本田さんの1年間の目標となっています。それに加えて昨年は大震災があり、don3も大きな影響を受けたので、今回はお互いにとって目標となったコンサートでした。
前回はニューヨークスタインウェイのヴィンテージのピアノをサプライズで準備していてくれたマスターでしたが、今回はなんとニューヨークスタインウェイのフルコンサートピアノが準備してありました。don3にフルコンサートピアノが入ったのは初めてとのことでした。大変な状況の中で、こんなプレゼントを準備してくれたマスターを始め、ピアノショップいわきさん、そしていわきの方々の気持ちは、本田さんに大きな喜びを与えてくれました。それと同時に、何としても素晴らしい演奏を届けなくてはという気持ちはさらに強まり、とても集中した状態でコンサートに臨んでいました。
この素敵なピアノを弾くのは、もちろん須江太郎さんです。don3でのコンサートは1回目から須江さんと行なっています。
♪冬景色
♪雪
♪灯台守
♪砂山
♪初恋
まずはこの冬の定番となっている文部省唱歌からスタートしました。「灯台守」は、これまで本田さんも知らなかったそうなのですが、ある方から勧められ聴いてみると、とても素敵な曲だったので、今回もプログラムに入れたそうですが、優しいメロディのあたたかい曲です。「初恋」では、この歌を歌う時には毎回お話している本田さんが小学生の時の初恋の話がありますが、1回目のコンサートで歌った時にその話はしていたのですが、なんと今回はその続きの話が!その相手の方は引っ越してしまって、もう何十年もどこへ行ったのかが分からなかったのですが、実は数週間前に、偶然本田さんのブログを見つけた相手の方から、連絡があったのです!この話を皆さんに早くしたかったようですが、やっとこの日お伝えすることができて、本田さんも満足そうでした。
♪カッチーニ:アヴェ・マリア
♪Noel Blanc(White Christmas)
<ピアノ独奏>
♪きよしこの夜
♪ジングルベル
♪赤鼻のトナカイ
♪サンタが街にやって来る
♪Cantique de Noel(O Holy Night)

↑左)don3マスターです
続いてはクリスマスソングメドレーでした。カッチーニの「アヴェ・マリア」は、CDとは少し違ったアレンジで演奏され、これもまた良い感じでした。この冬はクリスマスソングを歌う機会がいつにも増して多かったですが、フランス語の「White Christmas」や「O Holy Night」も総仕上げとしてしっかり歌い上げていました。そしてクリスマスはやはり楽しい気分になる曲が多いですね。ここまでが第1部でした。
第2部は須江さんのピアノ独奏から始まりました。
♪リスト:愛の夢
♪チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜アダジオ
どちらの曲もとてもロマンチックな曲でしたが、さらに須江さんのテクニックとピアノの音色に、会場の皆さんはうっとりしていました。
♪アメイジング・グレイス
♪瑠璃色の地球
♪夜明けのうた
♪今日、明日、また明日
第2部は本田さんが皆さんに届けたい歌、そして2011年を代表するような楽曲が並びました。24時間テレビで演奏した本田さんにとっても応援ソング「アメイジング・グレイス」、震災の4、5日前にレコーディングをした「Precious Love」の中心となる曲であり、今となってはより深い意味を持つようになった「瑠璃色の地球」、「瑠璃色の地球」と同様に夜明けをテーマとした力をくれる曲「夜明けのうた」、そして最後は本田さんが震災による不安や戸惑いの気持ちを落ち着かせる為に、そして自分自身も命と向き合う為に、自身で作詞をした「今日、明日、また明日」が演奏されました。
夜から夜明け、そして夜明けの光よりもっと明るい今日、明日、また明日・・・この曲の流れに込められた本田さんの想いが伝わって来ます。
そしてアンコールでは、いわきの皆さんに一番届けたかった曲として、中島みゆきさんの「時代」を演奏しました。この曲に込める本田さんの想いはとても強くて、リハーサルでは泣いて歌えない状況でしたが、本番では何とか涙を堪えながら、最後までしっかりこの曲を届けました。その姿に私の涙が止まりませんでした。
3月に本田さんが贈ったお見舞い金を、マスターは地震で割れてしまったお皿代に当ててくれたのですが、そのうち欠品のお皿が2枚ほどあり、そのお皿の1枚にはこの日会場に来て下さった皆様が1人1人名前を書いて下さり、本田さんへ贈られ、もう1枚のお皿には、本田さんと須江さんと恥ずかしながら私の名前を記入し、お店に飾られることになりました。マスターはどんなことがあってもこのお皿は守りますとおっしゃっていました。
いろいろな方達のいろいろな気持ちが集まったコンサートでしたが、そのどれもがあたたかく、支え合って生きていくことの素晴らしさを感じたコンサートでした。
本田さん、本当によくがんばりました。


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