なんとか日本の気候にも慣れて定着したようで、出てくる姿も様になってきました。D.ブルボサ・ウエスタン・ウィートベルトは今日は2つ花を咲かせてくれました。

昨年まではこの時期の調整の仕方が中途半端で、芽が出るまでは日陰の落ち着いたところに置いて、花芽が出てから日向に移していましたが、それでは花芽と同時に葉の展開する前の塊が一緒に地上に出てしまいました。今年は最初から直射日光の当たるところに置いて、芽出しを待ったところ、花芽のみが地中から飛び出す本来の姿に仕立てることができました。
D.ブルボサの変種はそれほど変化がないので、これだけでは区別できません。名札で確認して、こちらはD.ブルボサ・ナローリーフです。これは芽が出ると葉が細いのではっきりと確認することができます。

最初、オーストラリア産の球根ドロセラの写真を見た時に、地中から突然花茎が立って花を咲かせている姿に心をつかまれたものでした。とてもあり得ない姿に見えたのです。
が、考えてみれば、ヒガンバナも突然土中から花茎を立てて咲かせているし、机に転がしておけば花が咲くと言って売っている(本当は土に埋めてください)コルチカムなどもそうだし、原種シクラメンのいくつかでは葉が展開する前に花を咲かせます。球根植物ではそれほど特異な形態ではないことが次第に理解できるようになりました。
球根は、毎年、出てくるかどうか、はっきり確認できるまでドキドキしてしまいます。頭ではわかっていても、土の中から金色のつぼみが出てくるときの喜びはなくなることはなさそうです。

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