もう過ぎてしまいましたが、5月22日は「生物多様性の日」なのだそうです。
生物多様性とは、一言でいうと、地球の生態系を守ろうという環境スローガンです。CO2を90年のマイナス6%削減することを決めた京都議定書は、97年12月に京都で開かれたCOP3(「気候変動枠組条約第3回締約国会議」のことで、コップスリーと読みます)という会議で決まりましたが、2010年に名古屋で開催されるCOP10(コップテン)のテーマになるといわれているのが生物多様性なのです。COP10のホームページにはトウカイコモウセンゴケの写真が掲げられています。
http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/cop/index.html
最近思うのは、生物多様性ということが栽培技術と深く関わっているということです。
栽培の本で「土や水が“落ち着く”」とか「環境をつくる」という言葉があります。
我が家の栽培の基盤になっているのが、野菜プランターに水を張った容器ですが、この容器の水は、真夏でも腐らないのです。バルコニーに小さな水槽に入れた腰水はよく臭くにおったりしますが、野菜プランターの水はもう何年も変えていないのに真夏でもいつも透明で濁りがなく、においも全くしません。このハエトリソウもよく育っているでしょう?
なぜ水がくさらないのか、と言われてもよくわかりません。強制的にその状態を作れといわれても必ず作れる自身はありません。ただ、水が腐らない野菜プランターがいくつもある、という事実だけが目の前にあるだけです。サギ草も雑菌で成長が阻害されがちですが、この野菜プランターに置くと随分と調子が良いのです。たいていの植物もこの中にに置くと元気になり調子を取り戻します。
多分、これが生物多様性のなせる業なのでしょう。ミズゴケや食虫植物だけでなく、水の中にいる藻やにょろにょろした虫、もろもろの泥のようなものの中にひしめいている様々なバクテリアたちがせめぎあいながら、誰かが暴走するのを抑制し、水が腐らないph(パーハー)になり、よい状態を作り出しているのでしょう。この状態になるには、何年かかかるので、ある意味、貴重な財産かもしれません。

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