ドロソフィルムの花というと5月初旬。梅雨の前なので毎年結実はしっかりとできて重宝です。が、今年はシーズン中ずっと花が見られました。

といっても、これは今年の夏の実生のドロソフィルムです。
例年、ドロソフィルムの種まきは8月なのですが、今年は種を取り播きにしたので7月中旬と例年よりはひと月早く播いてみました。というのも、8月に播いて9月に発芽すると日差しが弱くなってくるので徒長しがちだったのです。そこで、早めに播いて強い光で徒長を抑えようという考えです。
が、結果としては、発芽が揃うのに例年以上の日にちがかかり、結局は9月から苗を育てることになりました。あまり気温が高すぎると発芽が悪くなるようです。そして、いつものように徒長した苗がたくさんできてしまいました。徒長した苗はそのまま茎を伸ばして、その先にひとつだけ花を咲かせます。その花が10月ごろから最近まで次々に咲いていました。
今のところ、この花からは種は採取したことはありません。花を咲かせた後は、茎の葉腋から芽を出して、それが成長してきますが、やはり花を咲かせず成長した実生の方がよく育ちます。
同じ場所で同じように育てていても、徒長する苗とそうでない苗とが出てきます。一般には遅く発芽してくるものの方が徒長しない株が多いようです。実生は播き床に播いて本場が数枚の頃に植え替えます。苗床の底に根が当たると徒長するのかも知れないとも思いましたが、そうでもないようですね。植え替えの時に徒長していなくても、植え替えてから、直射日光がガンガン当たっていても見事に徒長して花を咲かせてしまうものもあります。写真の苗も植え替えた後に徒長したものです。
徒長と開花の関係については今後の研究課題です。

4