岩槻支部道場で今年から第5土曜日に「白鶴城将棋大会」という企画を行うことになった、と言うお話がありました。先日の5月30日が第1回ということでしたので、参加しました。
岩槻支部道場は何度か書いたかもしれませんが、会社までの通勤の道中にあります。営業時間は12〜20時で月木定休。朝晩と通っているのですが、いつもシャッターが下りている所しか見ていませんでした。この間のノー残業デーではようやく開いているところを見ることが出来、無事席主さんに挨拶することが出来ました。
大会方式は、まず4組のリーグに分かれて対局し、1位1名が通過。通過した4名で本戦トーナメントで優勝者を決めるシステムでした。予選リーグ同率の場合は直接対戦の勝者優先。また、時間の関係で3敗した人は、その時点で失格(そこまでの成績は対戦者に考慮される)というルールもありました。
1回戦は高校生のK君と。四間飛車に対して左美濃▲4六銀戦法を指してみました(第1図)。
第1図からの指手
▲6八金寄△6三金▲3四歩
このまま一気に攻める順も定跡としてありますが、一手待ってみました。対して△6三金はあまり上手い待ち方ではありませんでした。時間差のような形で▲3四歩。以下、この形では3三の桂馬を取れてしまうのです。結局後手はその後銀も見捨てることとなりました。駒得が大きく、これは快勝でした。
2回戦は年配のYさんと。右玉を指されました。対して銀冠に組んでみました。2筋交換をしたら△2五歩〜△1五角という手順で来られました。結局こちらの飛車は五筋に行くことに。細かい歩を入れられて迎えたのが第2図です。
第2図からの指手
△2五桂▲5六飛△3一飛▲2六飛△3七桂成▲3二歩△同飛▲4一角
△4七成桂▲4四歩
飛車成りを目指してきたYさんでしたが、私なら△3四金からゆっくり指します。▲2六飛に△3四金もありそうですね。本譜は破ったかに見えた直後に厳しい歩のたたきがありました。さらに▲4四歩が痛打。第2図ではちょっと苦しいと思っていましたがここでは逆転しています。
戻って、△3八歩の垂らしに▲5九飛と受けたのですが、▲4八角と受けておいた方が良かったかもしれません。
3回戦はこれまた年配のTさんと。Tさんは本年度のねんりんピックのさいたま市代表を4月に獲得されたとの事でした。(さいたま市代表、というのは、政令指定都市の代表と言うことで、全国大会出場を決めた、という意味だと理解しているのですが、それでよろしかったでしょうかね?確認してみます。)さらに数年前にはそのねんりんピックで優勝もされていらっしゃるそうです。
局面は相掛かり模様から横歩を取れて、さらにひねり飛車まで出来そうな雰囲気になりました(第3図)。
第3図からの指手
△7四歩▲7六飛△7五歩▲同飛△9四歩▲7六飛△7四歩▲6六歩
△7三桂▲6五歩△7二金▲6四歩△同銀▲7四飛△6三金▲7六飛
少し前の△6三銀にはおとなしく▲7六飛とまわり、ゆっくりさすべきでした。実は一旦▲8六飛と指して△8三歩と受けさせたかったのですが、当然受けてくれません。ですので、機を見て▲8六飛と回って、と考えていました。後手としては1歩損ですから大人しくしていたらどんどん悪くなりますから、乱戦は歓迎です。そのあたりを読み違えていました。
最終手、▲7六飛ではよっぽど▲7三飛成〜▲3四桂と指そうかとも思ったのですが、流石に無理そうなので断念。しかし、これではこちらが動いただけの効果は出ていないばかりか、逆にこれは悪くなっています。
その後決定的にミスをしてかなり悪くなったのですが、少し持ち直したか、と希望が出てきたのが第4図。
第3図からの指手
▲8四香△5二飛▲3一と△5四飛▲同桂△8五金▲8二飛△7四玉
▲6七銀△5六歩▲7六銀打△5七歩成
ここで▲8四香と一本入れたのがうまい順かと思っていたのですが、△5二飛〜△5四飛がそれを上回る好手段でした。それがあるなら単に▲3一とでしたね。▲8四香はより上部脱出を阻止しようと目論んだのですがね。
△5六歩も好手。最終手以下▲3八玉に△7六金なら決まりでしたが、△7三金。ただしそれでも以下勝つ目はなかったようです。
これで2勝1敗。Tさんは1勝1敗。同率規定があるので、通過がかなり厳しくなりました。
続きは次週。
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