前回の続きです。8月14日の第11回京急将棋祭清水市代杯、本戦2回戦からです。
本戦2回戦はKさんと。大学生でしょうか。振飛車穴熊に8筋交換型から(受けなかったので)▲8四歩と垂らしました。迎えたのが第1図(先後逆)。ペースかと思っていたのですが・・・
第1図からの指手
▲4五桂△4四角▲3二飛成△7六歩▲同銀△5六飛▲6五銀△7六歩
▲6八金上△7七歩成▲同金△同角成▲同玉△8五桂▲6八玉△8六飛
▲6六角△同飛▲同歩△7七角▲5七玉
飛車を成って楽勝かと思っていたら、うまく攻められました。飛車取りに構わず△7六歩が好手。飛車を取ると詰まされてしまいます。一手▲6八金上と万全の態勢にしておくべきでした。▲6六角のあたりでは生きた心地がしなかったのですが、実際はむずかしいようですね。飛角交換はありがたいと思いましたが、正確に受けるのはなかなか大変でして、結局王様は1筋まで逃げることになりました。
本戦3回戦はYさんと。年配の方でした。
相掛かり模様からひねり飛車模様となり、迎えたのが第2図。
第2図からの指手
▲3六飛△9五歩▲3四飛△9六歩▲8三歩△同飛▲8四歩△8二飛
▲9三歩△同香▲8五桂△3三歩▲9三桂成△同桂▲3五飛△8四飛
▲9六香△8六桂
少しでも得をしようと飛車をひょいと動かしたら、すかさず△9五歩と指されてしまいました。初手の正解は勿論▲7五歩です。ここから苦しい戦いが続きました。
少し進んで第3図。
第3図からの指手
△9二歩▲9四馬△6七成桂▲7二香△5七成桂▲3八玉
△3四歩▲7一香成△4二玉▲6一馬△3三玉
ここで△9二歩はありがたかったです。馬を引いた手により▲7二香が生じることとなりました。これは厳しい反撃でして、△6二銀と逃げると▲6一龍からの詰みがあります。金銀をボロッと取る形となり、かなり盛り返した感じです。以下なんとか逆転することが出来ました。
準決勝は元アマ王将のHさんと。大会では10数年ぶり二局目の対戦です。前回はマグロ大会。二局目も神奈川県での対戦となりました。
後手番となり、4手目△7四歩を指してみたのですが、冷静沈着なHさんは誘いに乗らずに結局相矢倉に落ち着きました。
後手番ながら飛車先不突きとなり、なんとかこれを生かせないものかと色々考えましたが、いかんせん短い持時間では考えもまとまらないまま森下システムへのコースに。それだと先後が逆で棒銀の餌食になってしまうかもなあ、と思ったのと、端歩を受けなかったので、突き越してみました。ただ、これは端に2手もかけてしまったことになり、さらに手が遅れることとなり、ますます棒銀への脅威がのしかかってしまうことになりました。端にかけた手を生かすのならスズメ刺しですが、結局普通よりも条件の悪い形となってしまいました。
攻めさせられた形となって迎えたのが第4図(先後逆)。
第4図からの指手
▲3九飛△1七角▲2九歩△1九歩成▲3五香△3四歩▲同香△3三歩
▲同香成△同金上▲3四歩△同金右
3筋の攻めに期待しての▲3九飛だったのですが、▲2九の方がよかったようです。また、どこかで▲5四銀を入れようかと思っていたのですが、タイミングを逸してしまいました。▲3四歩が悪手でして、△同金右で玉頭が手厚くなってしまいました。
これで終了かと思っていたのですが、最後に3位決定戦もありました。予選2回戦のMさんと再戦です。
時間もなくなってきたとのことで、持時間は5分で秒読み30秒でした。ちなみに予選は20分の30秒、本戦は15分の30秒。だんだん持時間が短くなるという、ちょっと変わった形式でした。恐らく全て20分30秒でやりたかったところが時間が押してきてしまったのでしょう。
矢倉から竜王戦でも現れた5筋交換から△3三銀と受ける形を指されました。途中Mさんの錯覚があり、無条件で銀得となりましたが、そこからいけなかった(第5図)。
第5図からの指手
▲8三角△7二歩▲7四成銀△6七飛成▲同金△8二歩
▲8一飛△7一金打▲9一飛成△8三歩
第一感は▲7五銀でしたが、こんな銀を打つのも変かなあ、などと迷ってしまい、一見もっと手厚そうな▲8三角を着手。これがあまりよろしくなく、すかさず△7二歩と指されてしまいました。これでもまだこちらが良いのでしょうが、すっかり冷静さを失ってしまい、以下は見事な逆転負けとなってしまいました。
気がついてみたら昼食も取らずに一日将棋を指していました。8局は最多対局。最後の方は体力が切れていましたね。
久しぶりの将棋大会は楽しかったです。4位入賞は望外。準決勝進出の他の3名は全国クラスの強豪ばかりで、そこだけ見ると全国大会みたいな感じでした。

1