やはりケンキュウショの後塵を拝すのはやめ、目下雑誌連載中の記事から先にする。
『PHPスペシャル』2008年1月号から連載中。
源氏物語の女君と、芸能人の組み合わせである。7月号までを見る。
1月号 藤壺〜スキャンダルのない美女 若尾文子
2月号 葵の上〜甘えられなかったツンデレ娘 沢尻エリカ
3月号 紫の上〜子役の悲劇 志田未来
4月号 空蝉〜損な恋はしない「高いブス」 内田哉也子
5月号 夕顔〜同性に最も嫉妬される女 裕木奈江
6月号 末摘花〜「KY」の功徳 箕輪はるか(ハリセンボン)
7月号 六条御息所〜美人優等生の罠 小柳ルミ子
末摘花役の女優はまだしも、例えられるのは気の毒か、とは思う。
しかし、いつもながらの、いい意味での古典の引きずりおろしに快哉である。
紫の上を見る。
登場の経緯についてふれ、”あとなき俳優”、天才子役、素のままでの反応、と言うが、成長して「意識的に演じる」女優になった、と変わっていく。
しかし、実のところ、演技は下手(へた)だったのかもしれない、と言い、「子役の悲劇」という語で終わっていく。まずは、いつもながらさえた視点ではある。

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