加悦は縮緬で栄えた地で、今も古の佇まいを残す縮緬街道は有名なようです
そんな街並みの風景を撮りたいとレンズを覗くと、カシャカシャカシャと心地よいリズムを刻む機織りの音が何処からともなく聞こえてきました
先ずは街並み撮影と1枚パチリ
友が路地裏から手招きしています
機織り機の音がしていなければ見過ごしてしまう普通の民家でした
先に見学許可を得てくれた友は、おばあちゃんと何やら話をしています
聞けば御歳80歳だとか
ざっと見て15坪くらいでしょうか
所狭しと機械が据えられています
おばあちゃん一人で3台の織り機を操っているとか
工場長さんなんですね
忙しくこまめに動くおばあちゃんの迷惑も顧みず、夢中でカメラに収めました
なんとも気さくな気の良いお方で、寸暇を見てはこちらの質問に答えてくれます
残念ながら私は耳が悪くて、織り機の音に邪魔されてほとんど聞き取れませんでした
工場全体を写すことは出来ませんで、これで約半分くらいでしょうか
メインの機械がリズミカルな織り音を立てていました
なぜか喧騒な空間に心安らぎを覚えました
静かな工場なんて淋しいもんでしょう
長じゅばんの生地を織っているとのことです
織り物にはとんと疎くお得意のネットカンニングです
縮緬とは字のごとく面が縮むんです
なんで〜
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縮緬とは、右撚と左撚の強撚糸を、交互に打込んだ絹織物だそうで、織り物と言うからには2本以上の糸を織りこむことは分かりますが、なんで縮むんだ
織り上げてから液に浸漬して精練を行い、不純物を除去する
織上がり重量の25%程度減量するが、この際、緯糸の撚りが戻って表面にシボが生じ、布巾が縮む
その後、湯の仕上げをして、巾出しシボ止めをする
ちなみにシボとは、皺と書きます
シボとは、糸の撚(よ)りによって織り面に現れる波状あるいは粒状のしわをいう
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なんでそんなことになるのか、もうおいらにゃ手に負えんわ
糸くりですが、絹糸ですから細いです
慣れなんでしょうか、80歳ですよ
画面右上にスダレのように見えるのが織り機の頭脳です
今ではコンピューター制御の機械もあるのではと思いますが、オルゴールの理屈と同じです
一つ一つの穴に意味があるようです
画像表現が難しく見た目には分かりませんが、こんな複雑な仕掛けを考えたんは誰だろう
何度見てもその仕組みは理解出来そうにありません
そう言えば昔のコンピューターも紙テープやカードに穴を開けて、リーダーを通すことでコンピューターを動かしていたなあ
おばあちゃん、何時までも元気で現役続けてよ
また行くけんね

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