The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
PHD2で写野が西へズレて行く件の検証再び  撮影機材

”PHD2で写野が西へ(ガイド星が東へ)ズレて行く”

”1カットごとのガイドは成功している”

と言う現象がある場合、原因は鏡筒や赤道儀全体の”タワミ”で
間違いないと言う結論に達したので書きます。
正確にはPHD2で・・・ではなく、どのようなガイド方法でも同様です。
尚、ガイドが失敗している場合は他にも原因があります。
親子亀ガイドの場合のガイドスコープと撮像鏡筒とのズレなどです。

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PHD2で写野がズレる件(2018/04/07)
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/774.html#comment

では、赤経軸ウォームギア部のガタによるガイドエラーを検証
しましたが、不確実な動きをPHD2の責任に押し付けていました。
結果的にこれは間違いで、上記の通りタワミが原因で間違いないです。
もちろん、ウォームギア部のガタはゼロにならないので東側荷重の
鉄則は生きています。

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追記(単純にタワミだけの影響ではないという考察)

<宇宙ネコで考える写野の西ズレ問題>

・6 X 600s = 60min(20:46:04〜21:36:16)

 ☆4個分写野が西にズレている。
 ピントは合っている。

・14 X 600 = 140min(22:17:40〜00:41:48)
 ☆6個分西へ、2個分南へ写野がズレている。
 ピントが甘い。

・前半はピントが合っているが、後半は甘ピンである。
 5枚目や9枚目は良い星像だが、8枚目はボケボケで
 スパイダー光状ダブル状態・・・
 こりゃ〜シーイングがメラメラ変化している最中
 だったと思われる。

・シーイングが悪く、ガイド速度2秒、まだ鏡筒が東側
 にある状態だった。 この条件では、写野の西ズレが
 明らかである。 一方、1時から2時頃に撮った
 NoFilterでは、16カット全部が成功しており、
 写野ずれもない。ただ、前半最後のカットが
 00:41:48 で、後半最初が 01:08:58 である。
 この間にシーイングや風の状態が劇的に良くなった
 記憶はない。
 そもそも、この夜は微風〜弱風程度で好条件であった。
  |
  +−>大きな違いはガイド速度である。
     前半は2秒、後半は0.2秒と大きく
      異なっている。
      しかも、後半は写野ズレが全くない。
       |
       +−>この写野ズレ問題、
          単純にタワミだけの影響では
          無さそうである。

 ガイド星の選択は、飽和しない星を選んでいる。
 シーイングが悪い場合、大抵は2秒〜3秒で平均化
 させるようにしてきた。その方が重心位置が計算しやすい
 だろうと思っていた。しかし、PHD2側は良いとしても、
 撮像側にとってはどうか?
 シーイングで☆が振られていても、
 修正されない時間が長いということである。
  |
  +−>ハッキリと断言はできないが、
      どうもガイド速度は速い方が良さそうである。
      西ズレ問題とも関係アリか?


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宇宙ネコを捕獲できた模様  天体写真(粉銀河マニアックス)

週末の晴天を3日間使い、ひたすらにIR透過画像を撮りました。
後半程シーイングが改善されてきたため、前記事のM109の時が
一番良かったようです。宇宙ネコは風ブレ、シーイングブレとの
戦いの中で使える画像を精査してコンポジットしました。

・フィルター無し 28X300s=140min
・O56フィルター(IR Through) 12X600s=120min

上記2枚を加算し、4時間20分を捻出。
O56フィルターを付けるとシャープな画像になりますが、
フィルター無し画像との加算でやや甘くなっています。

宇宙ネコ捕獲に成功!・・・したと思われ
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嘘か誠か23.63等が確認できる。
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minerさんに教えて頂いた↓コチラの方の画像に合成(400%拡大)
https://www.astrobin.com/182048/?nc=user
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左が上記オーストリアのアマチュアさんの画像(443mmF4.6 Newtonian)
真ん中がハッブル宇宙望遠鏡
右が今回の画像を400%拡大して合成したもの

偶然に、このアマチュアさんとほぼ同じ拡大率、同一写野でしたが、
CCDの解像度が全く足りていません(ノД`)・゜・。
この宇宙ネコ、SDSS画像からも分かるように30"角程しかありません。
つまり、木星よりチッコイわけですよ。
とてもフィールド遠征で狙う対象じゃありませんね。
とは言え、今回の画像にRGBを合成すれば、それなりに見えるかも
しれません。

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撮影日時:2018/04/19-22
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:19、20日は快晴・中風、21日は快晴、微風、結露なし
気温:7℃程度
星空指数:80
シーイング:3/5〜4/5

撮像鏡筒:GINJI-300FN改(30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:Orion StarShootMonoV(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:Kenko O56をドローチューブ内側先端に取付け、IRまで受光
コマコレクター:SkyWatcher ComaCorrector F4

赤道儀:SkyMax改イギリス式_E-ZeusU仕様
極軸合わせ:PHD2のドリフトアラインで実施
ガイド:50mmF4ガイド鏡 + QHY5L-UM+PHD2_Ver,2.6.3

ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.16
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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DSO狙いでは、IRカットフィルターを取った方が良く写ります。
SDSSでも波長ごとに等級が異なりますが、遠方と思われる銀河ほど
u , gで暗くr , iで明るくなっているのが見て取れます。

このM109は、フィルター無しで80分の本気撮り画像です。

16X300s , 80min Total , NoDarkAndFlat
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シーイング4/5、光軸バッチリ、ガイド良好(0.5sec設定)で
満足感の高い画像になっています。

粉銀河が消えてしまうので、StarSharpFilterなどはかけていません。
では、どのくらいまで写っているでしょうか?
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遠方銀河ほどgが暗くなり、23.65等まで写っているようです。
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u=24.67
g=23.65
r=21.81
i=21.16
z=20.53

となっています。
ものすご〜く遠くにある粉銀河ですが、距離が不明です。
SDSSやAladinでイロイロ掘って行けば判るのかなあ?
10億光年以上の彼方であろうことは、なんとなく感じますけどね(^^♪

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撮影日時:2018/04/22
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:快晴・微風・結露なし
気温:7℃程度
星空指数:80
シーイング:4/5

撮像鏡筒:GINJI-300FN改(30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:Orion StarShootMonoV(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:無しでIRまで受光
コマコレクター:SkyWatcher ComaCorrector F4

赤道儀:SkyMax改イギリス式_E-ZeusU仕様
極軸合わせ:PHD2のドリフトアラインで実施
ガイド:50mmF4ガイド鏡 + QHY5L-UM+PHD2_Ver,2.6.3

ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.16
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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モノクロ冷却CCDの2X2ビニングで撮る系外銀河  天体写真(冷却CCD)

快晴+弱風+良シーイング+標高1810m+30.5cmF4+
モノクロ冷却CCD(2X2binning)+NoFilter(IR through)


上記構成にて、
1対象数分程度で系外銀河などをテスト撮影してみました。
全てNoDarkAndFlatです。

M101 , 12X60s , 12min Total (写野ずれ)
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M51 , 4X60s , 4min Total
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NGC5981,NGC5985付近 , 14X60s , 14min Total
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NegativeImage(22等級の系外銀河まで確認できました。)
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M13 , 15X10s + 8X60s , 10min30sec Total
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吹きっ晒しの山の上で、太い鏡筒を安定運用することは無理です。
理想はドームですが、徹底的に風対策を施す必要を感じました。
観測室はスライディングルーフなので腰壁がありますが、
今回はこの状態ですから・・・(ノД`)・゜・。
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車を盾に西風を防ぎ、イギリス式で安定させ、かつ、赤緯体を
一番下まで下げ、フードを取って尚、
風速5m程度で歩留まり半減と言う情けなさ。(5分〜10分露光の場合)
むしろC-14の方が成功率が高いかもしれません。

まあ、

それにしても楽勝な撮影時間です。
この程度なら、一晩でエライ数をこなせますね。
もともと高感度なSony ICX285ALを2X2 binningしていますから、
撮影段階で良く写って来ますし、画像処理も一瞬で完了!
これにRGBをサクッと撮れば、それなりの画像にはなりそうです。
最近はCMOSカメラでの短時間露光に慣れてしまい、1カット20分とか
有り得ない感じです。歩留まり悪すぎますし。

フォトコン目的ではないので、私はこれで良いかなあ〜?
だって楽なんだもん!(^^♪

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撮影日時:2018/04/20
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:快晴、中風、結露なし
気温:7℃程度
星空指数:80
シーイング:3/5〜4/5

撮像鏡筒:GINJI-300FN改(30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:Orion StarShootMonoV(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:無しでIRまで受光
コマコレクター:SkyWatcher ComaCorrector F4

赤道儀:SkyMax改イギリス式_E-ZeusU仕様
極軸合わせ:PHD2のドリフトアラインで実施
ガイド:50mmF4ガイド鏡 + QHY5L-UM+PHD2_Ver,2.6.3

ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.16
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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SkyMax改イギリス式、SkyMaxな地へ  SkyMax改イギリス式

この週末は良く晴れました。
今回は気合を入れて・・・って、毎回必要ですけど(^^♪
1810mの地まで運んで撮影して来ました!
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車載Maxでもあります。
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平積みをやめ、立体的に配置することで+αの荷物も搭載可能と
なりましたが、山の上は吹きさらしで歩留まりが悪かったです。
これを受け、次の一手が決定しました。

今朝の撮影サイト。
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右下の下界は富士見高原です。
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昨晩は快晴、微風、結露なしの好条件でした。
6:30撤収。
お昼前には高速で帰還しました。

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