路上で肩を落としうなだれる覚を見かけた翌日は、富良野にぼたん雪が降ると噂される。
それほど現場に姿を見せぬようになった覚の路上での存在感は、今や皆無だ。
にも関わらず、忘年会シーズン真っ盛りで人の騒がしい食べ放題の焼肉屋には、年老いて煤けた顔をおめおめと覗かせた。
食べ放題の牛タンやハラミを、それが食べ残しの黒焦げでも、なるたけ胃に詰め込んで帰ろうと企んだ。
次代を担うタレント達が一同に集い、彼らと共に円卓を囲んだ覚はいつもの小心癖が出て、へどもどしていた訳だ。
名古屋地区以外の来客はリョウ君、おさむの助が来ていた。名古屋を離れても中央軟派界に親しみを持っていてくれている事が嬉しい。
個性豊かな軟派師集団の間で景気良く立ち回る閃君の人間力は圧巻。
亀仙人のようにぱふぱふ、と呟くしか登場機会のなくなった覚を年末の集まりに呼んでくれた凄腕達に感謝。

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