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「時が熱狂と偏見をやわらげた暁には、また、理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には、そのときこそ正義の女神はそのはかりの均衡を保ちながら、過去の賞罰の多くに、そのところを変えることを要求するであろう」 ラダー・ビノド・パール判事の判決文より。 ランキング支援クリック受付中 ![]() |
日本は反省のない現状を改めるべき 大江健三郎氏、北京で講演 2006/09/10 ノーベル賞受賞者、日本の作家大江健三郎氏は9日、北京で講演した際、日本はまったく反省のない現状を改めるべきだ、中日関係正常化の前提は日本国民がかつての戦争行為を深く反省することだと述べた。 9月9日、70歳を過ぎた大江健三郎氏は5回目の訪中をした。そしてこの日の午前、中国社会科学院に招かれて講演した。少年時代に中国の作家魯迅の作品から大きな影響と啓発を受けたことから、特に魯迅が言った「絶望に始まる希望」を講演のテーマにした。 6年前、大江氏は中国で講演した際、「われわれは未来に向かって、たゆまず贖罪するとともに、そのためにたえず努力しなければならず、これこそ中国およびアジア諸国に対する日本人の基本的態度である」と述べていた。 6年後のきょう、氏は記者に、「極端な国家主義が国内で再び高まっており、このため日本の将来を憂慮している」と語った。 今年8月、小泉純一郎首相は再度、靖国神社参拝を強行した。大江氏は、「終戦から61年後、先の戦争と大東亜共栄圏の名を正す活動がまたも始まっていることは否定できない」と語った。 そして、「大部分の日本人がもはやあの不正義の侵略戦争の記憶をもっていない。われわれは強い逆風を受けている」と述べた。 (略) 中国に着いたその時から、大江氏はたえず自分の希望を繰り返している。つまり日本が日本人に傷つけられた中国人と本当に和解できるよう希望している。 「生きているうちにこの希望が実現するのを見ることができないかもしれない、それでもなお期待している」、氏はこう語った。 (北京9月9日発新華社) http://www.china-embassy.or.jp/jpn/xwdt/t271178.htm |
3.「帰るべき朝鮮がない」大江健三郎氏 結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。 このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。 (「わがテレビ体験」大江健三郎、『群像』昭和36年3月号) 朝日歌壇鑑賞会より http://blog.livedoor.jp/asapykadan/archives/50002428.html |

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