2018/5/19  22:27

ひと筋じゃない、寄り道したい  

先日、2か月半ぶりのお休みを取って、
100キロ離れた釧路市まで、とあるライブを観に行きました。
そのミュージシャンのことは好きではあるけれど、CDは一枚しか持ってないし、ファンということではないのです。
だったら、行かなくてもいいのにね。

「孫が生まれるから、どこへも行かない、休まない。」という2か月半でした。
正直、疲労感のことだけ考えると、家でマイペースで仕事をしているほうが疲れない。
でも、そろそろ家や仕事から離れる時間がないとね。
だから、そこそこ好きなキッカケであれば、なんでも良かったんです。

ライブは、知ってる曲は2曲しかなかったし、
前衛ジャズ?みたいな曲も数曲あって、せっかくギターの名手なのに「???」ってなっちゃった。
でも、いいんです。そんなことは。

釧路に出かけて、昼間っから焼肉を食べました。
夜は、酔っ払いのオッサンの大声を聴きながら、蕎麦屋で美味しい蕎麦をいただきました。
隠れ家風のカフェで、苦〜いコーヒーを飲みました。
小さくて可愛らしい本屋さんで店主さんとお話しながら、孫に小さな絵本を買いました。
そして、もう一冊、104才の女性美術家の本に出会いました。
月末の休みに向けて、ジーンズを一本買いました。Tシャツも買いました。

こういう出会いは、出かけなければ起こらないこと。
休日が少なくても、さほど苦痛でもないんだけれど、
「この道ひと筋」とか「休むことなく」なんて、たいして偉いとは思わないです、僕は。

さほどライブで踊ったわけでもないのに
普段の仕事の方が、よほど動いているのに
いつものリズムじゃない動きというのは疲れるもので
せっかく、温泉付きのホテルを予約したのに、湯船に入ったのは10分程度(疲れてヘロヘロになっちゃった)
長湯を楽しむのにも体力が要るんだナ。
ちょっとだけお高いホテルだったのに、温泉を楽しみにしてたのに・・・
だからって、無理して湯あたりしたってしょうがないもんね。
「温泉に、手足を伸ばして入るのを楽しみにしてた」っていう気持ちになれただけでもリフレッシュになる。

翌朝は7時まで寝坊して(いつもなら3時半起床)
朝食が「売り」のホテルだけれど、何度か食べているので、今回は外に出て、近くのカフェへ。
立体駐車場の1階にあるカフェ。観光客には目につかない場所にある。
店内はごく普通だけれど、前回行った時とても居心地が良くて気に入ったんです。
(具体的に「どういうとこが?」と訊かれても、うまく答えられないけれど)

ところが、9時30分開店になってる。
以前は、もっと早くからやってたのにぁな。
なので、いったんホテルに戻って、部屋でボーーッと過ごしてから、再度カフェへ。
(この「ボーーッ」も大事)
フレンチトーストとホットコーヒーのモーニングセットを食べながら、女性美術家の本を読む。
この本との出会いは、今回の休日の「いちばん」でした。
枕元に置いて、心が乱れているときなど、折に触れて読みたいと思う。

104才になって「わたしの言葉なんて無意味です」から始まる。
武勇伝を語りたがり蒸し暑くなる年寄りが多いのに、なんて素敵な女性でしょう。
気づいたら1時間以上が過ぎてた。
こういう時間は、家に居たら作れない。作れるとしても、作るのに苦労するから逆にめんどくさい。
家を離れれば、そういう場所に足さえ向ければ簡単に作れちゃう。
だから、出かけて、仕事や日常を離れることは大事。

しかし
これしきのことで、ずいぶん疲れちゃった。
今日は、朝(朝?)の2時と、正午頃にお産(牛)があって、
たいした労働量ではないんだけれど、リズムが狂っちゃって、グッタリ疲れちゃった。
こんなんで、月末のスカパラは大丈夫なのか?

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2018/5/4  9:13

エゾシカのツノ  

男♂同士で突き合わせて喧嘩したところで、

振りかざして虚勢を張ったところで、

女♀の前で気取ったところで、

春になって ほっこり暖かくなれば、ポロリと落ちるものなのよ。

てなことを言ってみた 58才春


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2018/5/2  21:08

春の妖精  

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ようやく緑色になってきた牧草地

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トラクターで、いちばん奥まで行って、向こうの湿地へ降りていくと

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おぉ・・・根っこごと倒れている

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エゾシカのフンがあったりして。
ヒグマのフンじゃないです。
ヒグマじゃないと思う。
ヒグマじゃないよね・・・(怖)
♪黒豆や〜(by 吉永小百合)という形なので、シカです。

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今年も、ミズバショウの季節です。
いちばん最初に、春を伝えてくれます。

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谷地坊主の群れ(ヤチボウズ)

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ヤチボウズの上に咲いている小さな花は

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ネコノメソウだそうです。
なかなか、よいネーミングだね。

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エゾエンゴサク
春、真っ先に、短い間だけ小さな花を咲かせる植物を「スプリング・エフェメラル」と呼びます。

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こっちにも倒木が。
湿地で地盤が軟らかいからなぁ

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このエゾエンゴサクは青っぽいね。

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2018/4/27  21:47

ベッド・イン  

僕の部屋は四畳半
「襖の下張りは」ない ←古いなぁ(野坂昭如は、いっぱい読みました)

もともと、僕の部屋なんてなかったんです。
でも、子供たちが巣立ってから、3つの部屋が空き、そのうちの1階のひと部屋が僕の部屋になりました。
だって、2階の2部屋は階段を上るのが面倒だし、ヒザが痛いし(爺)息が切れるし(弁膜症?)

四畳半なんて、テレビとベッドと、パソコンテーブルとミニテーブル(コーヒーを飲むためのケトルとか置いてある)を置いたらもう パッツンパッツン。
着るものとかは押し入れに入れてるのに、もう なんにも置けない。
シンプルに使いたいから、なんにも置けなくても別にかまわないんだけど
椅子も置けないので、パソコンを操作する時はベッドが椅子替わり。
ドアも壊れて、外しちゃったので、居間とツーツー。
やっと手に入れた部屋なのに「結局、こんなもんか・・・」と思いつつ、もうかなりの年月が経ちました。

パッツンパッツンで、部屋の半分をベッドが占めているので
ほぼヒャッパー(100%)ベッドの上にいます。

映画を観るときも、もちろんベッドの上。
テレビは足元の方にあるから、掛布団をグルグルに丸めて背中の方に持っていって、それに背中をもたれかかって観てる。
眠たくなったら、それを元に戻して、本来の掛布団にして寝るわけです。

そのベッドも、通販で買った安物で、ギシギシ音が鳴り始めて
知らない人が聞いたら「歯ぎしり?」って勘違いするだろうな。
下が引き出しになっている、いわゆる「チェストタイプ」なんだけど、フレームが歪んできたので引き出せなくなっちゃった。

待てよ?
なぁんだ
買い替えればいいじゃん。
辛抱することないんだし。
寝るところ、大事です。
僕の場合、寝る以外にも大いに利用し倒しているんだし


そんなある日、電動ベッドのCMを見てたら、
「あ・・・介護ベッドにお世話になる日も来るんだなぁ」

待てよ?(再び)
べつに、元気な体だって、背もたれが動くのって、すごく便利。と、ふと気がつきました。
掛布団を丸めて移動しなくてもいい。
眠たくなったら、平らに戻したらいい。

なので、先日、買いました。
電動ベッド
(マットレスも付いて、セールで半額)

なんてラクちんなんだろう。
映画を観るのもラク。
今まで、岩の上に寝てたんじゃないのか?ってくらい、ありがたい柔らかさだし。

今朝、夜明け前の ひんやりとした空気の中に、数羽のウグイスの声が聞こえました。
この春初めて聞いたのに、ちゃんと上手に鳴いてました。
ベッドとかウグイスとか、ちっちゃなことでもモチベーションにしたいものです。
(孫は別格)

2018/4/18  19:59

ふきのとう  

ふきのとうが顔を出していました。

ここに住んでから、約35年回目の春ともなると
ふきのとうが いちばん早く出てくるのはどこか知っています。

この十日間くらい、牛舎で仕事をしながら、窓からその場所を気にしていました。
今日、夕方の搾乳をしていたら、「お?緑色のまぁるいのが見える」と
仕事が全部終わってから行ってみたら、みっつの春の使者。

この冬は、雪が極端に少なかった上に
3月に雨が降ったりして、雪解けは とたも早かったんだけど、
4月に入ってから3回ほど雪が降ったりして、
ふきのとうは、いつもの年より 少し遅かったです。

年々、冬がつらくなってきて、
「オレの部屋は寒い」とか不満を言っちゃうのも、
「ボロ家なんだからしかたない」と割り切れた若い頃とは、体の辛抱が効かなくなってきているんだと思います。
暖房を節約していた若い頃の方が、部屋の中は寒かったはずだしね。

ふきのとうは、最初に訪れる「春」で
無事に冬を越したなぁ って、ほんとにホッとします。
なんだか、手を合わせたくなっちゃうなぁ。

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2018/4/6  20:06

ちょっけん  

高校を卒業してすぐの18才
最初に酪農実習に入った牧場は、稲作地帯にあって、酪農家の件数は僅かでした。
なので、獣医師も、定年退職したお爺ちゃんぐらいしか雇えなかったんだと思います。

獣医さんや授精師の診断方法のひとつに「直腸検査」があります。
略して「直検」(ちょっけん)
肛門から手を突っ込んで、直腸の下にある卵巣や子宮や卵巣の状態や、腸の動きをなどを診るんです。
そのやり方で「妊娠鑑定」もします。子宮の大きさで胎児が居るかどうか判断するんだけど、
授精から40日ほどで判定できるし、僕らは日常的に「妊娠鑑定」をしてもらって、その後の計画を立てます。
とにかく酪農経営にとっては、順調に妊娠・分娩してもらうことが、いっぱいお乳を出す以上に大切で、神経を使うところなんです。

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その「直腸検査」の時に使うのが、直検手袋。
いちばん右にある、長いやつです。
肩まで突っ込むこともあるので、この長さ。
僕も、分娩前の胎児の異常体位などを確認したりするときに使います。
指先で、微妙な触診をするのに、こんなにブカブカではダメなんじゃね?とお思いでしょうが、
厚さは台所で使うラップフィルムくらいの極薄だし、直腸に中では圧迫されるので、これで大丈夫。

さてさて・・・僕が18才の頃です。
そのお爺ちゃん獣医は、この手袋を使わなかったのです。
「感触が・・・」とか言って、生手(なまて)でやってました。
今では、そんな獣医はひとりもいないです。ありえないっす。
汚いとか匂いとか・・・だいいち、大腸菌がワンサカだもんね。

注射器も、一回で使い切りのプラスチック製じゃなくて、ガラス製でした。
今じゃ見かけないような革鞄から出したステンレス製のケースの中に、煮沸消毒された注射器が何本も入ってた。

今じゃ笑い話。
あと30年も経ったら、今の技術も笑い話になるのかな?
「直腸検査」そのものが必要じゃなくなるような技術が一般化しているかもしれないね。



2018/4/1  21:12

いかれたベイビー  

やれやれ、朝の仕事が終わった
と、さっさと家にあがろうとしていた その時
牛のエサの牧草の中で、二羽の雀が・・・激しくイチャついてました。
僕が近づいても気がつかない。
ので、あっさり捕まえちゃいました。

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恋に「夢中」っていうのは怖い?愚か?カワイイ?

吉田拓郎さんが若い頃
レコーディングの途中で、他のミュージシャンーやスタッフに向かって
「あとはやっておいてくれ、オレの気持ちになれば出来る」と言い残して、彼女の元へ行っちゃったそうです。
のちに KinKi Kidsの光一君に「それが、若い子の恋愛ってもんだ」って説教?してました。

スズメは、すぐに逃がしましたよ。
catch and release ←フィッシュマンかよ
もう少し暖かくなれば、巣作りが始まります。

春だね〜〜

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今朝4時の満月です。
4月にはなっちゃったけど「ブルームーン」ってことで、いいんですよね。



2018/3/31  21:41

生手(なまて)  

アカギレや湿疹の、痛みや痒みともお別れです(やれやれ)
薬やクリームをあれこれ試してみたけれど、いちばん効果があったのは最近の「春っぽさ」
春になると、いつのまにか消えていきます。

今ごろになって、「手袋」も試したりして。
肌を水に触れさせないのが いちばんだもんね。
「通販のホームセンター」みたいなサイトを覗いてみると、たくさんの種類の手袋があります。

「手袋」と言っても防寒目的とかじゃなくて
わかりやすく言うと、外科医が履いている薄〜いヤツ。

あ・・・北海道では、「手袋」は「履く」ですから。
逆に、他になんて言うのよ?
「はめる」?「つける」?・・・それってヘンだべ、逆に。

今まで約40年、ずっと生手(なまて)で搾乳をやってました。
おかげで、お湯も多少の熱さなら平気です(手に限る)
とはいえ、天ぷら油の温度を生手で計るなんて荒業は無理だけど。

40年生手だっただけに、手袋を履く(あくまで「履く」)と、どうにも違和感が・・・
手とタオルとの摩擦感とか、微妙な感覚。
あまり柔らかいと、搾乳機(ミルカー)のライナー(乳頭を装着する部分)に手袋が吸い込まれちゃうし。
かといって、固いと、簡単に破れちゃう。

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何種類も試して、右から二番目の青い手袋がいちばん優秀でした。
生手にかなわない部分は、「慣れ」るしかない。
慣れれば、手荒れから一生解放されるもんね。

ところで、
素足のことを、「生足(なまあし」と言うようになったのは、いつ頃からなのかな?
女子高生のスカートが短くなった頃からかな?
僕が高校生の頃は、短くなかったもんなぁ〜(軽く舌打ち)
でも、「生手(なまて)」は、高校を卒業してすぐに働き始めた牧場で使ってたんです。
「あの獣医、まだ生手でやってるぞ」みたいな感じで言ってた。

その話は、またこの次にでも。


桜が、あちこちで満開だね。
こちらは、フキノトウもまだです。
いちばん早く頭を出す所を、毎日気にして見ているんだけどなぁ。



2018/3/22  20:48

初産(ういざん)と初産(しょざん)  

35年前にここに入植して、
これから初産を迎えるという35頭の若い牛たちから牛飼いが始まりました。
初産、初めてお産をする牛、つまり、それまでオッパイを搾られた経験のない牛ばかりでした。
そういう牛は、体も小さく、お産もタイヘンで難産も多かった。
「さあ、これから」というところで、難産の事故で稼いでもらえなくなったりしないように、牛舎で寝泊まりしたことも何度かありました。
それでも、母子ともに駄目にしちゃったことも・・・
もう、こんなことでは「お先真っ暗」ってくらい落ち込んだけれど、
今考えると、牛舎での寝泊まりも、事故も、そんなに深刻に考えなくても良かったんだけど、
逆に、そういう気持ちの時期がなかったら、今の経営や今の自分にはなっていなかったとも思うのです。

さて、無事お産をさせても、そこから始まる戦いがありました。
初めて搾乳機(ミルカー)を装着される牛、初めて搾られる牛は、大騒ぎ大暴れ。
暴れるからって、搾らないわけにはいかないのです。
体重が10倍もあるんだから、本気で暴れられたらかなわんのです。
蹴られないような器具を装着したり、足を縛ったり(なんのプレイよ?)
そのころにヤラレちゃった左手の親指は、今でもちょっと変形したまま。
当時は、腫れあがった親指で、痛みを我慢しながら仕事してたんだろうなぁ。(そこは覚えてないけど)
ヤラレたときに、親指がメリメリメリって音がしたのは覚えてる。

「負けるもんか!コノヤロー」てなもんです(格闘技かよ)

ところがどうです。
この15年くらい、初産の牛に蹴られたことがありません。
性格の悪い牛が いなくなったのです。
生む前に「こいつウルサそうだなぁ・・・」って不安になるような挙動不審の牛も、
搾り始めると、ピクリとも動かず、黙って大人しく搾らせてくれる牛ばかりなのです。

家畜の品種改良とは
「お乳がいっぱい出る」
「長命連産に耐えうる機能的な体型」の他に
「性格が温和」というのもあったんですね。
お乳がいっぱい出ても、危険な性格の牛は、家畜として失格なのですから。
遺伝の力だと思います。

ところで・・・
牛の場合は「初産」を「しょざん」と読みます。
なので
人に向かっても「しょざん」って、うっかり言っちゃったりして(^_^;
「お産」じゃなくて「分娩(ぶんべん)」って言っちゃうし。

さて・・・
我が家に初産から、男の子が生まれました。
「しょざん」ではなく「ういざん」です。
(持っていきかたが強引?)
暴れる牛ではなく、息子のカワイイ嫁です。
母子とも、よく頑張りました。
待ち焦がれていました。
心配だったけれど、安産で・・・ほんとにホッッッッとしました。
ドラえもんみたいにユーモラスで癒し系だった大きなオナカも、すっかり凹みました。

(赤ちゃんて、こんなに ちっちゃかったっけ・・・)
牛舎で戦っていた頃の僕は、三人の子供たちの生まれたての姿をほとんど覚えていないんです。
当時は、産院に行っても「早く帰って仕事しなきゃ」って考えていたし、
ほんと、あの頃はイラついてて余裕がなくて、ゴメンね・・・子供たち。

振り向けば あっという間に時は流れ、僕は「おじいちゃん」になりました。
牛飼いを始めた頃に持っていた夢や目標は、その後、叶わなかったり諦めざるをえなかったりして・・・
でも、ま、いいのです。
今は、本当の目標はこっち(おじいちゃんという立場になること)だったと思えます。

僕の両親は激しい気性で、当然 大きな影響を受けてしまっていました。
中学生の頃からそこに違和感を覚え始めていたんだけれど、
「これではいけないから変えなきゃ」を心に決めたのは、すでに30才近くなってしまっていました。
僕の子供たちは、その欠陥がかなり消えています。
孫には、まぁるい空気感と お母さんからの穏やかなDNAの中み身を置いて、
男だからって、勇ましくなくても戦闘モードでなくてもいいから、
愛情をいっぱい浴びて(とくにお母さんの)平和に穏やかに大らかに育ってほしいです。

僕は1年半前にガンの手術をしました。
幸い 早期発見で命を拾いました。
心が乱れて、迷惑をかけたこともあったけれど、
それはきっと「おじいちゃんの立場で、この子を愛して長生きしなさい。」ということだったのかな・・・と感じています。



2018/3/13  20:23

なんの風?千の風?  

こないだの暴風雨で、若い牛たちの入っている牛舎の屋根の一部が剥がれちゃった。
明り取りのために透明になっている部分。
そこは、鉄板の屋根より耐久性には欠けるんだけど、保険に入っているし、きっちりと直してもらえます。

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入植して間もないころ(ほぼ30年前)に、搾乳牛が入っているメインの牛舎の屋根が吹っ飛んだことがあります。
春の強風で、南側の屋根が「バリバリバリーーッ!」という音を立てて全部めくれ上がって、牛舎の反対側に落ちました。
「一・九分けの」オッサンの髪の毛が片方に吹っ飛ぶ感じに似てます ←例えが強引かも(^_^;
オッサンの髪の毛なら、首を振ってからちょっとナデつければ「ハイ、元通り」ですけどネ ←漫才かよ。

そのとき、ひとりで、コツコツと直してくれたのが父でした。
もともと建設業だったし、年を取ってからマイペースで技を活かせる場が出来て、嬉しかったのかもしれません。
僕が手伝おうとすると、「おまえが手伝うなんて、雨が降るからやめてくれ」なんて言われて、
日々の仕事で目一杯だった僕は、それに甘えて、トンカチの音を聴きながら昼寝をしてたと思う。

僕が子供だった頃の父は見上げるほど大きく、手も節々がゴツゴツしていて威圧感がありました。
家庭より仕事 っていう人で、仕事には真面目でした。

まー、ほんとによく、ボッコボコにブン殴られたな・・・。
その拳でトンカチを握って、屋根の修理をしてくれたわけです。
口には出さなかったけれど、それが「謝罪」だったんだと思います。
悪いことした という父の気持ちは、折に触れて伝わってきました。

(以下、いっぱい書いたけど、僕のblogへのスタンスもあるし、やっぱり胸にしまっておきたいので消しました)

父が、なんの前触れもなく亡くなった時
実家に向かう途中で、腕時計を買いました。
三回忌の時には、老眼鏡を買いました。
自分で買ったものだから形見とは言えないけれど、見るたびに父を思い出します。

もうすぐ七回忌。
タイミングの悪い時期で、納骨堂のある札幌のお寺には行けないです。
家を空けられないんだから、しょうがない。
七回忌はのことは、正直、妹に言われるまで忘れてたから、屋根を壊して思い出させてくれたのかな?
べつに、それだからって反省してないけどね(^_^;
父のことは、日々の暮らしの中で、毎日のように思い出しているので。
亡くなった父より、生きていることで大事なことはあるものです。

でも、七回忌の記念?にも、何か買おうと思っています。
安物のベッドの木製のフレームが大きく歪んで危なっかしくて・・・壊れそうなので、しっかりしたものを買うつもりです。

車もベッドも、もう買い替えるつもりはほとんどないので、僕にとっては「最後の買い物」ってかんじ。
別に深刻な意味ではなく(こないだの人間ドックも「異常なし」だったし)ただ単純に、年齢の計算上「最後かな」ってことになります。
ラストの買い物なりそうな物については、慎重に選んで一生快適に使うつもりです。
そんなこと小さなことでも「これで仕事をガンバロウ」モチベーションに出来ちゃう。
↑オレって いいヤツ ←自分で褒めるしかない。



ざっくりと「3月には2回は来る」と思っている吹雪の、1回分が通り過ぎたと思ってる。
吹「雪」ではなく雨だったおかげで、牧草地の雪が一気に減りました。
牛舎への浸水は厄介だったけど、春の作業が早くなるなら許せるかも。


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