2017/3/28  21:02

The Specials @Zeppなんば大阪  

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

スカパラが去って、ステージ後方の黒幕が取り除かれると、その下からキーボードやドラムセットが現れました。
その背後に「THE SPECIALS」と書かれた大きな幕が、下からスルスルスルと上がると、スマホで撮る人がいっぱい。
スカパラの時は「×」だったけど、スペシャルズの時はフラッシュなしの静止画撮影はOKということは、事前にアナウンスされてました。
この幕以外は、いたってシンプルなステージ。

オープニングは「ゴーストタウン」
ベストアルバムには入ってなかったけど、コレは超有名なので知ってました。
このあと数曲、知らないのが続くんだけど、気持ちいい2トーンのメロディ。
ボーカルの・・・ギター&ボーカルの・・・声も姿も本物だぁ(そりゃそうだけど)
ストリングスの女性の足の長いこと、黒のワンピースのミニスカート。
ブロンドヘアに真っ赤な口紅、まるでテーラー・スウィフトが踊りながらバイオリンを弾いているみたいでセクシー。

クリックすると元のサイズで表示します


ドラムの出す音がキッレキレで、僕の好きなタイプの音です。
ドラムで歌うタイプではなく、一音一音 大小の音がどれも破裂音みたいに、きっちり出してリズムを刻むタイプ。

中盤あたりから、知ってる曲が連続。
どんどん激しくなっていって、まさかの、ダイバー出現。
予想してなかったので、びっくりした〜
でも、セキュリティの動きを見ていると、どこから飛んでくるか判るしね。
僕はいいけど、隣のちっちゃい女子の上とかに落下して来たら大変なので、ちょっと気を使いました。
でも、そうやって楽しんでいる若い人のことは、嫌いじゃないんです。積極的ではないけど、肯定派です。
僕みたいに、オッサンになってからは出来ないことだしね。
ま、溺れないように(怪我しないように、させないように)やってちょうだい。

「Doesn't Make It Alright」
「ナイト・クラブ」
「Dawning Of A New Era」
「Do The Dog 」←スカパラが、初の男子限定ライブでカバーした。

どの曲も、サビはみんなで大合唱

「Gangsters 」
「Concrete Jungle 」
ベーシストのアジテートの手拍子から始まる
スカパンク絶好調

「A Message To You Rudy 」
スカパラがサポートと聞いたとき、北原さんがリコ・ロドリゲスの代役をするのかと期待したんだけどな。
でも、「あ〜あ〜〜あ」の大合唱は気持ち良かったなぁ〜

そして
「モンキーマン」
本家だぁ。
♪アイアイア〜♪
♪イッツオーライ♪

クリックすると元のサイズで表示します

リンゼルの、生「ボーシット!」
セキュリティスタッフにイタズラしてる。お茶目だなぁ。
ひたすら後ろを振り向かないマジメなスタッフ。

「Little Bitch 」
ワン・ツー!!
うぇ〜い・・・声が声が枯れてきたぞ

「Too Much Too Young」
「Enjoy Yourself 」

アンコールで
「Guns Of Navarone 」
待ってました。大満足。
「All The Time In The World」
「You're Wondering Now」


いくつになっても気持ちは、元気で好感持てるRude Boyでいたいなぁ
とくに、ライブ中はそうありたいです。

ジャマイカのスカとヨーロッパのパンクを融合させたこと
まだ、人種差別に露骨な偏見があった時代に、黒人と白人の混合バンド。
初めてのことをするのは、本当に大変なことなんだ。

オリジナルマンバーは三人になっちゃってたけど
そんなThe Specials」を、生で観たんだぜ。
そんな自慢話をさらりと出来る日が来るかな?


クリックすると元のサイズで表示します

2017/3/25  19:45

ザ・スペシャルズ@ZEPPなんば大阪  前座のスカパラ  

数日前まで、こうやって安物のベッドのクタビレたマットレスに横になって、
「大阪に行ったら、なにをしよう」なんて考えていたんだ。

帰って来てまた同じように寝転がりながら「終わっちゃったなぁ」「行って来たんだなぁ」って振り返る。
ひとりで振り返るのは、ちょっと淋しかったりする。
振り返る暇なんてないほどに仕事があって、忙しさでテンションも下がらないままの方が、気分は楽かもしれない。

大阪には、ずっと行ってみたかったんだけど、この15年くらいは、優先順位が他にあった。
今回はうまくザ・スペシャルズのライブがあったりして、タイミングが良かったです。
どうして大阪に行きたかったのか・・・大きな理由はないです。
しいて言うなら、「日本で二番目の大都市だし」とか「関西弁が普通に飛び交う環境ってどんなかな?」・・・くらいのことかな。
そんなお気楽な理由だけで大阪まで行く・・・行けるようになったんだから、これは「幸せ」だと思った方がいいよね?

ベタで、コテコテな「ザ・大阪」を観光して(そのへんは、のちほど書くとして)
最後の目的地が、Zeppなんば大阪。
スマホのナビアプリにも使いこなせて、大阪の地下鉄にも慣れてきたけど、ホテルからZeppまではテクテク歩いていくことにしました。

「歩きスマホはやめましょう」だし「ポケモンGO」をしてるんじゃない・・・ナビを見てるんだよ。
そうやって歩いていたら、Zeppの手前のモデルハウス群の中にいました。
夢のお城のような素敵なおうちが、道の両側に15棟くらいは建ち並んでた。
いろんな人生を背負って、将来を描いて、いろんな人たちがここを訪れているんだろうなぁ。
僕には関係ないけどね。

そこからすぐ、Zeppなんば大阪に到着。

大阪にしては肌寒い夕方だったけど、こちとら道産子でぃ(なんか江戸っ子風)
ロッカーに上着なぞ入れて、半袖一枚になりました(やっぱ、寒いわ)←ひ弱
整理番号400番あたりで中に入ると、けっこうまだスカスカ。
最前列に知ってる顔があったからご挨拶だけしに行ったら「隣、空いてますよ」
ショッパイ整理番号なのに、最前列のほぼ真ん中に難なくin(ラッキーだね)

しかし・・・この数か月、かなりのヘビロテで聴いてはきたものの
二枚組ベストアルバムの20曲くらいしか知らないのに、いいのか?この位置で。
場違いじゃないのか?
遠慮した方がいいんじゃないのか?
失礼じゃないのか?
身の程知らずの恥知らずじゃないのか?
(どーなんだ?そのへん)

と思いながらも、せっかくですから(^_^;

ステージは、どうみてもスカパラの単独セット。
「サポート」ってことだけど「前座」だなって、その時点で だいたい解りました。
よく見ると、後方に黒幕に覆われたモノがあって、その下にスペシャルズのセットが置かれていたのでした。

さて、そうこうしているうちに、「前座」のスカパラ登場
「前座」ですから、さらっと書きましょう(^^)v

根こそぎ盛り上げる鉄板セットリストで、MCもなく攻める攻める
真打を前に、充分過ぎるほど体はあったまりました。
普通、どうです?「われわれ、アメリカをドッカンドカンと盛り上げて帰国したばかりです」とか
「新アルバムが出たばかりです。渾身のデキです、よろしく」とか言いませんか?普通、どうです?
そんなこと、ひとっことも言いません・・・言わないんですよ、全然。
ニューアレンジの曲はやったけど、新曲も、ひとつもやりません。
スペシャルズのファンも知っているような、初聴きでも盛り上がれるような鉄板メニューだけです。

そして最後に
「スペシャルズがいなかったら、存在していなかったバンドはたくさんあると思う。われわれもそのひとつです」
「みんな、スペシャルズを楽しんでね――」って、帰って行く。
40分の前座の全てが、語らずともスペシャルズへのリスペクトが粋に溢れていました。

・・・続く・・・


2017/3/23  20:32

そして、動けなくなった(^_^;  

昨年のクリスマス前に、東京の恵比寿でスカパラを観て以来、ライブとはご無沙汰じゃなかったかな。
いちおう、収獲シーズン前の5月に予定はあるものの、その間になにかないかな。
・・・と思っていた所に、ザ・スペシャルズの来日。

よい機会だし、よいタイミングだし、今まで行ったことのない大阪に行ってみよう。
そう思えるだけでも、贅沢で平和なことなんだなぁ。

昨年の恵比寿の帰り道は、北海道が吹雪で飛行機が欠航。
羽田で足止めになって、空港内のホテルに一泊したんだ。
そんなこと、すっかり忘れていたのに、今回も・・・
伊丹空港から新千歳空港に着いたら、中標津行きは「悪天候のために引き返すこともある」とのアナウンス。

とはいえ、無事着陸が出来て(やれやれ)
駐車場で車の上に積もった雪を払い落として家に向かっていたら
あと5qってところから、まさかの「え?除雪されてない!」
大型車や、四駆のゴツイ車が走ったあとの轍(わだち)があるものの、僕の車は車高が低いし、こういう道が超苦手なんだ。

後輪はギュンギュン回っているものの、
シャーベット状で中途半端に凍った雪が、車のオナカに「ガガガガ」と当たって、ヤな感じ。
愛車のお尻は左右に振れるし、アクセルを吹かしてもスピードメーターは30kmから20kmと下がっていく。

ヒヤヒヤ、ドキドキ、ハラハラ・・・

それでも、なんとか牧場の敷地内へゴールイン。
あと20mくらいで玄関・・・というところで、ついにストップしちゃった。
ま、ここまで来れたらいいか

クリックすると元のサイズで表示します


そこでキャリーバッグをおろして、引きずって(タイヤは、雪で回らない)
牛舎の入り口の前に置いて、牛舎の中を見回りました。
夜遅く帰っても、家の玄関に入るより先に、牛舎を見回るのが牛飼いのサガってもんです。

この車に乗って12年。
思い出を語れば、いっぱいあるけれど、コレが最後の思い出になるのかな。

大阪やザ・スペシャルズの話は、そのうち・・・です



2017/3/17  21:06

僕の車  

こないだ、とあるドラッグストアに行ったんです。
ツルハとか、何軒もあって、その店にはめったに寄ったことがなかったんだけど
駐車場に愛車を入れたら そこに、なんと・・・まったく同じ車が停まってた。

なかなか見かけない車種だし
さらに、同じカラーってことになると、この12年で1度すれ違っただけ っていうくらい珍しい。

わざと、隣にビタッと駐車しちゃいました。
シゲシゲと見ちゃうのも、「車上荒らしか?」って思われて不審者になっちゃうよね。
写真を撮ってやろうかと思ったけど、ますます不審者っぽくなるのでやめて(^_^;
さらっと眺めたら「相模」ナンバーでした。

雪に弱いこの車、冬道に不慣れな相模の人なら、さらに不安だろうなぁ〜
どんな人が乗ってるんだろ??
この店で買い物中だよね。
入り口あたりで、車の方を観察。
40才くらいの冴えない兄ちゃんが乗り込みましたよ。
「おっ?」って反応をしてくれるのかと期待したんだけど、ほとんどノーリアクションでした。

チェッ・・・冷めた人だなぁ。

それにしても・・・こんな偶然ってあるんだなぁ
12年で2度目の遭遇だからね
そして、この愛車とも、あと半月でお別れ という、このタイミングで・・・でした。

若い頃には、乗りたくても乗れなかったスポーツカー
金がなかった上に、すぐに家族が増えちゃったので、ツーシーターとか無理でした。
子供たちが巣立って、ようやく買えた時には45才になってました。
内装も含めて、運転していて楽しい車で、今でも気に入ってるんだけど、
なんせ、車高が低いので(改造はしてません)乗り降りの時に「どっこいしょ」って感じになり、最近富に腰に来るようになっちゃった。

塗装も剥げてきたし、車検が来たら買い替えだな って思っていたけど
去年、手術をした時に、「1年早いけど、退院したら買い替えよう」って決めました。
逆に言うと・・・
退院を機会に、アレれをしようコレもしよう、心を入れ替えよう、ちゃんとしよう・・・とか考えたけれど
そんなのは、退院してから「一瞬」で忘れちゃって、また元の「ハンカクサイ(北海道弁)」人間に戻ってしまい、まぁ、それはそれでいいとして だ
結局「車の買い替えを、1年早めよう」ってことぐらいしか、実行出来ないんだよね。

普通に「平凡」に戻る ってことなのかなぁ。
それが、僕の人生さ(ぶいさいん)

12年で、思い出がいっぱい残ったなぁ・・・
後輩の授精師さんに、超格安で譲ることにしたから、これからも時々会えると思う。
主は変わるけど、これからも気持ち良く走ってほしいな。


2017/3/14  11:39

タンブラー  

僕は、誕生日に長男が贈ってくれた「冷えにくい」というタンブラーにホットコーヒーをいれて飲む。
コーヒーカップではない。

スタイル的には なんか変だけども・・・

昼寝明け
どんなコーヒーより旨い

・・・てなもんさ なことを言ってみた(^ー^)
クリックすると元のサイズで表示します

2017/3/12  20:42

僕に武勇伝は ない(^O^)  

東北大震災から6年目の日。
検査と診察を終え、医者から「異常なし」を伝えられて ひと安心した僕は、病院を出た足でシネコンに向かいました。
「ラ・ラ・ランド」の上映時間までは1時間近くもあったので、エントランスのソファに腰かけて本を読んでいました。
その本の付録の地図は、家にいるときにはとても見づらくて「もしかして?」と、シネコン近くの百均で老眼鏡を買ってみたら
「わぁ・・・はっきり見えるではないか」
度数を1.5〜2.0に上げてみたんだよね。老眼が進んでいただけだったわ。

と?だれかが横に座った。
この広いエントランスで、人も少ないし、座るところもいっぱい空いているというのに
「なんだ?キモチわる・・・」
さらに、腰を寄せてきた。
本から目を離さない僕の、顔を覗き込むようにして声をかけてきた。
「おい」オッサンだ(さらにキモチわる・・・)

知ってる人だった。
6歳くらい年上の、近所の農家。
こんなところで会っちゃうなんて
ずっと下を向いていたのに、よく気がついたなぁ
しかも、この人、映画を観に来たわけじゃなかったらしい。
なんで、そこに来たのか不明・・・今度会ったら、訊いてみよう。

オッサンが二人、真っ赤なソファに並んで座って、小一時間喋った。
彼は、札幌で一週間も遊んだあとの帰り道に寄ったんだそうで、ススキノでの武勇伝を語りました。

還暦を越えて、「オレはモテる」なんて考えてるのなら、それは大きな勘違いってもんです。
男は威張って自慢する。
女は見栄を張って自慢する。
それって、大昔から続く悲しいサガだよね。
でも、彼の場合は憎めなくって、それが「人柄」ってことかもしれないな。
「勘違い」でも、幸せなんだろうな。

彼はもう、1日平均 1時間くらいしか働いていないそうで、
息子夫婦が働いているときには、リフォームを終えた家の中に居て、ほぼ「孫の子守役」だとか
東京の浅草から、川を一本挟んだ足立区で生まれ育った(と、よく言ってた)彼も、裸一貫から酪農を始めた人で
大変な苦労をしてきたこともよく知っている。お互い、いい感じで年を取った ってことかな?


うちの若夫婦も、家を新築します。
二世代住宅じゃありません(僕もそれは希望してません)
今日も、仕事がお休みのヨメさんと、とある新築住宅を見学に行ってます(ので、そのぶん僕は仕事が増える)
僕は、古い住宅に住み続けるわけで、順番的に なんとなく釈然としないなぁ〜〜 って感じだけど
若い二人が、家の設計などで希望やアイデアを出し合って仲良く話しているのを見ていると「ま、それでいいや」って腑に落ちるのです。
素人だし、営業マンにトンチンカンな質問をしているのもまた、カワイイといえばカワイイ。

トイレは、家の中からも外からも出入りしやすい設計にするらしく
なるほど、牛舎で仕事をしているときにもよおしたら、外からでも入りやすいのは便利だ。
「そりゃいいなぁ。オレにも使わせてくれ」
老眼ばかりか、あちこちユルんで来てるから、ありがたい・・・と思ったんだが
「絶対イヤだ」←一蹴かよ。

それもそうだ。
新婚の甘い空間は、たとえトイレであっても同じこと。空気さえ乱されたくないんだろうなぁ
わからんでもない。


道東沖地震以来、隙間風の入る寒い家。
シロアリも棲みついている。
歪んだ床。
落ちそうな天井。
僕の前にここで営農していた農家は、素人大工が建てたような安普請で不細工な家を残して夜逃げ同然に牧場を捨てた。
そんな家に愛着などあるはずもないんだけど、約35年住み続けた。
若夫婦の建てる家には、彼らは特別の愛着を持ち続けるのだと思う。

家も僕の体もガタついてきたけれど、僕は もうちょっと働かなくちゃ。
経営権も経営責任も息子に渡し、牛の頭数や農機具や牛舎などには、家を建てたことによる借金などなんなく返せる生産力がある。
でも、僕が働かなくなると、労働力的に足りなくなってしまう。
ボロ家に住んで、もうしばらくだけ若い夫婦のために働くのも人生さ。

シネコンで観た「ラ・ラ・ランド」にも
仕事の夢を実現させるために、好きな人との未来を犠牲にしてしまう・・・というストーリーがあった。
人生は、うまくいかないことの方が多くて、そんなこと重々わかっていながら そのたびにイライラしたりガッカリしたりするんだなぁ。

アカデミー賞の「バンザーイ・・・なしよ」も、象徴的だよね。

だから、トイレでウ●コくらいさせろってんだ(^O^)(そこか?)


クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

午後6時
東の満月と西の金星が、牛舎を挟んで向かい合わせでした

2017/3/5  11:43

ムッシュの におい  

40数年前、高校受験にギリギリで合格した時
かねてからの両親との約束だった、ステレオを買ってもらいました。
新聞配達のアルバイトで貯めた自分のお金もプラスして、なかなかのグレードのものが運び込まれ、
今どき見かけなくなった大きなスピーカーの家具調ステレオは、僕の部屋の主役になりました。

けど、レコードを買うお金がない。
そこで使わせてもらったのが、母が持っていた「ポイントカード」
森進一の10枚組アルバムを買った時に、一気にスタンプが増えて、逆に使い道のなかったポイントカード。

そのポイントで、生まれて初めて自分で手に入れたレコードが、かまやつひろしの「我が良き友よ」。シングルレコード(ドーナツ盤)でした。
「ムッシュ」っていうニックネームは知っていたけれど、ジャケットにはまだ「かまやつひろし」だったな。

ステレオの匂いってなかったですか?
というより、塩ビ製のレコード盤が温まった時に発する匂いかな?
ムッシュというと、この匂いを思い出すんです。

そういえば、真空管にも独特の匂いがあったような記憶があります。
僕が幼い頃には、真空管ラジオがまだありました。
「音の良さ」とか、マニアックなことは解らないけど、スイッチを入れてから暫くしないと出てこない音や、匂いのことだけは覚えてる。

ムッシュを、生で始めて観たのは3年ほど前。ライジングサン・ロック・フェスティバル。
小さなステージだったから、目の前で観ることが出来ました。
去年も来るはずだったんだけど、体調不良で直前のキャンセル。
ベースがkenken、サックスが田中邦和、たしかドラムは中村達也だったから、とても楽しみにしてたんだけど・・・
元気になったら、また次のチャンスに って、それしか考えてなかったです。

ときどき、何もない所なのに、鼻の奥にツンと匂いを感じることがあります。
「あ・・・懐かしい匂いだ」とか
「あ・・・食べたい匂いだ」とか
でも、なんの匂いなんだか思い出せない。
思い出せないうちに、どんな匂いを感じたのかも忘れちゃう。

あぁ・・・もう、いちいち思い出せないことばかりだ。

匂いって、ちゃんと直接吸い込まないと感じられないものだよね。
彼女の匂いを始めて感じたのは、雨の日の相合傘の中の湿った空気の中だった。
カールした前髪が、湿気ですっかりストレートになっちゃってたけど、それはそれで可愛かった。
クセっ毛の女子は、逆にチリヂリになっちゃうんだよね(匂いの話とは関係ない)

僕にとっては、あのステレオやレコードの匂いがムッシュの匂い。
ご本人からは、実際は どんな匂いがしてたんだろうね。
顔は老け顔だったけれど、若い人に人望があったから、オッサン臭くはなかったんだろうなぁ。

拓郎さんと一緒にツアーを回ったこともあったんだけれど
僕が手に入れたチケットは、拓郎さんの体調不良で、二か所がキャンセルになり、観ることがかないませんでした。

ムッシュみないな愛されるオジサンになりたいけけど・・・
自然体で、そういう人になれたらいいなぁ

2017/2/28  18:32

明日から3月  

少しずつ日が長くなって
まだ夕焼けが残るうちに仕事が終わるようになりました。

外に静かに立っていると、顔にさわさわと当たるのは、南からの風でした。

昨日は新月だったのかな?
すぐに沈んじゃう細い月と、金星もキレイでした。

「月がキレイだよ」
↑と、ひとりごと(^ー^)
クリックすると元のサイズで表示します

2017/2/26  14:43

去年の猛吹雪は3月だったけど  

牛舎の軒先から
ツララをつたって落ちる 屋根からの雪解け水が
小さな春の足音に聞こえる

・・・てなもんさな昼下がり

クリックすると元のサイズで表示します

2017/2/18  21:21

ファンレター???  

先日、大きくて分厚い封筒が届いた。
宛名には当然、僕の名前と、
それよりは小さいものの、ガッツリと主張しているかのような差出人の名前が、裏ではなく僕の名前の横に並ぶように書いてある。

誰?
東京の人。
知らない人だ。

なんだ?ナンだ?

中には、絵本のコピーがたくさん
ご本人が感銘を受けたらしい、30年くらい前の超ベストセラーの本が一冊
ご本人の、若い頃の写真もいっぱい。昔の超有名な酪農家とのツーショットも数枚。

そして、便箋・・・というか、レポート用紙何枚もの「手紙」
これって・・・達筆?
っていうか、悪筆であちこち読めない。
興奮して、ダァァァっと殴り書きしたようにしか見えない。

今年の正月を初め、今まで何度か酪農誌などに出たのを読んだり
とある酪農専門誌の編集者と会った時に僕の話題も出て、なにやら感銘を受けたらしい。

「ファンです」という文字もある。
「ファン」と言うなら、せめて読める字を書いてほしい。

言い忘れたけど、かなり年上の男性。

牧場を始めて35年になる。
入植当時は、物珍しさからマスコミなどの取材も受けたし、目立つようなことやハプニングも何度かあったけど、
35年間のほとんどは大部分は、結果的に平々凡々、淡々と仕事をこなしてきただけ。

若い後輩に
「今まで、いちばん大変だったのは、どんなことですか?」って訊かれたこともあるけれど
「なにもないよ」「思い出せないよ」としか答えられなかった。
瞬間瞬間のどん底もあったと思うけど、「大部分の平凡」にかき消されて上書き消去されちゃったんだと思う。
ドラマチックなシーンを無理して絞り出して披露することもないし、性に合わない。
これからの人生にも、大きなイベントは要らない。
人生の終了にもドラマは要らない。フェイドアウトするのがいい。



どうやら、この男性も、僕のことを大幅に勘違いしているらしい。
無礼とは思うけど、結局、返事も書かない。


「ドキュメント72時間」というNHKの番組をご存知でしょうか?
今、僕にとって、最高の「心の糧」であり、癒しの番組です。
いろんな人がいるんだなぁ
ひたすら生きているんだなぁ
頑張っているんだなぁ
生きれているだけでも幸せって思わなきゃなぁ
そこらへんの普通の人たちのひとりひとりにドラマがあるんだなぁ
映画や小説の題材にもならないけど、誰にも知られないところにも無数のドラマがある。
「オレなんかにカメラ向けたって、なんにもないよ。平凡に生きているだけだよ」という人の暮らしを追うと、ちっとも平凡じゃない日常があったりする。

僕に届いたファンレター?も、結局、ほとんど自分自身の過去や現在ことを書いてきている。
僕のことを全部知っているような気持ちになっちゃってるのかな?
僕を、「同意してもらえる、同じ人種」だと思っているみたい。
熱い人って、手の平返しな態度になることも多いし、めんどくさい。
ミーハーなファンなら、それが冗談でも嬉しいけど、こんな「熱い」「暑苦しい」「蒸し暑い」ファンには、どうしていいか判らない。

20年くらい前かな、吉田拓郎さんが
「吉田拓郎をよくご存知だと勘違いされている ごく一部の人から、長い手紙が届いたりして・・・」
「はっきり言って、蒸し暑いよね」
「べつに、ファンやってくれって頼んだわけじゃないんだから」
「吉田拓郎って名前を、もてあそび過ぎじゃないか?」
・・・とか、行儀の悪いファンに、とうとう怒っちゃったことがあったけれど・・・

ま、僕のファンも、悪気はないんだろうけれど、
平々凡々たる牛飼いの暮らしに届いた熱いメッセージは、僕の日常との間にギャップがあり過ぎて付いて行けないよ。
僕は、そんな立派な人間でもないし、人から注目されるような目新しい技術を使った経営をしてるわけでもないんだよ。

わかる人にだけわかってもらって、くすぐるようにイタズラのように褒めてもらえたなら、粋でいいねぇ。
そういう人となら、「友達」とか「親友」になれるよ。




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ