【一進一退】
4月30日。体重41g。トイレに尿痕、数箇所認めるも、トイレ砂増はなし。
朝、Dフラクションを与えようと抱き上げると、ひどく元気がない。
いつもは、口の周りについたDフラクションを自分で、くちゅくちゅして、
きれいにするが、その気配もなくじっと動こうとしない。
口の周りについた薬もそのままである。
口の周りをティッシュで拭ってやり、胸に抱きかかえる。
体温も低く、いつもは速い鼓動がひどくゆっくりである。時折、キュッキュッと、
ジジくんは、半分眠ったような感じで、呼吸が詰まったような、鳴き声のような
音をたてる。
チーズ、ヨーグルトを与えてみるも食べない。好きなかぼ種ならどうかと与えてみると、
弱々しいながらも、抱えて齧る。

いよいよ逝ってしまうのか…覚悟を決めながらも、
「ジジくん、ダメだよ。まだダメだよ」と、心が叫ぶ。
1時間近くそうしていただろうか。胸の中で、ジジくんがもぞもぞと動き始める。
少し元気が出てきたのだろうか。それならば、少しは自分の足で歩きたかろうと、
床に降ろしてみる。
なんと!最初こそ覚束なかったものの、しっかりと歩き始めたではないか!
その後ケージに戻してやると、野菜を少々食べ、しきりに毛繕いを始める。
だいぶ元気が出てきたように思えたので、そのままケージに戻しておくことにする。
夜。今日も自力で、コメコメポップの壜から脱出する姿を見て、少し安心する。
体温も上昇しているようだ。
廊下も元気に走る。
ケージに戻すと、真っ先に餌箱に向かいそばの実をチョイス。その後、ブロッコリーの
葉っぱを食べる。
一日に、何度ケージを覗いたことだろう。巣箱から覗くジジくんの背中が、
波打つのうつのを確認しては、安堵する一日。
今日30日は、リリーちゃんの月命日。リリーちゃんが、守ってくれたのかもしれない。