【朝】
前夜とほぼ同じ状態で寝ており、ご飯を食べた様子もない。
ミルクを与え-る少し飲む。いつものことながら元気がない。
この日は仕事だった為、薬を投与し出勤。
【夕方〜夜】
夕方5時頃帰宅。すぐにぴぃちゃんを確認する。
多少場所は変わっているものの、今朝出勤した時と、ほとんど変わらない
状態で寝ている。呼吸をしていることを確認し、ひとまず安心する。
前夜からご飯を食べた様子は全くない。
自分で起き上がることが出来ない為か?と、起こしてみるが、僅かに食べる
素振りは見せるものの、結局食べることなく、そのまま餌入りにもたれて
眠ってしまう。
抱き上げてみるとやや体温が低い為ホットカーペットの上にのせてみる。
いつもなら、よろよろと歩き出すのだが、歩くどころか起きようとする
気配もない。
夕べからほとんど食べていない為、急いでミルクを作り与えてみる。
いつもなら口をあけて吸い付くのだが、口を開かない。
せめて舐めることぐらいはと思い、ミルクを口に垂らしてみるが、
空しくこぼれる。
水分補給だけでもと、綿に水を含ませ口元に寄せてみたり、水を垂らして
みたりと色々試みるが、ぴぃちゃんは口を閉じたまま開こうとしない。
いよいよ「その時」が迫っていると半ば覚悟を決め、このままずっと
抱いていようと心に決めた。
自分の胸元にカイロを貼り、手の平にのせたぴぃちゃんが、カイロで温まるように
胸に抱き、それから3時間近くをそのまま過ごした。
腫瘍を抱えてからの、ぴぃちゃんのこれまでの日々を思うと、早く楽にさせて
やりたいと思う気持ちもあった。
でも、いざ「その時」が近づいたと思うと、やはり、もっと生きていてほしいと
願わずにはいられなかった。
「ぴぃちゃん、まだ逝っちゃダメ。ノロちゃんと一緒に2歳を迎えるんでしょ!
まだ逝っちゃダメだよ。」
我が儘な願いと知りつつ、そうぴぃちゃんに言っていいる自分がいた。
ゆっくりとしていた鼓動は、一度生気を取り戻したように早くなり、
持ち直したかとも思われたが、また段々とゆっくり静かになっていった。
かすかに上下にする背中を見ながら、ぴぃちゃんの命を感じていた。
呼吸が辛くなってきたのか、閉じていたぴぃちゃんの口が、僅かに開き、
2度ほど大きく息を吸い込み、そして、静かに呼吸は止まった。
2009年1月19日午後8時27分。
それは、ジジくんの最期にとてもよく似た旅立ちだった。
ぴぃちゃん、本当によく頑張ったね。
大きな腫瘍を抱えて、さぞかし辛かっただろうに、
お母さんは、最後まで我が儘言っちゃってごめんね。
こんなにこんなに頑張ってくれたのにね。
頑張りやさんのぴぃちゃんを、お母さんは誇りに思うよ。
本当に本当にありがとう。

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