2009/6/19

目。  

昨日病院へ行きました。

受付機械の前で、杖をもった女性の後に、
並んだ訳なんですが、中々進みません。

僕の前の連中は、隣の受付機へと、
どんどん移って行き、その女性の真後ろまで来ました。

横から覗いてみると、機械の前で画面を見つめたままです。
少し迷いましたが…

『どうしました?』と声をかけました。

『わからないんです。』と彼女は答ます。

カードを貰い、説明しながら、受付科から、
予約受付をすましてあげましたが、
どうも目がうつろです。

はっ! と、僕はそこで彼女が目が見えてない事に気付きます。

わかる訳がないっ!

何やら、聞きに行った窓口で、
機械の受付をすませてくれと言われたらしい。

って言うか、窓口人、気付けよなっ!

そして、誰か、教えてあげろよなっ!

初めての病院。
初めてのひとりでの通院。

だったらしい。

しかも引越して来たばかりとか。
付き添いの都合がつかなくて、
仕方なくみたいな感じで。

何となく、ほっとけなくて、
僕の治療の合間に、話しかけに行きました。

しかし…
目が見えないというのは不便ですな。

目を閉じて行動するとわかります。

歳の頃は20代前半でしょうか?、
一生暗闇で過ごす事を思うと、
本当につらいなぁと思います。

帰り際彼女が、
『ありがとうございました。』
と、素敵な笑顔を見せてくれた時、

そんなに僕らが思う程、悲観的ではないのだと
言う事を感じさせられました。

強く生きなきゃダメですな…。
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