9月初旬の抽選会より約2ヶ月・・・待ちに待った
秋の市長杯初戦が、春の市長杯の時と同じ桃山台グランド・B面で行われた。
2ヶ月という待機期間中に、阿武山SBCさん主催の親睦大会で
準優勝するなど想像していた以上の調整ができ好調を維持している我々にとって「初戦はまず問題ないであろう」と、確信していた初戦であったのだが…。

ボヤッキーズの後攻で始まったこの試合、
公式戦独特の緊張感の中エースやまちゃんがピッチャーサークルに立った。
エースの緊張を少しでも和らげたかった守備陣であったが、先頭打者の不運な右前安打や懸念されていた
センターまさのタイムリーエラー等が絡み初回に一挙3点を失ってしまい、逆に動揺させてしまう結果となってしまう。

しかしながら、結婚が決まって多忙な親分が参加してくれた事で、ムン様をチーム初のDPで登録する事ができ、
「ボヤッキーズ史上最強打線」と呼ぶに相応しい打撃陣がすぐさま反撃に転じた。
初回のエラーの汚名返上とばかりに、右足に
スライディングサポーターを装備したマサがライト前のヒットで出塁すると、相手の隙をついた2盗塁と試合前に打ち合わせていたぴーさんとのトリックプレーで、なんと無安打でホームまで帰ってきたのである。
その後、ぴーさんが
考えられないような三振を喫してしまうなど、残念ながら初回の攻撃は後続が続かず結局1点止まりであったが、エースを落ち着かせる効果は十分にあった。

2回表のやまちゃんは緊張もほぐれ、いつもの
緩急をつけたナイスピッチングを披露し、三者凡退で相手打線を完全に封じたのであった。
エースの力投により流れを引き寄せたボヤッキーズは、その裏の攻撃で見事なまでに打線が繋がったのである。ムン様の出塁を皮切りに1死満塁のチャンスを作ると、ぴーさん・親分の連続タイムリーでみごと逆転に成功する。
なおもランナーを2人残して、我らが4番どいちゃんに打席が回る…相手ピッチャーが投じた2球目、どいちゃんは
「少しつまり気味やったわ」と話したが、DW-SPRINGならではの
落ち際の打球の伸びによりセンターの頭上を越す3点本塁打となって、一気に相手チームを引き離す。
そしてどいちゃんがホームインした際、ベンチ内で驚喜乱舞する
ムン様の奇声がグランドの響き渡っていた…。

リードを奪ったことでナインは落ち着きを取り戻した。3回表に2点を返されはしたものの、その裏に4点を奪い返し、点差をジリジリと広げていった。4回表のエースのピッチングは速球も決まり阿武山SBC戦を彷彿させるような内容で、この試合2回目の無失点に押さえたのである。
5回表、緊張感の中で力投するエースやまちゃんにも疲労の影が見え始め、ランナーが2、3塁に貯まった場面で、セカンドを守る投手コーチ・ぴーさんが審判に交代を告げた。
自称・ソフトボール界のウエイクフィールドこと鷹ボーラーとみきの出番である。「大量得点差で守護神を登板させたくなかったのだが、チームに勢いをつける為にも、敢えてとみきを投入した」とぴーさんが語るように、追い込まれないと力が発揮できないとみきの性格上、大量点差では普段のピッチングが出来ないのでは無いかと、一分の不安があっての交代だった事は確かであった。
しかし、変わった回は守備の乱れにより3失点したものの、その後はそんな心配を吹き飛ばすような好リリーフ見せ4点のリードを保ったまま、運命の5回裏の攻撃を迎えた。
その5回裏の攻撃…
「あと1点」を追加すればコールド勝ちの場面、どいちゃんを2塁に置いて5番とみきに打席が回る。ここでとみきは、宇津木さん絶賛の
己を犠牲にした「チョコン打法」でレフト前にライナーを飛ばすが、尺谷スターズさんのレフトに地面スレスレでキャッチされてしまった。
ここで、レフト前ヒットだと思って大きく飛び出していたどいちゃんが2塁に帰塁できず、思わぬ形でダブルプレーを喫してしまったのである…このワンプレーが
悪夢の最終回への序章になるとは、この時点では誰も知る由はなかった…。

いよいよ最終回…
あと3人抑えれば6年ぶりに市長杯勝利というプレッシャーは、想像以上に重くナインにのし掛かってきた。 ノーアウト1塁の場面で併殺を狙ったぴーさんがボールが手につかずランナーを残したのを皮切りに、ここ数試合では考えられなかった守備陣の崩壊が始まったのである。
センターまさが、この日2度目の落球…サードやまちゃんやショート坂本さんを襲う不規則なゴロ…そしてレフト親分が飛び込むも弾いてしまったボールが無情にも誰もいないレフト線へと転がってしまうなど、勝利への歯車が完全に狂い始めたのである。
おまけに、こういう時にこそチームを落ち着かせるべき存在のキャプテン
(敢えて名前は伏せます)が、誰も寄せ付けないオーラ
(例:北斗の拳のラオウの闘気のようなもの)をまとって黙々とピッチングを続けるなど、チームとして完全に悪循環に陥ってしまう。
こうしてリードしている我々が追い込まれる状況になり、プレッシャーと憤りの中で相手チームのスコアボードに掲示されていく追加点の数字を、ボヤッキーズの選手はただ呆然と見つめていた…。
幸いにも後攻であった為、某チームで名采配を揮う坂本さんの
[逆転されても攻撃が残っているから頑張っていこう」という明るい言葉で目を覚まし、3点リードを奪われながらも希望を捨てず最終回の攻撃に移ったのであった。
最終回の攻撃はここまでノーヒットという本来の力が出し切れていない宇津木さんが、今までの鬱憤をバットに乗せ思いっきり振り抜くと、打った瞬間それと解る左中間を深々と破る本塁打を放って意地を見せたのである。
その本塁打をサヨナラへの布石にしたかったのであるが、尺谷スターズに追いつく力は残っておらず、残念ながら春期大会に続き初戦で涙を飲むことになったのである。
試合後、まさかの初戦敗退で意気消沈するナインに対して、キャプテンとみきは気丈に振る舞い「また来年もあるし、頑張っていこうや」と一人一人に声を掛けていたが、一番悔しいのはここまでチームの段取りをして引っ張ってきた本人であったであろう
ただし、このとみきの行動は、最近テレビ大阪で放送していたアニメ「キャプテン」で、初代キャプテンの谷口君が
青葉学院戦で敗れた時にナインを励ましていた名場面のパクリであった事は、ほぼ間違いないであろう。
今回の試合でリードしている場面で精神面まで守りに入ったことが、今後の課題として浮き彫りとなった…一発勝負のトーナメント戦では一瞬の心の隙が命取りになることを、敗戦という大きな代償でもって経験したのである。
この貴重な経験を胸に刻んで、我々はまたもう一回り大きくなって2005年・春の市長杯に戻って来る事を誓い、市長杯の熱戦が続く桃山台グランドを後にした。
〜試合後〜
同棲性活を始めたやまちゃん宅で、「残念会」という名の
打ち上げ&新居披露パーティーが、この日出場して頂いた坂本さん・安達さん・宇津木さん&みっちゃん(※どいちゃんじゃないよ)、そして期待の新メンバー政田君も参加して行われた。
もはやボヤッキーズ恒例となった
ムン様の来賓挨拶&乾杯の挨拶で宴は始まり、当初の予定よりも大幅に延長して日が暮れるまで騒ぎ倒す事に…。

宴会途中からは、
三木谷浩史・楽天社長=鳩山由紀夫・元民主党代表=柏木文也(山本耕史)=柏木雅也(福山雅治)=テリーマン(同左)こと宇津木さんの独壇場となり、残念会とは思えないほどの笑いの絶えない時間を過ごしたのであった。
その際に、とみきと坂本さんがお気に入りの扇町の焼鳥屋(播鳥)で「首脳会議」という名の飲み会と、カッツェ&ボヤッキーズの合同結婚式ならぬ合同忘年会の開催が正式に決定されたのである…年末に向け、カッツェ&ボヤッキーズの活動に目が離せなくなったのは間違いない!!

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