北海道を何度も旅し、町の所々に見かける「黄色い消火栓」。 最初に発見したのは確か函館市内でした。何かと思いびっくりしましたが、地元の人にとっては普通の色合いの様で、驚く私に驚いていました。
郷里青森市の消火栓は赤でした。幼い頃から赤い柱が消火栓と思っていた。 また、他の地域でも赤ではなかったでしょうか。
昨年、今年と海を2回渡りましたが、黄色のほかに赤い消火栓も見つけました。 そこで思いつくままネットで検索すると、世界各地色々なカラーリングがあるようで、「赤い」⇒「ポスト」「消防自動車」・・・と云うイメージ連鎖は、固定概念過ぎるようです。
米国には黄色い消防自動車もあるようですし、黄色い消火栓も頷けますね。
検索して吃驚したのは「小樽市」です。
小樽市消防本部のHPです。覗いて見てください。
http://www.city.otaru.hokkaido.jp/shoubou/otarufire14.htm
「赤・青・黄色」の配色をしているとの事です。 小樽市の地形にに影響しているようで、「配水系統」を色分けし合理的な運用をしているようです。これは初めて知りました。 小樽は2度行きましたが、気がつきませんでした。
さて、枕が長すぎました。 先日紹介した消火栓のマンホール、すなわち消火栓は地下に埋設されていると云うことですね。前橋の消火栓は最初から埋設だったのでしょうか・・・。昔は立っていたと私は思いますが如何でしょうか。
街の美観や設置スペースの確保などなどの理由で、今日の姿になったのかと思うのです。
でも、このマンホール型は東北や北海道の降雪地帯では、運用出来ないと思います。 埋まるだけなら掘り起こせましょうが、蓋が凍ってしまい間に合わぬ事態に陥ることでしょう。 人口20万以上の都市の中で、降雪量に関し青森市は世界一なのですが、消火栓は今でも立っていると思います。
昨年の冬に帰青の際に、青森市のメインストリート「新町通り」の歩道で見つけた、新しいデザインの消火栓。何かに似ていませんか? 私は“砲弾”を咄嗟にイメージし、最初は消火栓とは思いませんでした。

因みに冬の時期、昔は消火栓には必ず長めの細い竿が脇に刺さっていまして、その竿の先には赤い旗が付いていました。『消火栓、こごだじゃ、気付けろ』という表示です。 定期的に消防士の皆さんがスコップを片手に地区を巡回し、掘り出していました。 腰の高さの雪から掘り出された赤い消火栓は、好ましく思えたものでした。
さてさて、その青森の上を行く消火栓がこれです。

よぉくご覧ください。
@赤い消火栓です。
A頭のキャップを外し、長い丁字の取っ手が付いています。
B排水口にパイプが付き、上に延長されています。
C場所は、蔵王温泉の山中
そうです。積雪2メーターを超える場所での「改造消火栓」なのです。でもすっかり錆付いていました。キャップも外れたままでした。 中に雨水が入り冬季には凍りつき、水が出ないよね。
2年前の画像ですが、思わず立ちどまり写したものです。
消火栓は、寝ころんで布団を被っているよりは、雨の日も、日照りの日も、雪が降ろうと積もろうと、一人しっかり踏ん張っている「立ち姿」のほうが、逞しく、頼りがいがあると思いますが、如何でしょうかね。