今日は、年に1度の人間ドックの日である。東京まで行かなければならないのに、台風が近づいており、夜も大雨で心配で熟睡できなかった。朝4時半にテレビをつけ、台風情報を得ようとした。しかし、何だかのんびりした話題を流している。大丈夫なのだろうか、と思っていたら、突然、「緊急速報、まもなく地震が来ますので注意してください」との枠で囲んだメッセージが飛び込んできた。「え?全く揺れていないけどいつ来るの?どう気をつけるの?」と思っていたら、ぐらぐらっと揺れはじめた。と同時に、いつもは夕方の音楽と防災情報を流している放送設備が「大地震です。大地震です。」と叫び始めた。見廻すと、落ちてくるものもなさそうなので、何を押さえようか迷った。結局一番大きくゆれているテレビを押さえた。気になっていたガラスの飾棚はびくともしていないので放っておいた。それほど長い時間は揺れず、揺れも大きくなかったのでほっとした。ほどなく、テレビで震源地と各地の震度が報道された。どうも、東京、神奈川など私の住む土地の周りは震度4だったのに、なぜか私の市だけが震度3だったようだ。
今冷静になって考えると、警報が出てから本当に揺れはじめるまでの時間に、ガスを使っていたら止めることができたし、倒れそうな家具から離れることもできた。2階で寝ている家族を起こすこともできた。今朝は、人間ドックのために飲み食いできなかったのでガスは使っていなかったが、通常ならコーヒーを入れているところであった。やはり日ごろから行動をシミュレーションしておくべきだった。
そんなことで、交通が遮断されないまでも列車の遅れが心配だったので、大雨の中を早めに家を出、満員電車で全く座れぬままに東京に出た。
人間ドックの結果はひどいものだった。これまで注意されていたものに加えてさらにいくつかの問題が出てきており、3ヶ月後には再検査をしなければならない。これまで再検査はことごとく無視してきたが、もうできない。61歳なのだから気をつけねば。
これまでであれば、結果を聞いた後には会社に出ていたが、今日は疲労困憊して歩くのがやっとだったので、そのまま帰った。本当は嵐の中を帰るはずだったのに、青空とは皮肉である。

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