消灯  


泥のような毎日に浸かって
ドロドロと重く沈んでいく

積まれた活字が踊っている
高い高い壁になって
脆くわたしを覆っていく
知識に繋がらない淡いものが
ふわりふわりと積もっていく

道を指し示してはくれないのね
証明できないわたしの脳みそ
分かりにくいものは全部全部
無いものと同じなんだ
まとまりきらないこの思いは
足踏みしているこの時間は
すべて無駄になっていく
いつ生かせるか分からない
わたしがいつ死ぬのかすらも分からないのに

空白が積み重なって
わたしは着実に老いていく
ゆっくり内側が腐っていく
正常な判断?正しい行動?
まともにできたことがあっただろうか
床に伏せるだけで終わっていく今日、明日
目新しいものの焼き付く光
眩しくてギラギラしてる
撃ち抜いて焦がすように
周到にわたしの急所を狙っている

朝がきて夜がきて
単調な毎日に気が狂いそうで
爪を立てて掻きむしる
変わらない毎日
動かないわたし
感情を爆発させた先には
一瞬集まる視線だけ
冷ややかな眼球が転がっている
怒るのは疲れるでしょう
相手がどうなってもいいのよ
関心なんてないんだから
100%知ろうなんて思わないで
わたしも何も聞かないからさ、ねえ

くすぶっている
立ち往生をくらっている
この道はどこに続いているの
わたしは何をしたらいい
あと10年したら
本格的にゴミになってしまうね
わたしはもう廃棄物だ
分かっているのに
そこへ向かって進まなきゃいけないなんて
若いうちに消えてしまいたい
何も残さず立ち去ってしまいたい
頭の重みが抜けなくて
まぶたがくっついていく
色んな思いがぶつかりあって
弾けて飛んでいく
内側で燃えている激しい攻防
これが若さなの?
ああ、苦しい
コントロールのきかないものは
何だって邪魔になる
人だって同じでしょう
言うこと聞いてくれるから好きになるんでしょう?

連れ去ってよ、王子様
苦しまずに死んでしまいたいの
クラクラする季節をこえたら
わたしは笑って過ごせるだろうか
辛いのは 苦しいのは
わたしが甘いから

波のような気持ちを掴めない
立て続けにやってくる嫌なこと
人間力C−
生まれてくるのは少し早かったかな

なんだか少し
腐敗臭を感じる
嗅いだことはないけれど
内臓が溶けていく
血液が固まっていく
体温が下がっていく
わたしは わたしは わたしは
走馬灯をみたら
何がでてくるだろう
明るい人優しい人 そんなこと言われるんだろうか
この赤黒い思いは
体と一緒に浄化されるんだろうか
この罪は重い

朝がきてしまう
また少し老いてしまうよ
怖い、怖い怖い怖い怖い
見えないものが追いかけてくる
何かに追い詰められる恐怖
陸地で起きた呼吸困難
掴む場所はほしいな
もういやだな、もういや
0

第二次  


有限なこの世界に 一人
足をつけて立っている
目印にできる物
目標になる人
全部全部燃え尽きた

風に吹かれて
舞い上がる灰をかぶりながら
わたしは少なくなった大事なものたちをカウントする
行くも戻るも出来ず
ここに立っている
薄まるな、わたし
冷静で明晰で熱いものをもっている
もっと もっと 尖れ

がむしゃらに闇雲に
歩き回った結果がこれだ
わたしはこの世界に一人しかいない
すきだからすき
きらいだからきらい
こう思うの それは違うと思うの
言ってるだけ、それだけ

いつだって寂しい
どうにでもなればいいと思ってる
今までが幸せだったから
今日死んでいいと思ってる訳じゃない
これから先も生き続けなきゃいけないことが
苦しくてたまらないから
途中棄権したい
楽しいことが多いよりも
悲しいことが少ない方がいいから

脆く 脆くなって
何かが剥がれ落ちていく
忘れていく 考えなくなる
わたしは
弱くなる 弱くなる
0

(無題)  


閉め切った部屋
朝になるまで
何度息をするだろう
うすくなった酸素に囲まれて
こんなわたしは 酸欠で死ねばいい

不安は真っ黒なカーテンのよう
包まれて苦しい
嫌な暑さ 湿度
じんわりと汗を感じる

何もかもが嫌だ

逃げきれない今
立ち塞がる未来、未来
暗い 怖い 嫌だ
進みたくない
ここにいたいよ
老いたくない
何もしたくないよ
ここで このまま
どうして季節は移ろうの
どうして年は増していくの
どうして どうして
止まってよ、時間
ねえ、もういいよ
ここで ストップ
ストップしてよ
ねえ、ねえ、ねえねえねえ

鼓動が速くなる
それに比例して 眠気が遠のいていく
楽しみを敷き詰めても
毎日は戦えないよ
どうしよう
もうわたしダメなのかな
どこで間違えた?
やり直したい もう嫌だ
悲しい未来しかないよ
あんなことしなければ
あんなこと言わなければ
戻りたい
返して、わたしの未来
もう嫌だ 嫌だ 嫌だ
事件を事故を災害を
これは誰だ
本当のわたしはどこに行ったの
帰ってきてよ
今大変なんだ、助けてよ
違うこんなの
望んでいないよ
もっと もっと もっと
こんなに恵まれているのに
どうして踏み潰してしまうの
根絶やしにしてしまうの
誰かのわたしを操って
人に戻してよ
1歩ずつ離れていく
もうやめてよ
しっかりしてよ
いい加減にしてよ
お願いだから
どうか どうか どうか
神様 仏様 御先祖様
わたしをどうか
強くして 強く強く強く
転がってきたチャンスを生かせるような
真面目で前向きなわたしにどうか、どうか
頑張りたい
負けたくない
口ばかりなんだ
体のどこが他と違っているの?
変な指令ださないで、脳みそ
お願いよ、お願い

わたしは人間だけど
人じゃない
人間的な生活を送りたい
後は全部わたし次第なの
ここぞのときに力を
弱りたくないんだ
腐りたくないんだ
もう嫌だ
こんな生活嫌だ
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

最後のにチャンス
死んでもいいからやれ
死にたいんだろ?
それぐらいやりきれよ
絶対だからな
0




AutoPage最新お知らせ