暗闇の中で  






たった1日 姿が見えないだけで

たった1日 声を聞かないだけで

こんなにも

取り乱すものなのかと 

改めて自分の醜さを知った


傍で笑っている顔が見たい

望むのはそれだけのはずなのに

気づくといつも

それ以上を欲している自分いる


その笑顔を

独り占めにしたいと思う私は

おかしいのでしょうか?


その眩しい笑顔を

他の人には知られたくない

自分だけがそっと知っていたい


その笑顔の先が

他に向いていると

たとえそれが人でも物でも

対象物に嫉妬してしまう

それには何の罪もない

そんなことは分かってる

だけどもう仕方ないんだ


君は僕のこと

どう想っているんだい?

心の内を聴かせてほしい



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フタツトケアウ  







外は野蛮だから 外は危険だから

そんな概念を植えつけられて

部屋に閉じ込められていた

外を知らないある国の王女は

ある日

むこうの世界を知りたいと強く願った


植えつけられた根拠のない概念

王女はそれを自分の目で心で

証明したいと思っていた


見張り番の目を盗み

外へでたはいいけれど

何をすればいいのか

どこへ行けばいいのか

王女には分からなかった


毎日決められた時間を

過ごしていた彼女にとって

外の自由な時間は

苦痛にしか感じられなかった


誰かに教えてもらわなくても

外の人間たちは

自由の時間の過ごし方を知っている

それを苦痛と思うものは少なく

むしろそれを欲し

それの為に生きていると

いってもおかしくなかった


同じ人間でも

ここまで違う価値観を持たせるのかと

時間は恐ろしいものなのかと

王女は独り嘆き そして悲しんだ


誰も声などかけてくれない


風の音が 空気の匂いが

空の青さが 涙の味が

優しく彼女を包んでくれた


外は野蛮だから 外は危険だから

その言葉は本当だった

気づくとそう思っている自分がいて

彼女はまた長い間 部屋に閉じこもった


もしあの時

誰かが声をかけていたのなら

植えつけられていた概念は

彼女の中で変わったのだろうか


時間のとらえ方

1日の進む早さの違い

時間に追われて

自分を見失うくらいなら


君が気にしているその時間を

ぶち壊してみてはどうかな?




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心の迷子  





ある日ふと芽生えた

忘れかけていたあの感情


その感情は

日を増すごとに大きくなって

気がつくと 自分1人じゃ

どうしようもできないくらい

大きく輝いていた


そう思い出すと

止められない自分がいて

どんどん深みにはまっていく

その感じが

いつからか喜びに

いつからか罪悪感に変わって

そんなことあるはずないのに

勝手に期待して

また罪悪感に襲われる


思いを告げた

今の私に君の答えは難しすぎて

理解できそうになかった

白黒はっきりじゃなく

曖昧にするのも悪くない

そう教えてくれたから


関係を崩さないようにしてくれたのは

君の優しさなのか

それとも君の気遣いなのか

もう僕からすればどっちでもいい


どうなることを望んでいたのか

自分でも分からない


ただ欲を言ってもいいのなら

どんなに頑張っても入れない

君のひいた境界線に

ほんの少しでいいから

僕に触れさせてほしい



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