2014/8/26

「永遠の0」について。  知識人の責任

正月あたりだったか、映画「永遠の0」を見た。

なんか気味悪い映画だな、と思った。

知覧でよんだ遺言書や、映画・本の「出口のない海」などとも、また映画「男たちの大和」とも異なると。

特攻というものを選択したナンセンスさ、非道さ、だがその中で死ぬ重さを感じ得ない、というところか。

偶然、下記の文章を発見して、その通りと思った。この感覚がよく説明されていた。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2014/02/post-624.php
おすすめ。


ああ、原作作者は「百田尚樹」氏であり、後にNHKの経営委員になった人なんだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E7%94%B0%E5%B0%9A%E6%A8%B9
安倍首相との共著「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ」2013年12月 ワック・マガジンズ」というのも書いたみたい。

私より一つ年上なのに、生まれる前のわずか10年余り前のつ、戦争の感触を成長過程の中で感じてこなかったのかなあ。大阪出身とのこと、米軍基地とかも近くになかっただろうな。親戚などで戦死者・戦災死者がなければ、防空壕とかももう残っていなかったならば、とんと感じないで成長してきたのかなあ。どうだったんだろう。



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2014/8/25

ロマ(ジプシー)差別  外国・外交

ヨーロッパを旅行すると驚くのがロマ差別。日本では報道されなさすぎ。
一度書こうと思っていたが、まだ書いていなかった。

日本人旅行者にも、「差別はいけないのだが、実際注意しなければならないから」と説明される。話しかけられても一切対応しないこと、花売り、リボン渡し、「英語はしゃべれるか」と聞いてきたりするが対応しないこと、とくどくどと説明される。

実際、パリでだったかな、米国人みたいな旅行者が最初話に応じていて、金銭を求められたようで拒否して、オデコをピン!とされていた。何人かで集い、長いスカートで裾が汚れている。ちょうど日本でのウンチすわり族のような形。

ロマ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9E
アムネスティー
http://www.amnesty.or.jp/human-rights/topic/deport/history_of_roma.html
人種差別撤廃委員会の一般的勧告27 (2000)
ロマに対する差別2000年8月16日第57会期 CERD General recom. 27
http://www.hurights.or.jp/archives/opinion/2000/03/post-2.html

第二次世界大戦ののち、
・ 欧米は、ユダヤ人差別問題については、中東に2000年ぶり?の帰還をさせ、パレスチナの地の一部をイスラエルとし、アラブ社会に問題をおっかぶせている。
・ そのイスラエルは、パレスチナの人々を圧迫しつづけ、占有場所を広げてしまい、更に虐殺的な攻撃を何度もしてきている。(ホロコーストの酷さなぞ言える資格がなくなっていく)
-その参考に下記URL「爆撃下のガザで医師たちが人命救助の合い間にツイートした痛ましい話 翻訳掲載 2014/08/22 0:43 GMT」
http://jp.globalvoicesonline.org/2014/08/22/30948
・ 一方で、欧米にて、「帰る場所」の主張のないロマ差別問題につき、まともな解決ができていないまま。


ひどいもんだ。

 彼らの状況は、ほとんど一人一人の選択ではなく、インド人系の血も入り長く差別され、そうしていくしかない経済社会状況なのかと。そして、犯罪、差別という悪循環。もちろん犯罪をしているのは一部だろうが、そんな悪循環があることは事実。

 単に人種が違うだけならば、アジア人はもとより、戦後きたインド人や、アフリカ人も同じだろう。だが、ヨーロッパで長い歴史を持っているのに、いまだ差別されているという現実。宗教の違いとて、ユダヤ人もアジア人も多くキリスト教徒ではないではないのに、ロマ人こそがあんな差別を受けている。ひどいものだ。

 人種や民族問題ではないけれど日本での部落差別問題のように、経済的な差別をともかくなくしていく、教育差別をなくしていくことにより、社会的な差別も減らしていく方法はとれるはずです。八鹿高校事件など時には行き過ぎがあり、関係者はつらかったけれど、総体としてあの政策は差別是正には役立った。

 日本の企業での就職でも、いつの間にか部落差別、在日朝鮮人の差別が無くなってきた。在日差別などここ30年で無くなってきた、のではないのかな。

 欧米に対し、「自らのつまりは差別政策、社会での差別状況をこうも放置していて、よくも他の人権を言えるもんだ」と強く批判すべきこと。
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タグ: 中国 北朝鮮

2014/8/24

不幸の手紙  カルト・宗教・犯罪

「不幸の手紙」とか「幸福の手紙」とかいうのが、まあ3−40年前が中心かなあったね。

このハガキと同じ文面のハガキを7枚、3日以内に送らないと、あなたに不幸が訪れる。誰々は送らなくて翌月死んだ、とか


で、筋萎縮性難病の救済とかで、アメリカの支援団体が始めたことを契機に、なんか著名人らが直接名前をネット上で、掲げられ、「氷水かぶり、かぶらないなら1万ドル寄付を」と言われている、と。かぶってユーチュブニアップするのだとか。

ひどいもんだ。

同調性の圧力を加えて人を動かす手法、それもあからさまにして「良いこと」と思っているのかも。そして、そのまま報道するメディア。

氷水で心臓麻痺の1つでもあったらどうするつもりだ、と。

不幸の手紙、幸福の手紙とも、その後の友人・知人関係とかをギスギスとさせたものです。
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2014/8/17

慰霊塔、『十七歳の硫黄島』ほか  憲法・社会・官僚・人権

8月盆の頃になると、太平洋戦争のことが、いろいろ放映されますね。映画等もいくつか。

それなりの人が見ているのかな。

日本の戦死者数230万人といわれ、自分の父の兄もその一人。
地元の慰霊塔を見て、その名前があった時には、ああ忘れられていないんだ、生きていたんだと思い、嬉しかった。靖国神社はなんか政治的すぎるし、神社自体に反省の色が見えないし、まして8.15とかは軍人の格好をしたり行進したりする若者もいるからか、行く気はしないが(展示物は一見する価値あり)、地元の慰霊塔には時に行く。

20歳そこそこで、フィリピンの沖合で溺死した模様。最初は「北支」に派兵だったはずだが、輸送船で南方に移動しているときに沈没させら溺死の模様。遺骨もない。白木の箱だったと。
20歳だったんだものなあ。既に死んでいる父に「どんな兄さんだったの」と聞いていなかったのが残念。写真を見れば故祖父、父そして自分にもなんか似ている。

230万人中、戦う中で死んだ人はどのくらいなのだろうか。まともでない太平洋戦争だったとしても(米国らとの間では、「侵略戦争」ではなく「植民地再分割戦争」と評価すべきだろう)、戦う中で死んだならばまだ報われるような気もするが、実は過半数は餓死者だったとのこと、酷い話だ。それから溺死した人なのかな。

勝てる見込みは到底ないのに始めた太平洋戦争、始めた当初に終わり方を考えていない太平洋戦争、補給線を軽視した日本軍、軍人勅諭やら戦陣訓で捕虜となることを戒めた日本軍、まともでないです。映画『大脱走』にある事実もあった連合軍に比較するまでもない。

あれは軍事官僚の無責任体制であり、支配と隷従のカルト現象であり、集団ヒステリーであり、文字通りファシズムだった。実にナンセンスな戦いだった、伯父の死も無駄死にだった、あえて意義づけるならば、後の日本人に戦争は二度とやってはならないと知らしめるために死んだんだ、と考えています。

いかがなものでしょうか。

で、映画『硫黄島からの手紙』やってましたね。ガダルカナルなどのような『餓死』がメインとなる尚更に悲惨かつナンセンスな所での映画は作りにくいのだろう、仕方がない。いつか作られるべきです。
そして、この映画好きなんだけれど、うーん、是非とも『父親たちの星条旗』を先に流してほしいなあ。2部作であり、なんと同じ場面があるのだから。かたや上陸する米軍と、守る側の日本軍、トーチカ?の中と外から。それが兵士の視線で描かれている。空しさ、辛さ、一人一人の兵士が描かれている。

そのうえで、末尾に書いた本『十七歳の硫黄島』を強く推薦します。その重さ。そして、あの星条旗(このブログの下記に写真)と日の丸のこと。
この本の最後のところの言葉、強く私も同意します。今、日本が誇るべきことは、何なのか、と。「自衛隊は前面に出るべき、雄々しくなるべき」なんて、軍事につき気軽に言っている若者はまず読んでほしい。貴方たちの事柄だから。


映画『父親たちの星条旗』-以下ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B6%E8%A6%AA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%98%9F%E6%9D%A1%E6%97%97

映画『硫黄島からの手紙』-以下ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99

書籍『十七歳の硫黄島』
−文春新書 秋草鶴次著-以下、アマゾン紹介
http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%81%E4%B8%83%E6%AD%B3%E3%81%AE%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%A7%8B%E8%8D%89-%E9%B6%B4%E6%AC%A1/dp/4166605445/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1408242676&sr=1-1&keywords=%E5%8D%81%E4%B8%83%E6%AD%B3%E3%81%AE%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%28%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8%29+%5B%E6%96%B0%E6%9B%B8%5D


硫黄島の星条旗
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2014/8/15

8.15−焼夷弾  憲法・社会・官僚・人権

1945.8.15から69年目
今年も、九条かながわの会のビラ配りなどのため、横浜駅西口で下記の「焼夷弾」を展示してきました。まあ、その他でも時に展示しています。説明文は、末尾の通り。ご参考までに。

もう一つのは、高射砲の?弾丸です。正確にわからないなあ。やたら重いです。どちらも中身はもちろん入っていません。

大きさの比較のために、タバコや30p物差しとともに撮影しました。
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M 6 9 焼 夷 弾 ( 実 物 )

B29がE46集束焼夷弾をバラバラと落とします。中にはM69焼夷弾38発があり、散りながら落ちてきます。油脂・ナフサが入っていて、火焔を生じます。1945.5.29の横浜大空襲では約35万発落とされ、1万人近くが死にました。これはその後に支援に行った祖父が拾った実物です。 弁護士 滝本太郎


なお、焼夷弾の威力については、下記ユーチューブでよく分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=zpzQ8cJsQIY
これ昭和13年の、日本の紹介映像みたい。それなのにバケツリレーで「消せ」と言っていた当時の権力者って、何なんだ。
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2014/8/11

例えば兄弟・甥姪が相続人の場合  日常のこと

たとえ配偶者がいても、子か孫がそして親などいない場合、手続き上でも、遺言書がないと困るということ、何回か書いた。
また、若く財産なぞなくとも、事故の損害賠償請求権とか少しの預貯金その他の手続があり得るわけで、ということ、何回か書いた。

例えば、下記のような場合、明治初年生まれ、とか江戸時代生まれの人の戸籍まで必要になってくることが当たり前のようにあるんです。寺の過去帳を要請されたこともある。

A−死んだ人
B、C、D、E−その兄弟姉妹
F、G−Bの子
H−Bの配偶者

この場合、
Aに子か孫がいなければ、Aの親、それもいなければ祖父母が相続人となる。
Aの親や祖父母が全員先に死んでいれば、兄弟姉妹BCDEが相続人となる。

これは、Aに配偶者がいても同じこと。兄弟姉妹に行くのが合わせて4分の1になるだけのこと。

で、Bが先に仮に死んでいれば、その子F、G(甥姪)が株分けのように相続人になる。でFが次いで死んでいれば、その相続人にもあたる必要がある。

また、Bが、Aのたとえ一日後でも死んでいれば、Bの配偶者Hも相続人になる。

その結果、Aがまあ3−40歳代ならば限られた人数だが、Aが7−80歳代だと、実に多くの人数になる。

過去30人ぐらいまでのは何とか解決したが、100人を超えそうな事例で、手続きを進めたいという一相続人にとって費用倒れになること明白で、断りました。

つまり、あの土地のことは、永遠にもう解決しないのだろうなあ。建物があるけれど、法律上の建て替えはできない、土地を担保にも入れられないのだろうな、と思う。いつか時効取得構成とかでできなくはないのだろうけれど、それでも相手方が数百人ということになると。

 そして、兄弟姉妹の確定ですが、「兄弟姉妹」とは、父または母を同じくする人がいるかどうか、ということであり(片方だけ同じ場合は半血兄弟といいます)、つまりは80歳とかで死んだ人の、その親の、生まれた時からの戸籍が必要となる。
 明治時代初期とかまで、簡単にさかのぼらざるを得なくなる。
 それでなくとも、今の6−80歳代は兄弟姉妹が多く、やたら多数になる。だれか一人でも色々主張してきたり、所在不明であったり、外国にいたり、判断能力がない状態であるならば、そうでなくとも厄介がってなんら対応してくれなければ、やたら大変なんです。
 分かってくださるかと。


 まして、昔は、今よりも養子縁組とか実に多いものでして、しかも、子を産んで間もなく離婚していたりと。過去、何があったか、誰も分からずであっても。

 60代ぐらいの人だったかな、裁判所は気づかなかったが、他の法律事務所のベテラン事務員が気づいていてくれて、その親の半血兄弟が見つかったことがあった(気づかなかったら後に登記所で大変だったかと)。
 といっても、親もその半血兄弟も亡くなっていたから、つまり従兄妹が見つかった、ということなんだけれど。ご本人ら喜んでいたという珍しい事案でしたが、大変でした。

 というわけで、配偶者がいようがいまいが、少なくともお子さんのいない方は、どうぞ遺言書を作りましょう
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2014/8/9

睡眠の制限などなど  カルト・宗教・犯罪

カルト現象の本質って、「集団における支配と服従」の問題だと思うんです。
「個人間における支配と服従の問題」は、ドメスティックバイオレンスにてみられる。
「国家における支配の服従の問題」となれば、ファシズムだと。

問題とするのは、どちらもメンバーや周囲の人の人権が侵害されるからだと。

集団の教え内容、また超能力があるかどうかとか、教義とか自体も、本質いかんとは関係がない。もちろん、教義とか、超能力の有り無しとかは、話し合い活動の際には大切なものですし、団体の本質を推測できることもあるのですが。

、伝統的な集団、教えの団体であっても、通例の会社とかであっても、奇妙な具合に「支配と服従」の状態が出来上がってきてしまうと、カルト問題になります。その場合なぞ、「教義」としている文献などあっても、それは問題がない。やっていること、人間関係がおかしくなっているのだと。

うーん、大切なのは、「世間智」を知ること、素朴な疑問を無視しないこと、だろうと。

世間智は、例えば下記。
・やたら人や周囲の人格や能力を非難、否定する人は、怪しいのだと。
・やたら人の人生に口を出す魅力的な人は、怪しいのだと。
・人の「情報」「労働力」「睡眠」や「栄養」を制限する人や団体は、怪しいのだと。
・やたら権威を持ち出したり、時に持ち上げたりする人は怪しいのだ、と。
・自らが上位だとして、やたら責任を追及したり、賞罰を加えるタイミングを探している人や組織はおかしいのだ、と。



**以下、読売新聞2014.8.8の抄本**
福岡県のリサイクルショップを経営  従業員や親族を殺害したとして逮捕された中尾伸也(47)、妻の知佐(45)両被告(いずれも殺人罪で起訴)。  他の従業員にも、仕事のミスなどを理由に日常的に暴力。田園地帯にある店内。  2003年に数か月働いた30歳代の男性  両被告は当時、一日の大半を店で過ごし、5〜6人の若者を雇い  「最初は普通だったけど、だんだん変わっていった」。 店で寝泊まりを命じ、閉店後は説教、アパートの掃除まで。きちんとできなければまた説教。そのうち様々な暴力  特につらかったのが「睡眠制限」。夜中でも勝手に眠ることは許されず、「30分仮眠していい」といった指示に従った。オーバーすると殴られ、「うとうとした」というだけでたばこの火。  「睡眠も十分に与えられず、毎日のように色々言われ、まともな精神状態じゃなかった。あのまま店に残っていたら死んでいたかも」。男性は当時を思い起こし、苦悶の表情
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