2009/5/31

臨検・ノドン・暗殺−チキンレース  外国・外交

臨検・ノドン・暗殺−チキンレース

うーん、北朝鮮とのこと心配です。いったいどうすれば良いのか。
権力者でもないから乱暴であり無責任だろうけれど、率直に書く。

一番の関心は、金正日とかの権力者や軍部権力者が、正常な判断ができる状態なのか、そうい続けられるか、ということです。

ここでいう正常な判断能力とは、「北朝鮮人民の幸福を図ろうとしているか」ではない。そんな発想は金王朝にはとんとない極悪非道の権力である。数十万人入れられているだろう収容所のこと、数百万人がしばしば飢餓に陥っていることなどをみれば、そして自ら一族や周辺は贅沢や好き放題をしていることを率直に知り、絶対的な服従を強いていることを見れば、まともな政府でないことは明らかです。

言い換えれば、オウム真理教と同様であり、カルト国家です。北朝鮮にカルト団体はありません。国家自体がカルト状態だからです。この王朝を早く崩壊させるべきは当然のこと。

ただ、麻原と異なり、それは国家であってそこから逃げるのは極めて困難だから、幹部らとて「信じている振り」をしている人があること、金正日とてその立場になったのは2代目としてであって、それ以前に旧ソ連などで教育を受けてきたことから、一定の期待をしたい。

期待というのは、政治上の判断能力の維持、それも「自らと自らの一族、周辺の者」らがその権力を失わないように、生きながらえるためにはどうすればよいか、という観点での、情勢や彼我の力関係、相手方の出方判断といった判断能力があるのだ、ということです。

北朝鮮政府は、長くチキンレースで、結局は、経済支援を受けるという利益を得てきた。

核兵器も結局は開発を中止せずにすみ、ミサイルも進歩させられた。テポドンも完成にそれなりに近づいた。ノドンはとうに日本など向けて多数配置してありその排除はまだ約束さえさせられていない。核弾頭さえも、時間の問題で完成させられるだろう、という状態となった。

そして、直接に金正日として最も怖かったのは、イラク戦争でのフセインらがどうなるかとか、数年前、中国から北朝鮮に入ったところでの列車爆破ぐらいだと思う。

だから、今回も、6カ国協議なぞ無視して、ミサイル実験、核爆発実験ができた。ミサイル実験をさらに実施しようか、などどいう段階にまで至っている。

調子に乗ってしまっている。世界の殆どの怒りと、「今しかない」という感覚を軽視している。
そんな北朝鮮は、臨検となったとき、ずるく立ち回れるだろうか。放送で述べている通り本当に宣戦布告扱いをしないだろうか。
勿論、本当に宣戦布告扱いをする!と脅かすのが、北朝鮮側の戦略だろう。

だが、日本は、過去、ABCD包囲陣とか、原油輸出禁止により、まさに窮鼠となった。それが直接的には太平洋戦争をはじめた理由だという。
今日、北朝鮮にあって、中国からの援助・輸入さえ著しく減少させられ、幹部らの外国預貯金まで封鎖され、果ては臨検となったとき、まさに宣戦布告として扱うのではなかろうか、と思う。

あるいは、米国政府はそれを狙っている、待っているのだとも感じる。
先制攻撃として、米国がノドン基地、核施設関係を攻撃することはないだろう。オバマ政権として国民に正当性を主張できないこととなってしまうから。
だが、たとえばノドンの日本への一撃−といっても何発もが続いてくるのだろうし、化学兵器はもちろん搭載していよう−があった時、韓国への侵入があったときは、徹底してできるように、次第に準備を整えていくのだろう、と思う。さきのクリントン国務大臣の、日本や韓国が攻撃されれば云々というのは、形上は攻撃を許さないということだが、逆にいえば攻撃があれば直ちに徹底してやる、ということです。

北朝鮮が「挑発だ」という通り、米国は一面で、それを待っているのではなかろうか。丁度、真珠湾攻撃の時のように。

オウムでの麻原の心理は、後に判明したのだが、病気ではなかったものの、1994年頃以降は、誇大妄想のみならず被害妄想も著しく増してきていた。
私は、まず麻原を逮捕してくれっ、と求めていたが出来なかった。それをしていれば地下鉄サリンは止められたが、警察はやはりそうしなかった。

金正日は、正常だろうか。ミサイル・核実験と続けた、今回のチキンレースばかりは北朝鮮側が止めなけれればならないはずだと思うが、分かっていようか。

中国の存在がオウム真理教の時とも、過去の日本とも異なる。その中国は、何をどうすれば良いかよい智慧があるのだろうか。

自衛隊は、ノドンには化学兵器が搭載できようから、まずは全国で直ちに毒ガスの除染対応をできるよう用意してほしいです。万一ではなく、まあ百が一ぐらいの気持ちにて。


爆発物自体としては、命中率が高いものではなく、ある程度の被害はあろうが甘受するほかはなかろう。先制攻撃を、などと日本の有力者が言うなど、防衛でなくなるから矛盾であり挑発でしかない。だが毒ガス対応は準備ができるはずだし、しておくべきこと。

6月2日追加−下記に北朝鮮の化学兵器とその弾頭について証言が出ましたね。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090601090745.asp
3

2009/5/30

映画 『カナリア』  カルト・宗教・犯罪

映画「カナリア」
監督/脚本:塩田明彦 2004年
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4930
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%A2_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

DVDでみました。2004年当時見ていなかった。
いいです、これ。
映画『黄泉がえり』の監督だったんだね。あの映画も、その本とともに素敵でした。

オウム真理教事件に題材をとっているのだが、
カルト問題一般への普遍性があると思う。

エピソードや感覚が、あまりに離れてしまうのではないか、と心配でした。

で、うーん、欠点は
1−最初、児童相談所にほごされて 2カ月程度で他の人は現世に馴染んできたとかは、それは早すぎる、表面的すぎる、と
2−教祖がほとんど描かれていないので、カルトに直接・間接にかかわっていない人は、どうして?と一部理解しにくいかも
3−オウムでも、他のカルト団体でも多くある、実は本質の一つにもあるばかばかしさ、とかそんなエピソードが出てない、変な発明品とか、逃亡方向を占いできめるとかでも一つでも出せば、わかるのだが、
というところぐらい。

映画には、時間制限があるし、以下の素敵なところがあるから了解

1−保護されたカルト団体にいた子どもの心理、そこに親に連れていかれた頃の子どもの心理が良く描かれていた。
私が接触した子どもは、何年も後もの、元子供への改めてのカウンセリングを含めて、10数人どまりだが、この映画で示される感覚−怒り、恐怖、愛着、教義、絶望、愛情、他人との間隔、切迫感−実にその通り、と感じた。

2−細かい場所や人物設定などは異なるけれど、逆さ吊り、お供物のこと、修行させる側の心理、現世の見方、来世の現実感、脱会した後の喪失感など、よく描かれていた、と思う。
私は、その企画があると知り、会報「カナリヤの詩」その他を一式送った。独自に作りますからというようなことだったが、少し参考にしてくれたのかな、よかったです。

3−社会一般に対して、オウムに嵌まった人は、実行犯を含めて普通のむしろ真面目な人で、事件が「良い人が良いことをするつもりで起こされたが故にこそ、尚更に恐ろしいんだ」ということが、分かってもらえると思う。

映画「A」が、
1−一面だけを撮ることにより、オウムの本質を、あえて見えなくさせた、
2−ドキュメンタリーという手法を取って、主人公をオウムから脱会できない立場にさせた無責任なものであること
とは月とスッポンだなぁ、と思う。

この映画、
* 元メンバーや、子どもが見ると、身につまされ、涙も出てきてしまうと思う。
* 親御さんらも見て欲しいです。
* 現役メンバーさんも、今の自分の教団が何だったのか知るために、余計なデータなどといわず、見て欲しいです。
* 他のカルト問題一般とも通有する普遍性を持つように思う。
オススメ
3

2009/5/29

映画・本「となり町戦争」  憲法・社会・官僚・人権

映画「となり町戦争」
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/tonarimachi/
http://www.sakawa-lawoffice.gr.jp/sub5-2-b-07-10tonarimatisensou.htm

これ、2年くらい前の映画です。題名も本になっているのも知っていて、一度見たかった。
馬鹿らしいんだろうけれど、面白いと聞いていたので。

うん。いいです、これ。
本当の戦争時代に生きていた人、まして戦場に行った人にとってみれば、なんじゃこれ、ひどすぎるというかもしれないし、
シンボル操作というか、町それぞれでの旗でもあれば尚良いのになぁ、とは思うが、

若い世代にとってみれば、却って見やすいかも。

タイムスリップして戦争時代へ、というような映画の傑作
「僕たちの戦争」−http://www.tbs.co.jp/program/bokutachino_sensou.html
のあたりには、どうしてもリアルさで負けてしまうかもしれないが
オススメ、です。
0

2009/5/28

陰謀論の一例  日常のこと

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/psy/1243130526/

上記の2ちゃんねるオウムスレを見ていたら、こんなのがあった。
なるほと、うーん、陰謀論は面白い。
100人に2人ぐらいは信じたりするのだろうか。

ちなみに、1.17は山口百恵や私の誕生日。
ついでに金色夜叉の「今月今夜のこの月をお」の日、
そして1と17を足すと18で、3で割れば18であり、
獣の数字666でございます。

***********

284 :神も仏も名無しさん:2009/05/27(水) 02:14:54 ID:nDxYn2Vf
いまぱらぱらと陰謀論ぽいサイトを見ていたんだけど
アメリカと日本でお互いに地震兵器をしかけあったっての
まあ、冗談程度のものだと思うけど

日本にブッシュがきてゲロ吐いたことがあるんだって
それが食事のとき、あっという間に吐いて気を失ったらしいんだけど
毒もられたって解釈する向きがあるそうで
解説者によるとなぜかジャパニーズイルミナティってのがあって
毒殺をはかったと
それが、ブッシュのなんだかを狙って
ノースリッジNorthridge地震1994、1、17てのを起こして
ブッシュが返礼に丁度ぴったり一年後の
1995、1、17に神戸地震を起こしたと
********
1

2009/5/27

Aleph-役員交代  カルト・宗教・犯罪

アレフの役員交代

アレフの広報部ホームーページによれば、
http://info.aleph.to/
役員が交代したのですね。
http://info.aleph.to/aleph/steering-committee.html

上記広報部サイトは、アレフのサイトである下記からは
容易にリンクできない不思議なところです。
http://www.aleph.to/
まあ、過去のことも、役員構成などもあまり知られたくない、というのがアレフなのでしょう。しょもなです。

で、また共同幹事だと、誰が代表者なの ? 
*********
運営委員会 (2009年5月25日現在)
松下孝寿(ヴァジラハーサ師)   共同幹事
田中和利(ダンマサヴァ師)    共同幹事
吉谷明子(インドラーニー師)   副幹事
並木清貴(ソーパーカ師)      副幹事
上田竜也(アヌーパマ師)      委員
松葉裕子(スッカー師)        委員
鈴木一弘(バッタジ師)        委員
*********

除名された野田サイトのコメントによれば、以前の委員から
4人が抜けているとのこと。
たしかに、このブログでも転載した以前の役員から、今回は抜けている。
http://alephnoda.blog85.fc2.com/

利根進一(メッターダッシン師)         
萩原正英(パンニャマジャッティー師)   
杉内伸浩(ビルパ師)              
山田美紗子(ヴィサーカー師)  

この4人の方々、仮に脱会したのならば、かつ「一人オウム」としての脱会でないならば、どうぞご連絡ください。このブログからも名前を消しますから。でもまあ地獄に行きたくない、との話も絡むので急がずに、ボチボチと考えて。

*********
沈みゆく泥船からは、早く逃げるのが正解なのだが。
「最後まで見届ける」とか「毒を食らわば皿まで」と思っていたとしても
それは外から見て、ただの自己満足・エゴでしかないのだがなぁ。
なんの自己犠牲にもなっていないのだから。

それは同時に、被害者を傷付け続けているものだから、言ってます。

1−解散し、
2−松本教祖の妻と未だ脱走していないすべての子らに地方公共団体の力を借りてでも自立してもらい
3−自分として少しは安定したら、支援機構への入金をボチボチと始めるのが

現役メンバーとして、せめてもの罪滅ぼしなのだがなぁ。
1

2009/5/27

麻原弁護団への怒りは  カルト・宗教・犯罪

うーん、先に揚げたアニメなど見直して、
自分が、麻原弁護団−地裁も高裁も−の何について怒っているのかなぁ
と改めて考えたら、

「被告人をバカにしている」ということなんだ、と思った。

被告人につき、刑事訴訟の一つの材料でしかなく、
その心理を当初から理解しようとせず、
刑事裁判の一つの事例というか経験を重ねるというか、
そんな態度。

一人の人間として遇していないではないか、ということ。

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思い出せば、一審が終わって何年の後だったか、判決が確定する前だった。
偶然弁護人の一人と東京の弁護士会館で遭い、突如言われたのが
「私、坂本救出では頑張ったんだ、知ってるでしょ。でも麻原弁護の役目だから、あんな風にしたんだ、分かってね」
なぞとのこと。私は
「ハイハイ、勿論わかってます」
と答えた。
なんとも、同じ弁護士として情けなかった。大変ではあったのだろうが、
弁護士であれば分かり切っていることを弁明みたいに言うとは、
そして、被告人に寄り添おうとしていなかったとは。
*******
4

2009/5/27

青沼さんの「オウム裁判傍笑記」「アニメ」  カルト・宗教・犯罪

http://perfectdeliverance.dtiblog.com/blog-category-2.html

青沼さんという人がいる。上記は、彼が作成した意義あるアニメです。
こういうのも普及し、外国にも出るべきなんだな。

1995年以降のオウム取材で知り合ったのだが、感覚が素敵です。法廷傍聴も多く行き、実は、似顔絵マンガ、セリフ付もいれたものがあった。関係者には重宝され、100通ぐらいあったかな。

それをもととしたアニメが何回か作られた。漫画は、後掲の「オウム裁判傍笑記」
私はアニメビデオを持っているのだが、レンタルとかにはなっていないだろう、と思う。

オウム事件は、あまりにおぞましい事件であると同時に、外から被告人の行動を見れば、実に馬鹿らしい事件でもあります。
水中都市、潜水艦、鉱石堀のための土地買収から始める原爆造り、女装しての逃亡、逃走方向を占いできめる、というのと同じ文脈で、サリンもLSDもあった。

その阿呆らしさが、限度なく人を殺せる教義と結びついて、途方もない悪事をした。その機序を知らないと、「良い人が途方もない極悪非道のことをする」という流れが分からない。

その底知れぬ恐ろしさは、むしろアニメで分かる。
信じがたいことだが、実際にあったこと。
是非是非見て欲しい。

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青ちゃんは下記の本も書いてます。次々と精力的です。
−うーんまだ私も読んでいないのもあるなぁ。
・池袋通り魔との往復書簡 (小学館文庫) ¥ 560
・食料植民地ニッポン 青沼 陽一郎 (単行本 - 2008/3) ¥ 1,575
・裁判員Xの悲劇 最後に裁かれるのは誰か 青沼 陽一郎 (単行本 2009/4/15) 1,575
・帰還せず 残留日本兵 六〇年目の証言 青沼 陽一郎 (単行本 - 2006/7/28)1,785
・中国食品工場の秘密 (小学館文庫) 青沼 陽一郎 (文庫 - 2008/5/8)¥ 500
・オウム裁判傍笑記 (小学館文庫) 青沼 陽一郎 (文庫 - 2007/7)
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