2007/11/30


林秀信さんからバスタオルが届いた。
うん、「病気腎移植問題」のとき、時にテレビに出て発言していた人。
マラソンを走ってもいた。

弁護士で、私とは研修所の同期でともにある程度活動したりした。
素敵な人で、きっといい仕事をしているのだろう、と思う。

宇和島病院の万波医師らの「病気腎移植」問題がありましたが、その移植された患者さんの一人です。

タオルは、「病気腎移植10周年を迎えて」というマラソンの模様も入った素敵なタオルです。

改めて悩む。
移植腎臓はやはり足りない。
10年前、万波医師が林さんにその移植をしてくれたから、林さんは今も生きている。

生きていてくれて嬉しい。とても嬉しい。

林さんへのドナーは尿管下端に癌のできた方で、尿管癌は周辺臓器に転移しやすく腎臓も含めて摘出するのが標準医療だとされているとのこと。だから、その方(もう一つの腎臓で生きているか人工透析になったのだろうが)の腎臓が、林さんに来たのだろう。

うーん、そんな場合はその「病気腎移植」というか、推進側では「修復腎移植」というのだが、認めたくなる。

改めて悩む本日です。もちろん、死体腎の提供がもっともっと格段に増えればいいのだが、なかなかそうなっていない。(それが不思議すぎるが)

自分はもちろん政策決定者ではない。
が、決定者においては医学的知見と世論とを見据えることとなろうから、率直に悩みを書きました。

ともかくも林さん。10年の記念日おめでとうございます。
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2007/11/29

少年事件−審判廷  憲法・社会・官僚・人権

うーん、重大事件の少年審判の審理について、被害者や遺族らの傍聴を認めようとする法律案を、法務大臣が法制審議会に諮問したとのこと。
来年の通常国会に出るのだろうか。

私は、これに関する意見につき、悩みます。

少年事件ももちろん担当しており、大人の事件以上に、被害者が疎外されているなぁと感じることも多くあった。(で、一方で、確定した後に民事裁判で記録取り寄せをすると、少年事件はすべての書面を家庭裁判所に出す形になっているので、すべて取り寄せできたりして、証拠として法廷に出されたものだけが取り寄せられる刑事裁判と異なるのが、実に不思議なんです)

だが、今は、重大事件については、家庭裁判所の後、既に大人並みの刑事裁判にすることも多くなった。逆送というその手続きになれば、つまりは大人と同様、刑事裁判で傍聴できる。

逆走にならない蓋然性があるのは、14歳未満あたりの事件や、精神障害や強度の発達障害や、うーん、交通事故で死亡や重症の場合などだろう。

日弁連は、こういっている。
<1>精神的に未熟な少年が、被害者がそばにいることで委縮し、正しい供述ができなくなる
<2>裁判官が少年に優しく語りかけて更生への意欲を目覚めさせることが困難になる――などを理由に挙げている。

たしかに、あの一般も傍聴できて、広い場所である法廷と、少年審判廷は余りに異なる。国会議員はまずは法廷と審判廷見学をしてもらいたいです。

で、報道によれば
>被害者団体によっては「事件直後に加害者の少年と向き合えば逆に
>被害者が精神的に傷つきかねない」との懸念も表明
なんです。被害者団体によって、意見も違う。

うーん、うーん。でも、決めた。私はこの改正に賛成。理由は、

1−実際、それなりの重大事件なのに自覚が薄い少年、また保護者が相応にあるように思う。大分昔の付添人だが、審判の後に親に怒ったこともあり。死亡ではないが被害者に後遺障害が残った事件だったかな。(これは大変なことなんです。依頼者に審判後に怒れば、つまりは弁護士としての報酬ももらわんでもいいから許せない!としたのだから)。
それらがすべて刑事裁判の方に「逆送」するのでもない以上、被害者に傍聴の機会をを与えるべきだから。

2−自分も少年事件の殺人未遂被害者や、未成年者が起こした交通事故の遺族になったことがあり、やはり少年審判から立ち会いたかったから。後者のときはなんとしても逆送にさせたく、様々な意見書、こちらなりの私的鑑定書出したものです。

自分として一番心配するのは、決して日弁連の言うようなことではなく、
−審判は逮捕後まあ10日ないし20日の勾留後の鑑別所48日ほどの間なので−
少年らのひどさがまだまだ消えなかったりすることで、被害者・遺族らがより傷つくことです。

ただ、傍聴するかどうかは、被害者らのもちろん選択できるところです。大人の刑事事件でも、今は裁判日程を検察庁が知らせているが、被害者らは必ずしも傍聴していない。

傍聴したい被害者・遺族らが傍聴できるようにする、その改正だから。

重要なことには、審判廷は、もっと広くして良いと思う、家事調停の待合室でいつも思うが、家庭裁判所の建物・構造には予算かけなさ過ぎです。
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2007/11/28

ギックリ腰とナントカ委員会  日常のこと

ギックリ腰は、コルセットのお陰か、少しづつよくなっている感じ。
直ったら水泳でもしてみるかなあ。
いろいろあって、なんか疲れている。なんか新しいことを始めないとなぁ。

で、弁護士で50歳とかなると、各所でいろいろナントカ委員とかにもなる。まだまだ世代として弁護士数が少ないし。
オウム事件やカルトをめぐるさまざまな官公庁、政党との交渉のことは、あまりに偶然になった立場でのことだから別として、その他でも実際に色々な政策や意思決定にかかわらざるを得なくなってくる。いいたいこともあったりする。

弁護士会の役員をしていたときは、期の上下関係なく、そんな人事派遣の仕事担当でもあった。悩むものでした。特に、行政は女性弁護士を行政委員の女性枠を充足する為に希望するのだが、前の年に弁護士になったような人でも良い、なんて言う市役所もあって、あの時は怒ったですよ。弁護士を委員にする意味を馬鹿にするな、と思ってね。

で、自分はやはりなんか地べたにベッタリの仕事の方が好きなんだなぁ、また本来、権力的でない立場がすきなんだなぁ、とつくづく思っている次第。でもまあその仕事に就いたときには法の趣旨に則り、正々粛々と進めてます。

大学や研修所の同期、また知り合いには、『偉い』立場の人も少なくなくなってきた。そしてまた、この人こそ『偉い』立場にしたいなぁと思う人もいたりする。そんな時は応援したくなりますです。

そして、そんなようにして色々な政治は動いていくんだなぁ、と実感する。
権力とか特に国家権力とかを、陰謀史観で語ることのナンセンスさも、つくづく感じる日々です。
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2007/11/27

淡水域  日常のこと

淡水域では息が継げない、と昨日書いたところ、知り合いに笑われた。
意外に人が知り合いも見ていたりするものだ。ブログというのは怖い。

(日々のことを細かく書いている方も居られる。
敬服するのだが、そんな恐ろしいいことをできるのは
精神が強いからだろう、と思う。)

で、淡水域云々は、やせている人ならば分かるだろうけれど、例えば、体操をしている選手は実に全く浮力がないのです。テレビで面白い実験をしていたが、実に全く沈んでいくんだもの。

で、35歳前後かなあ、それなりに脂肪もついて、そして海で泳いだ時、
これが浮かぶんだなぁ、息が継げる!背泳ぎもできる。
感動しましたよ、あの時は。

なにせ、高校一年生のとき、女性も見ている25メートルプールでの、体育検定。
2人づつなんだが、なんと、私と「滝澤君」だっかなぁ(「木頭君」に訂正、思い出した)、水泳部の人と一緒。
50メートル検定でして、私はノーブレスで、実に全く、行きは私が勝っていたのです!!だって、クロールで息を継がないから速いのです。

で、ターンの後は、ほとんど溺れるみたいな感じでして。

あの時、行きの歓声が聞こえたものです。
帰りのシラケた感じも感じました。
で、上がったときのパチパチは情けなかったです。

あはっ。
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2007/11/26

ギックリ腰  日常のこと

昨日、実に10年近くぶり、33−4歳頃以降、4度目のギックリ腰をしてしまった。うーん、辛い。
今回は急激に起こったのではなく、重いものをもっていたとき、なんか腰が無理したかな、と思っていたところが次第に痛くなり、12時間後にはおきれなくなるくらい。で、とんと良くならない。
でも、キャンセルできない用事なのでなんとか事務所で書類を作り、裁判所と弁護士会へ。自動車の運転はまあできるから不思議。

横浜で時間が空いたので、自動車のナビで探して(ナビは便利です)、整形外科にこのことで初めていった。針と筋肉注射、それから痛み止めなど。
神経ブロック注射もあるだろうが、あれは危険だから、命にかかわらない病気である以上、やめておくべき。
レントゲンを採ったところ椎間板ヘルニアとまでは行かないが、まあ軟骨が年相応に減っていると。あーあー。
で、腹筋・背筋を強くするように指導された。腹筋は100回でもできるのだが、と言うと、背筋は?といわれた。全くだめなことを言うとバランスが悪すぎると。

うーん、水泳でもするかなぁ。私、淡水域では息が継げないのたが。

まあ、しばしは養生、養生。
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さて、10月2日ブログに書いた、第二東京弁護士会の綱紀委員会の松井弁護士調査期日の公開に関してですが、
11月26日当職到達にて、当日の供述録取書、調査期日議事録が届きました。
速記録では無いから雰囲気が出てないが、まあ一応、了解。
担当職員の方におかれては厄介でしたね、お世話になりました。
綱紀委員会において、最初から連絡をすればそんな手間隙をかけずとも良かったものです。
−当日の傍聴者は記者ばかりみたい。対象弁護士や記者らの要請で公開したのかと思うが、所属会の弁護士や申立人にこそ、連絡するのが筋だと思う。
以上を付言します
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2007/11/25

観劇・映画  日常のこと

23日に「モーツァルト」という劇を見てきた。仕事で45分ほど遅刻してしまったけれど。数ヶ月前には、「レ・ミゼラブル」というのを見てきた。

いずれも子どもらのために行くもので、実は自分はあまり感動しないまま。
舞台装置や、オーケストラ、金をかけた衣装、歌のうまさとかには感動するが、あのやたら高い値段のチケットを、なんとかして取るまでの気持ちが分からない。ストーリーも意外性のないもの。

だが、かなりの人が感動している。不思議なんです、実に。

うーん、なんでかな。
昨年、ブロードウェーで続いてみた2つの何とかいう劇などは、英語だから半分も分からなかったがまだ面白かった。踊りのレベルも実に凄かった。でも値段は日本の半分程度だったと思う。また昔、バリで見た何とかホースというところは(ムーランルージュは急遽の予約が取れなかった)まあ猥褻な筈なんだけれど品がよく踊りのレベルも高く、女性客らも見られるものでこれまた感動した。

うーん、昔よく見ていた「親子劇場」などでの、色々なお話の劇は面白く、その後も、オウム真理教信者だった人が脱会した後に入ってやっていたアングラ劇や、いくつかの学生劇団や、一般公演でも数人での劇とかの方が好き。

こう書くと感動している人に嫌われるのだが、正直に書いてしまった。

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オウム真理教を扱った劇は、NHKでも放映された「ここからは遠い国」だけかな。あれも良かった。映画では、是枝監督の「ディスタンス」、それからこれは見ていないのだが、「カナリア」というくらいかなぁ。

あっ、是枝監督の「ワンダフルライフ」はとても素敵です。ビデオにもなっている。お勧め。

秀逸の映画2つと聞かれたら、黒澤明監督の「生きる」と、この「ワンダフルライフ」と言いたい。

−人は亡くなった時、天国の入口でこう言われます。「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい」その問いかけに死者たちは自分の人生を振り返り、後悔し、思い出に浸る−。この世とあの世の境界を舞台に、ファンタジーとドキュメンタリーの融合した物語が展開されていく。全米200館で公開され、日本のインディペンデント映画としては異例のヒット。 ハリウッド(20世紀FOX)でのリメイクが決定した。−

閑話休題
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2007/11/23

東名高速−大和トンネル  憲法・社会・官僚・人権

憲法九条やまとの会というのがあって、まあ地元なので入っているのですが、
ここはまあ、少なくない「九条の会」が、なんか色を付けて見られてしまっているようなのですが、設立は下記のように、大変気を使っていたものです。

1−大江さんらの「九条の会」のメッセージに賛同するよう求めるのではなく、大和独自のメッセージを作った。
2−其処では海外派兵のための今次の九条改憲である、と指摘して、今次の九条改憲に反対、とした。
3−呼びかけ人を作ると、呼びかける人と呼びかけられる人という感じでなんとも嫌なものですから、作らず、単にメッセージのみとした。
4−西暦ではなく平成を使う、その他の「反動的施策」の指摘は、全体文書には少なくない人が関連を考えていても書かない、など極めて慎重に作られた。
5−名を出して動いている人は、まあ後々も何ら選挙に出ないだろう人にした。

だって、最終的には過半数の人が九条改憲に反対してもらわなければら無いのだから、まさに共闘できる最低限のところだけを抽出したメッセージと運動にしています。

・そんなことから、
・また地元大和市はもともと基地のある市で、
・九条の大切さ−それがあるから自衛隊でとどまっている−を知っている感じで、
・平和都市宣言も実質的に生きていて、戦争語りぺの制度なども市として長くやってきた
・何より、話し合っていけば、一致できるメッセージ内容だから

集会その他での市の後援も得られています。
各所の「九条の会」でも、そのくらいの配慮はして欲しいです。

で、先日、その憲法九条やまとの会で、ウォーキングと各所めぐりをしました。

米海軍・海上自衛隊の基地である厚木基地関連で、いろいろと事故があった。
横浜市緑区の3人死去の事故が著名だが、
昭和39年9月には大和市の館野鉄工所で確か5人死亡、
同じ年4月には、町田市のど真ん中にこれは殆ど垂直に落ちている。エンジンはまだ埋っているとか。

で、東名高速の大和トンネル。渋滞で著名なところ。

意外に知られていないが、あんなところに山なんてない。
その後にできて東名高速を作るに当たって、滑走路さらに館野鉄工所の延長上にあるところが、大和トンネル。

あのトンネルを作った理由は、つまり飛行機が高速道路に墜落したら危ないからできてます。トンネルでなくて被せたもの。
それと同じように、相鉄線にもトンネルが被されています。

まあ、走ってる自動車にとっては、かなり低空となっている地点でもあり、ジェット機が墜落してくると誤解したドライバーが急ブレーキをふんで事故になってもいけないから、そうしているともいえる。

で、ウォーキングでは、その上を歩いた。これは初めて。
公園にさえなっていない。うーん、ジェット機がうるさい場所ではあるとしても、もったいないなぁ、と思いました。
墜落したら危ないこともあるけれど、周辺には多くの民家があるのだからそうはいわず、公園にでもすればいいものを、と思いました。

で、つまり本日言いたいことは
ラジオで、「下り線は大和バス停を頭に」「上り線は綾瀬バス停を頭に」とか「大和トンネルを先頭に」15キロの渋滞などと言っているときは、もともとは厚木基地のせいなんだ、
と知って下さいませ、ということです。
草々
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