2015/12/30

今年最後の忘年会  短歌

今年最後の忘年会は、我が家の一泊忘年会となった。長女、次女、長男とその家族に、10月から近くの老人ホームに住んでいる私の母親も入れて総勢11名での大忘年会である。行き先は所属する健康保険組合の提携先のリゾートホテルである。

琵琶湖大橋の東岸にあるそのホテルは、以前から知ってはいたが実際に利用するのは初めてである。当初は、健保ニュースのチラシに掲載されていたカニ鍋を申し込もうとしたのだが、あいにく希望の日が休館日だったため提携施設になったものである。

仕事納めを済ませたばかりの子供達とは現地集合で、それぞれのマイカーは三々五々に集まった。私が着いたころには大半は既にチェックインして温水プールや風呂に入って我々を待っていた。晩ごはんはそれぞれが好きなものが食べられるよう、海の幸と山の幸のバイキングにした。

思えば今年は琵琶湖との縁が深い。というのは、10月にもある団体の一泊旅行で琵琶湖畔の温泉に行ったからである。その際は琵琶湖博物館や佐川美術館にも立ち寄って平山郁夫館をじっくりと鑑賞したものだ。それが今回は小さな孫たちもいるので、ホテルのプラネタリウムを観賞することにした。もちろん孫たちにとっては初体験なので大喜びをしてくれた。

さらには、日ごろはなかなか時間の合わない息子たちとも、よく飲みよく話すことができた。妻の節子さんも味をしめたようで、来年はもう少し近くの保養所にしよう、などと楽しみにしている様子である。たまにはこういう家族孝行もいいものである。

「年の瀬に家族揃ひて琵琶湖畔 ホテルで過ごす至福の時よ」

「往く年の塵も芥も流し去るための家族の忘年会よ」
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2015/12/27

パソコンを新しくして感じること  短歌

パソコンのOSがVistaのままだったので気になっていたところ、たまたま家電量販店で見たパソコンが気に入って、即座に購入した。ネットや電器店をいくつか見ていくと、価格だけでなく実に色々な選択肢があることを改めて知った。

例えばCPUである。反応や動作が少しでも早いほうがいいので、価格は高くなるが今回は単なるCeleronではなくCeleron-i7という高速プロセッサーを選択した。

自分で設定して立ち上げてみると、確かに早い。Windows8.1もなかなか快適である。Windows10への以降は落ち着いたらやればよい。パソコンの買い替えなんてあと何回もあることではないから、当分はこれで十分である。

古いパソコンからのデータを引き継ぐにはバックアップを取っておくことは知っていたので特大で超高速のUSBメモリーに落とし込んだのだ。これは比較的スムーズに終わった。

年賀状ソフトや会計ソフトも無事にインストールでき、残された問題はOutlookに残されたメールボックスやアドレス帳の内容が移行できるかどうかであったが、これもカスタマーセンターに確認して何とか移行できた。これでようやく古いパソコンを引き取ってもらうことができる。

何ごとでも自分自身でやってみて初めて理解できたり身につくことは多い。特にパソコンの場合は習うより慣れよが当てはまる気がする。今回もそれを痛感すると共に、まだまだやれる、との自信を持った二日間であった。

「習ふより慣れよは古き教へなりパソコン更新まさに実感」

「パソコンの性能年々高まりてそのよさ見ればつい欲しくなり」
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2015/12/25

冬の旅路の余禄  短歌

今日はある団体のシンポジウムに参加するため、東京への日帰りの旅となった。私の場合、往復の新幹線の席は必ずE席を予約することにしている。それは昼間でも直接は日が当たらなくてまぶしくないことと、天気がよければ四季折々の富士山が見えるからである。

さらには、この時期から早春までの冬季には新幹線の車窓から木曽の御岳山が見えることがある。今日も快晴なのでもしかしたらと思いつつも期待はせずに車窓から遠くの景色を眺めていた。

関ヶ原を過ぎて濃尾平野にさしかかったとたんに、何と七合目あたりから上に白い雪をまとった御岳山の冬姿がくっきりと見えるではないか。何度も目を凝らしたが、それは雲ではなく確かに御岳山である。

独峰だから当然だが、周りには何も邪魔者がなくまるで中空に浮かんだように見える姿は、登山のために眺める東側からの姿とはひと味もふた味も違う優美な姿である。

乗り慣れた新幹線の旅にも、たまにはこういう特典があるのは嬉しいかぎりである。来年あたりはまた5回目の御岳山登山を計画したいものである。

「車窓より雪の御岳眺め行く冬の旅路の密かな余禄」

「北方にま白に望む御岳山 恐怖無念も雪に隠して」

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2015/12/22

和歌山が脚光を浴びている  短歌

まだ観れていないが、12月5日に封切りの「海難1890」という映画が静かな評判を呼んでいるようだ。これは日本・トルコ友好125周年を記念して制作された映画である。

これは1980(明治23)年9月にオスマン帝国(現・トルコ)の軍艦エルトゥールル号が和歌山県串本町の沖合の樫野崎東方海上で台風に遭い座礁・遭難して500名以上の犠牲者を出した事件に基づいている。

このときに樫野崎の住民達は、自分たちの食料や衣類すら乏しいにもかかわらず、総出で救助と生存者の介抱にあたった。これにより69名は生還できたが、大半の587名は死亡または行方不明という大惨事となったのである。

このときのことを感謝したトルコの政府や国民は、学校の教科書に載せ授業でもこの美談を紹介し続けているそうだ。そのおかげで、1985(昭和60)年のイラン・イラク戦争の際にフセインによりイランから脱出できなくなった日本人215名がトルコ航空の勇敢な支援活動により無事に帰国できたという恩返しもあった。

トルコは今でも国境を接するロシアとは仲が悪くて衝突しているが、軍艦沈没事故の少し後の日露戦争では憎きロシアを日本が負かしてくれたから一層日本びいきになっているのかもしれない。

ともあれ、この事件を通して培われた両国の友好関係が長く続いているのは好ましいことである。しかもその舞台が我が和歌山県であることはなおさら嬉しいことである。年賀状を書き終えて、早く映画を観たいものだ。

「百年を越へて互ひを認め合ふトルコと日本の友情厚し」

「世の中は先ずギブするが順なりて先にテイクを求めてならじ」
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2015/12/19

「ネーミング」の大切さ  短歌

NHKのBSプレミアムで日曜日の21時からの番組に「刑事フォイル」というのがある。初めは暗いドラマだなあ、と感じていたが、続けて観ているとなかなか引き込まれるものがあるから不思議なものである。

ドラマの舞台は第二次大戦の最中の英国で、主人公は警視正という役職の警察幹部である。妻を亡くしているフォイルは物静かで几帳面、理知的かつ誠実で正直だが、敵を甘く見ることもままある。扱う事件は主に、戦争による不当利得者、ブラックマーケット、殺人にかかわるものなどである。イギリス軍や諜報部の高官らと度々対立することもあるが、フォイル自身は全く気にかけず、正義を追求することに固執する。

戦時中の特殊な社会環境下における正義感の強い主人公の行動にはまっすぐなひと筋の信念が通っていて、見ていて勇気をもらえる印象がある。英語の原題は「Foyle's War」というものだが、その原題には大いにうなづける。「刑事フォイル」という、何の変哲もないし主人公や物語の特徴を少しも表わしていない無味乾燥な題名よりはむしろ原題をそのまま出すか原題の忠実な日本語訳のほうがよかったのではないだろうか。

同じようなことは外国映画についても言えるのだが、原題よりは邦題のほうがよくてヒットしたりその逆があったり、タイトルのつけ方次第で中味を見る前から興味を引いたりそうでなかったりすることはよくある。それはビジネスの世界においても言えることで、商品名や研修名や提案書のタイトルも同じなのではないだろうか。タイトルやネーミングを軽視してはいけないことを痛感した。

「映画では中味見ずともタイトルで興味惹かるることの多きよ」

「ビジネスの成果は中味で測るものされどその名も侮り難し」
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