2014/10/30

どこを向いて仕事をしているのか  短歌

政治とカネの議論がかまびすしい。そのターゲットとなる与党だけでなく野党にも不明朗な事案が出てきたからマスコミ各社は、それっとばかりに書き立てる。

しかし、今の日本はそんな悠長なことをしている場合ではないのではないか。対中国、対韓国、対北朝鮮の外交問題や拉致問題、TPP問題はもちろん、少子化や高齢化対策など喫緊の課題は山と積まれている。

にもかかわらず、国民の目をそういう三面記事的な話題に引き込もうとするマスコミの責任は重い。しかしながら、先般からの朝日新聞騒動にも表われていたように、マスコミはどんな失敗に対しても責任を取ろうとはしない。

戦後の日本をダメにしたのは、マスコミと官僚と教育界だと常々考えているが、最近の報道を見ていて改めてその考を強くした。

要は、マスコミが日本や国民のことを考えず自分のことを考えている証拠だが、そんなことを続けていると、自分のことばかり考えて市場や顧客のことをないがしろにした家電業界が瞬く間に凋落したのと同じ運命を辿るしかない。

「ペンは剣より強し」と言われるが、そのペンが腐っていたり毒入りである場合、それより強くてそれを退治できるのは、何だろうか?天敵はいないのだろうか?どうすればマスコミも真に日本や国民のことを考えるようになるのだろうか?

「人々の幸せ願ふを掲げゐしマスコミ今や見る影もなし」

「人々の興味ばかりを掻き立てて責任取らぬポピュリズムかな」
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2014/10/21

和歌山大学に陽が当たり始めた  短歌

最近はOB会の活動のために和歌山大学へ行く機会が増えた。今日もあるゼミでの演習のお手伝いのため大学まで出かけた。しかしながら今回からは往復もかなり楽になった。というのは、先週末の18日から特急サザンが全便、和歌山大学前駅に停車することになったからである。

これまでは難波から泉佐野まで特急か急行で行き、そこからは普通列車に乗り換えていたので約70分かかっていたのが約50分で済むようになったのである。この20分の差は大きい。何よりも乗り換えの手間が要らないのがありがたい。

特急電車が全便停車することになった背景には、駅前に今春イオンモールがオープンしたことがある。日本の流通業の中でも一番元気なイオンが来たことで周辺地域は大いに活性化したようだ。しかし元気なのは何もイオンだけではない。我が和歌山大学も元気なのである。

経済学部では14年前から飛び級制度もあるエキスパートコースが設定されているし、全学レベルでは自主創造性支援センターが設置され、システム工学部が中心のソーラーカーや人工衛星追尾システムのプロジェクトや、観光学部中心の地域活性化などのプロジェクトは学生の自主的な運営に任されている。

全国の国公立大学で唯一の存在である観光学部には今年から博士課程が設置されたし、その特色をさらに活かすべく全学レベルの観光学研究センターを設置し、海外からも先進的な研究者を招聘するそうである。独立行政法人となった地方国立大学にとって、ユニークな特色づくりは生き残りのための必須の要件である。

その点でこの特急停車は大学にとっては大きな追い風なのである。我々OB会のボランティアによる就活支援活動の効果があったのかどうかは別として、後輩達の就職状況もまずまずのようである。日本の田舎町にある和歌山大学にも、ようやく陽が当たるようになって来たのかもしれない。

「本州の最南端の和歌山は黒潮はさみ世界に臨む」

「温暖な紀州の人は昔より進取の気質合はせもつかな」
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2014/10/4

ハルカスはやはり高かった  短歌

今年の3月7日にグランドオープンした日本一高いビル「あべのハルカス」に行ってきた。既に来場者が100万人を突破したと聞いていたのと、一度くらいは行こうと節子さんが言うので、インターネット予約をして出かけた。

夕景がすばらしいとの噂なので夕刻の入場を予約したのだが、台風の接近の影響か来場者はそんなに多くなくて助かったものの、あいにくの曇り空で遠景はほとんど見えない。生駒山の山頂の明かりさえポツンと一つだけ辛うじて見える程度である。

しかしながら眼下には高さ100mの通天閣やたくさんのビル群がはるか下に見える。ほぼ北側にはたくさんのビル群に囲まれた大阪城も小さく見える。もちろん私の目の高さ以上の建物はない。天気がよければ京都や淡路島まで見えるらしいので残念である。

さすがに高い。見渡せる範囲が広い。気持ちがいい。60階、300mからの眺めはさすがである。山は別として、都会の真ん中でこんな高さから周りを眺めたことはない。

いや正確に言えば、40年前の初めてのアメリカ出張の際に、1973年に建てられたばかりで当時の世界一の高さのシアーズタワー(シカゴ、110階、527m)には登ったことがある。あの時はビルの下方に雲が流れていたのを思い出すが、日本でこの高さは初めての経験である。

視点が変わると見え方が変わるとはよく言われるが、そのことを実感した。高いだけで何の意味があるのかと思っていたが、やはりそれなりの意味はあるのだなあ、一度は登ってみるものだなあと感じた。

「大阪の日本一なるハルカスの真北に低くお城の見へて」

「大阪に日本一なるもの減りてハルカスのみの静かな抵抗」

  茶臼山付近からのあべのハルカス
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  夜景を見る節子さん
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  トイレ前の夜景の反射画像
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