2014/5/22

田んぼに水が引かれる季節  短歌

今朝も愛犬カイ君と散歩していてふと気づいたのだが、近くの小さな田んぼにいつの間にか水が引かれていた。一昨日の朝は気づかなかったので、多分昨日のうちに引かれたのであろう。

今夜、ボランティアの用件で大阪市内から帰宅する途中の別な田んぼにも水が引かれ、おまけにたくさんの蛙がゲロゲロと声を合わせて合唱していた。間もなく田植えが始まるのであろう。

田舎はいいなあ、とつくづく感じる瞬間である。何よりも、そこには季節感が溢れている。

どこかの企業の収益が1億円を超えたとか、どこそこの国でクーデターがあったとかとは無関係に、蛙たちは水の引かれた田んぼに喜びを感じて素直にそれを態度に表しているではないか。

四季の変化が感じられなくなり、夏と冬の二季になりつつあると言われる最近の日本だが、季節の変化を感じることのできる事象がまだまだ残されていることを嬉しく感じた。

「ご近所の田んぼに水の満ちみちて今年も始まる田植への時期か」

「引き水で満たされし田に集ひたる蛙の姿見へぬも騒がし」
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2014/5/18

母校の同窓会の幹事長を引き受けて  短歌

この4月から、母校の同窓会の幹事長を引き受けることになった。私が在籍していた経済学部の同窓会のうち大阪と奈良在住者を対象とする大阪支部であり、6500名くらいの会員を擁する最大の支部の幹事長である。

これまでもこの支部の一員として学生の就活支援のカウンセリングのボランティアはやっていたが、すべての業務を統括する幹事長という役割は初めてのことである。

先日は、私と同じく今年度から就任した支部長や副支部長らと共に三役で大学の学長や4学部の学部長に挨拶に出かけた。経済学部長は以前から面識があったが、他の人と話すのは初めてである。

話してみてわかったのだが、数年前に独立行政法人となった国立大学、特に地方の大学では、旧帝国大学や有名私立大学に負けないよう、他大学との差別化や特長づくりをはじめ生き残りをかけた取り組みに躍起になっている。

この関連で、同窓会に対しても大きな期待が寄せられていることがわかった。大学としては学生の卒業後も含め生涯にわたって支援をすることを標榜しているからである。

同窓会自体も会員の若返り化や各種行事への参加率の向上など、多くの課題を抱えている。やるべきことはたくさんありそうだが、関係者の力をお借りして無事に役割を果たしたいものである。

「同窓の人ら集ひてそれぞれに母校のための役割担ふ」

「青春のとき思ひ出す同窓会そこにゐるのは紅顔の我」


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2014/5/9

不易と流行  短歌

「不易と流行」ということばがある。何があっても変えずに守り抜くのが「不易」、周囲の環境や時代の変化に合わせて変えていくのが「流行」である。何を残して何を変えるのかということが官庁も含むどの分野にも業界にも求められている今こそ、不易と流行の区別の大切な時はこれまでになかったかもしれない。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」ということばを残したのは、「進化論」で知られるチャールズ・ダーウィンである。何が不易で、何が流行なのかをきちんと見分けて変化に適応できなければ待っているのは死滅である。

平成22年度の国勢調査によれば、私の住む奈良県は県外就業率日本一の県で、15歳以上の労働人口の29.9%が県外で就業している。第2位から第5位には僅差で埼玉県、千葉県、神奈川県が続いている。奈良県北部では大阪や京都へ、東部では三重県へ、南西部では和歌山県など隣接の府県に勤務している人が多い。

特に生駒市や奈良市などの県北部の都市部ではその率はもっと高いようで、私の住む生駒市は何と56.2%が県外で就業している。確かに、住んで6年半になるが、数少ない資源である観光の事業にしても他の地域と比べて現状維持をよしとする保守的・排他的で挑戦しない風土や体質を感じることがある。これが現在の経済基盤の弱さを生んでいることは否定できない。

奈良県や奈良県民こそが、「不易と流行」を真剣に考えないと世の中から取り残されて、早晩、進化から取り残された日本のガラパゴスになるのではないかと強く危惧する。

「世の中の変化をしかと見極めて適応せねばガラパゴスかな」

「残すべきものはきちんと残しつつ変へるべきもの果敢に変へよ」
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2014/5/7

ダイエット法あれこれ  短歌

世の中には様々なダイエット法が紹介されている。先日もNHKの人気番組「ためしてガッテン」で「計るだけダイエット」という方法が紹介されていた。これは、毎日2回朝晩に体重測定して記録するだけで体重が減るというものである。この半年で体重が4キロくらい増えたので何とかしようと考えていた私は早速取り組んでみた。

NHKのホームページから「ためしてガッテン」の該当のコーナーに入り、朝晩に体重測定してホームページ上に記録を残していく。体重が増えた時は「言い訳」も記入するようになっているのが面白い。ところが始めてからしばらくは、体重が減るどころか逆に少し増えてしまった。諦めずに続けていたのだが、なかなか思うようには体重は減ってくれない。

1ヵ月近く経って諦めかけていたとき、妻があるアイデアを提供してくれた。それは、牛乳1杯にきな粉とすりごまをそれぞれ小さじ1杯ずつ入れた飲み物を毎日1杯ずつ飲むというものである。藁をもつかむ思いというかダメ元のつもりで始めたところ、何と体重は少しずつ減り始めたのである。

便通がよくなったことに加えて、昨日と一昨日は2日連続で2.5万歩以上歩いたことも奏功したのか1週間で2キロあまり体重が落ちた。おかげで久しぶりに60kg台に戻り、ズボンのベルトも1穴締めることができるようになった。

世の中には様々なダイエット法やサプリメントが溢れているが、それぞれ一長一短があったり、自分には合わないものもある。今回の「きな粉・すりごま・ミルク」はどうやら私には向いているようだ。もうしばらく続けて、遠征登山に耐えうる体重と体力をつくり上げたいものである。

「これまでも幾度試したダイエット続けぬかぎり効果も薄く」

「理屈では効果の高き痩身法わが身に合はねば永続きせず」

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2014/5/4

アウトドアな休日  短歌

今年のゴールデンウィークの後半は好天が続いている。こうなるとどうもじっとはしていられなくなる。以前なら、連休に入る前には親友達から近くの山へのお誘いがあったものだが、どういうわけか最近はそれがない。やむを得ず、他のメンバーを誘ってみた。

昨日は、ある研究会のメンバー達と神戸の六甲山に登ってきた。芦屋川駅から北へ登りロッククライミングのメッカのロックガーデンなどを経由して標高931mの六甲山最高峰に着き頂上広場で昼食、そのあとはさらに北をめざし有馬温泉に下るというコースであった。

関西屈指のハイキングコースは家族連れや若者で溢れ、昼食の場所を探すのに苦労するほどであった。登りはゆっくりと3時間半、降りも1時間半で有馬温泉に至った。下山後の温泉と生ビールの味は格別のご馳走である。今回も神戸牛の串をほうばりながら生ビールを2杯もあけた。

そしてきょうは、我が家の目の前にそびえる生駒山に出かけた。2日連続の山行きになるが、今日のパートナーは旧来からの友人で山にも時々は同行しているので心強い。いつものように近鉄生駒駅で待ち合わせ、宝山寺への表参道の階段を一つひとつ登っていく。商売繁盛で有名な宝山寺に正月に登った際にお参りをしていたところ、今年になって新しくクライアント先が2社見つかったので、その報告とお礼のお参りをする。

ゆっくりとした歩調でも1時間半もあれば山頂に着く。山頂の遊園地はこれまた家族連れで満席状態である。暑さのせいもあるのか、水に飛び込むウォーターシュートのような乗り物が一番人気のようで、行列ができている。それらを見ながら早いめの昼食とする。もちろんここでも缶ビールがお伴である。持参した1本ではもの足りず、友人が売店でもう1本買ってきてくれた。

昼食後は北側の暗(くらがり)峠まで一旦降り、そこからさらに上り下りしながら鳴川峠に至り、奈良側へ降る。雨の後なら真っ黒にぬかるむ土質の道もここ数日の好天のため乾いていて歩きやすい。役の行者が修行したと言われる千光寺を経て東山駅に向かう。ここは生駒駅から5つ目の駅であり、今日は13kmくらい歩いたことになる。

2人は申し合わせたように、駅の手前にある音の花(ねのはな)温泉に向かう。連休の割には空いていてゆったりと山での汗を流すことができた。入浴後はこれまた当然のように施設内のレストランで生ビールとおつまみで締めることになった。心身ともにリフレッシュして帰途に就いた。

いやあ、アウトドアは気持ちがいいものだ。これからの絶好のシーズンは、毎週1回はどこかの山を歩きたいものである。

「快晴の六甲山を友と行く下界の喧騒しばし忘れて」

「新緑の木蔭を行けば真白なる雲の動きも停まりたるごと」
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