2013/12/30

ドラマ「あまちゃん」における音楽の効用  短歌

今年の流行語大賞に「じぇじぇじぇ」が選ばれるなど、今年はNHKの朝ドラ「あまちゃん」が世間の耳目を集めた。東北だけでなく多くの人が元気になれたのではないだろうか。

大ヒットの功労者は脚本家の宮藤官九郎であり主役の能年玲奈だが、そのオープニングテーマの作曲家・大友良英さんの功績も見逃せない。

少し風変わりな音と曲だなあと思っていたが、今日のテレビによればそれもそのはず、あまり一般的でない楽器がふんだんに使われていたようだ。

テーマ曲だけでなく主人公の二人が歌った「潮騒のメロディー」や「地元に帰ろう」も大友さんが作曲に関わっていたそうだから驚いた。

もとより音楽の効用については言うまでもないが、あの風変わりなテーマ曲は聞いているだけで身体が動き出すと言っていた人が多かった。

つまりは元気にさせられたのである。音楽には不思議な力がある。来年も音楽との関わりを大切にしていきたい。

「ことだまの力はまさにすごけれど音楽の力それに勝れり」

「あまちゃんの人気の秘密その中でうまく活かせる音楽さらに」
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2013/12/28

日本の成り立ちをきちんと教育する  短歌

先日は大学時代の友人と研究会の友人との三人で、久しぶりの会食をした。三人はお互い二人ずつがそれぞれに知り合っているという仲であったが、それが三人での会合に発展していたものである。

話しているうちに、話題は次第に日本の成り立ちについてのものになっていった。それはこの国の成り立ちについてきちんと教えられていない同世代の三人にとってはごく自然の成り行きであった。教えられていないからこそこの歳になって無性に知りたくなるのである。

自分の国の成り立ちを知ることはどこの国においても至極当然のことである。現に、世界中のほとんどの国では小さいころから必修で教えている。今や教えていないのは日本くらいだそうである。

自国の成り立ちや歴史すら知らないでどうしてグローバル化が語れようか。ましてや、現存する国の中で一番長く同じ王権が続いているのは日本しかない、と元皇族の竹田恒泰氏が説くこの国でそれをきちんと教えないのは極めて不自然である。

国の創成を語るとき、日本には神話しかないから信憑性に欠けるという指摘もあるようだが、それはどの国にも共通することである。また口伝だけで文書が残されていないから信頼できないという指摘も、まだ文字のなかった時代のことなのだからやむを得ないのである。

道徳教育と同様にこの問題も、敗戦後にアメリカの主導によってそう仕向けられたものだから、歴史教育についても全面的に見直し、きちんと教えるべきであるのは論を待たない。日本の教育の抱える問題と課題は極めて大きくて深い。

「この国の成り立ち伝へる教育を見直さずしてグローバル化なし」

「六十路きて日本の成り立ち知らぬ我 教はらざりしゆゑに知りたし」
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2013/12/25

聖徳太子という人物  短歌

聖徳太子という人物は日本史の中でも不可解というか不可思議な存在である。もっと言えば、最近知ったのだが、今や聖徳太子は実在しなかったという見方が優勢だそうである。

実在されるとする説によれば、彼の若いころの名前は厩戸皇子(うまやどのみこ)である。朝鮮からの使者を迎えるためや、彼らに日本の朝廷の威厳を示すために斑鳩寺を開闢するなど大きな貢献をした。

信貴山の朝護孫子寺にある大きな張り子の虎は、朝廷に刃向かう敵との戦いの戦勝祈願のためにこの寺で願をかけ奇跡的に勝利を収めた聖徳太子の遺徳を偲んで建てられたものである。

先日ある企業を訪問するために八尾市の太子堂という地名のあたりを歩いていたら、国道から一筋入ったところに「太子堂」があったので、立ち寄ってみた。

そこは質素ながらまさに、聖徳太子の戦勝とその遺徳を称えて建立されたお堂、つまり太子堂そのものであった。そういえば、八尾市は信貴山の西側の麓にあたる。

実在か否かは別にして、このように今も人々の身近に奉られていたり、お札の肖像に採用されたりと、日本人の気持ちの中に存在感を示し尊敬を集めていることだけは間違いないようだ。

「いにしへの奈良の都を守らむと倭敵に向かひし太子の威風」

「この国の威信かかりし難局を平らげたりし太子の遺徳」
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2013/12/22

ある同好会の五年間の変遷  短歌

私が属するハーモニカ同好会は、現在15名が在籍している。今年で満5年になり6年めに入ったのだが、先日の忘年会では面白いことを聞いた。

それは5年前に設立された時の人数も今と同じく15名であったということである。当初からのメンバーはこのうち7名だそうだ。ということは、この5年間でほぼ半数が入れ替わったということになる。入れ替えの主な理由は、転居、病気の他に、この会のレベルが挙げられていた。

つまり、気安く入会したものの自分よりレベルが高いと感じた人と、逆にレベルが低いから面白くないと感じた人の二通りの人が辞めていったことになる。私が属する他のグループではこれほどの入れ替えは見られない。

その理由は、恐らくアンサンブル演奏を中心とするグループだからであろう。他のグループも目的や価値観を同じくするグループではあるが、音楽のグループほどには統一感は求められない。結構個人的な要素が強いのである。

同じグループでも、その目的や活動内容によって性格やメンバーの変遷が異なるということを改めて感じた。

「価値観や求めるものは同じでもレベル差により去る者多し」

「音楽のグループ維持せる要因の一つは皆の技術のレベル」
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2013/12/18

「道徳教育」について考える  短歌

先日のニュースで、政府が道徳教育の強化についての方針を表明していた。当たり前のことであり、むしろ遅すぎたくらいである。

「国家の品格」の著者である藤原正彦さんによれば、道徳をきちんと教えていない国は先進国の中で日本だけである。その結果、自由と言えば何でもありとはき違えたり公衆道徳心に欠ける日本人が多い。

こうなった主たる原因としては、憲法を含む戦後の日本の仕組みを再構築したアメリカが、再び軍国主義に戻らないように教育のあり方を打ち壊したからだと言われている。

特に、修身教育については天皇崇拝の行き過ぎが軍国主義に利用されたとの認識から、徹底的に骨抜きにされたのである。

敗戦からもう68年が過ぎ時代環境が大きく変化した今、見直すべき仕組みや法律は多いが、教育とりわけ道徳教育や平等教育についてはすぐにでも手をつけるべきではないだろうか。

「国民の日々の行動のよりどころ道徳心を今こそ高めむ」

「人の道はずしてならぬ何びともそれは理屈を超へしものなり」
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