2013/8/29

スポーツジム体験入会の巻  短歌

私の住む市内に、市が経営するプールとスポーツジムのできる施設がある。以前から水泳をやりたいと考えていたので、先日施設の見学をさせてもらった。通路からひと通り見せてもらって、パンフレットをもらって帰ろうとしたところ、男性職員が「ちょうど来週から2週間、通常の半額くらいでできる体験入会が始まりますよ」と教えてくれたので、その申し込み書をもらって帰った。

いよいよ体験入会の期間が来たので早速その施設に出向いてジムとプールを体験してみた。初めは自転車こぎの機械に座ってみた。私がかつて使った機械とは使いやすさや計測ソフトの面でかなり進化している印象を受けた。またウォーキングマシーンは、ほかの施設と同様に歩行面に傾斜がつけられるし、他には階段状のステッパーもあるので、山登りのための脚力を強化したい人にも最適である。

ひと通り器具類の体験をした後、プールのほうにも入ってみた。6コースくらいのうち3コースは大人用のレーンで、その中も長距離水泳用と、短距離(途中で立ち止まってもよい)用と、水中歩行用とに分かれていた。実はこれでも小学5年生の時に和歌山市の海岸に設置されていた水錬学校で、紀州の古式泳法「岩倉流平泳術」の免許を所有している。当然ながら、途中で立ち止まってはいけない長距離用のレーンに入って平泳ぎを始めた。

ところが、何ということでしょう。その平泳ぎができない。両手で水をかいても十分には浮かず、両足で水を蹴っても前へは進まないのである。つい焦ってしまったものだから一層バタバタ泳ぎになってしまったのには愕然とした。海水と淡水の浮力の違いは承知していたが、私だって海だけでなくプールでも泳いだことは何度もある。それなのにうまく泳げないということは、もう何年も泳いでいなかったために泳ぎ方を忘れてしまっていたのであろう。

その後は水中歩行用のレーンで30分ほど速足で歩き、シャワーをしてから帰宅したが、帰宅後もうまく泳げなかったことによるショックはなかなか消えない。2週間の間に2回通ってジムの雰囲気にも少しは慣れてきたので、正式に入会することにした。しばらくサボっていた山歩きのためのトレーニングを強化するとともに、少しずつでもいいから平泳ぎを思い出し、クロールも基礎から学び直したいと考えている。

「六十路過ぎ身体鍛へる目的は脚力強化と肥満対策」

「かつてなら死ぬまで泳ぎ続けると豪語したのも夢のまた夢」
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2013/8/20

生駒山上遊園地の怪と快  短歌

夏休みに入り、先日は近くに住む長女の家族が我が家に泊まりに来た。久しぶりに飲み交わした婿殿の会社では、節電対策のためもあってか今年は10連休だという。孫たちは来るたびに一回り大きくなり頼もしくなっている。

2人の孫たちと話していると、夏休み中の楽しみのひとつは「お化け屋敷」に行くことだと言う。今月4歳になったばかりの長男がそれを盛んに主張し、お化けをやっつけると意気軒高である。小学1年生になった長女はそれを黙って聞いているだけである。

それならというわけで、私が目の前にそびえる生駒山の山頂にある遊園地行きを提案したらみんながすぐに賛成してくれた。毎朝起きた時に「生駒さん、おはようさん」と声をかけている生駒山であるが、日本で最初に開設されたと言われるケーブルカーでの登山は久しぶりである。

山頂に着くと先ずは腹ごしらえをして、とりあえずは無難な乗り物にいくつか乗車した後、いよいよお化け屋敷の順番になった。例によって屋敷の近くまで行くとスピーカーで場内のキャーキャー声や怖そうな擬音が流されている。それを聞いた長男のほうは、それまでの威勢はどこへやら泣きわめいてその場にうずくまってしまった。

仕方なく長女だけが父親と共に入場したが、ほどなく退場してきて言うには「機械仕掛けのお化けばかりなのでちっとも怖くないし、順路も短くてあっという間に出口に着いてしまった」とのことである。それを長男に伝えたのだが、やはり彼は頑として入ろうとはしない。それよりは、その前に乗った「ゴールドラッシュ」というウォーターシュートやミニSLのほうが気に入ったらしく、何度もそれに乗る羽目になった。

結局は、本来の目的とは違ったところで時間を費やした半日ではあったが、子供たちが大いに喜んでくれたことは提案者としては何よりの満足であった。

「孫たちとケーブルカーで山上の遊園地へと涼を求めて」

「懐かしの夏の定番お化け屋敷いつの時代も子らを引き寄す」
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2013/8/15

二日続けて金剛山に登った理由  短歌

金剛山は言わずと知れた大阪府の最高峰である。標高1125メートルの山頂はハイカーや家族連れで年中賑わっている。特に冬場は耐寒登山のメッカとして、府下で唯一霧氷が見られる場所として人気がある。私が登ったのもこれまでに10回は下らないが、それらはすべて冬場か秋であった気がする。ところが今回は友人に誘われて、初めて夏の金剛山に登ることになった。

登山口は金剛山の北側にあり、駐車場にマイカーを停めて4人で沢沿いの登山道を歩いていく。道は時々沢を横切りながらゆったりと高度を上げていく。頭上には木々の緑が覆いかぶさり直射日光を遮ってくれるし、川面を渡る風は何とも心地よい。それでもところどころにはロープが設置された険しい個所もあり、それなりのスリルも味わえる。

沢沿いの道が途切れたところで、一気に尾根道に出る。そこも樹林の道である。いよいよ山頂近くに達したところで初めてギラギラとした直射日光を浴びたが、それもわずか30メートルばかりですぐに木蔭の道となる。昼食を摂る山頂広場もまた木蔭に囲まれている。設置された寒暖計を見ると25℃を指している。当日の大阪の気温は36℃と報道されていたから下界よりは10℃以上も低い。夏の金剛山は涼しいことを改めて知った。

さて問題はなぜ私が金剛山に二日続けて登ったのか、である。酷暑の中で涼しくて快適な場所を見つけたからか、それもある。しかしそうではなく、昼食場所にケース入りの眼鏡を置き忘れたためである。登山中は度付きのサングラスをかけていたのだが、下山後にザックの中を隅々まで探しても眼鏡が見つからなかったのである。

帰宅後に地元の観光協会などに電話をかけ山頂の売店の電話を調べてかけてみると、何と当日だけで3個も眼鏡の落し物が届いているとのことであった。というわけで、早速その翌日もまた金剛山に登り直す羽目となった次第である。もっとも2日目は山を楽しむためではなく探し物を求めての登山なので、往復ともロープウェイを利用することにした。

山頂駅からさらに30分近く歩いて山頂売店に着き、事情を話して届けられた眼鏡を見せてもらったら、間違いなく私の眼鏡がそこに含まれていた。お礼を述べて拾い主の連絡先が書かれた用紙をもらいうけ、ついでに売店で昼食とアイスコーヒーを注文した。下山後はすぐに拾い主の方へお礼状を書いて投函した。

それにしても、今回の金剛登山では、これまで体験したことのない様々な体験をすることができ、思い出に残る登山とはなった次第である。

「大阪の最高峰たる金剛山見下ろす下界と別なる涼しさ」

「初めての夏の盛りの金剛山樹林を進む涼しき道よ」
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2013/8/9

無念の受験断念とエンジン再開  短歌

8月の第一土曜と日曜日は、年に一度の中小企業診断士の第一次試験の日であった。より質の高いコンサルティングができるようにと、半年前に一念発起して通信教育の受講を始めていたが、公私の諸事情によりなかなか十分な勉強時間が確保できずかなり不完全燃焼の状態で受験日を迎えようとしていた。ちょうどそんな折に前述した伯母の危篤と逝去という事態が発生したこともあって、今回の受験は断念することにした。

子供代わりとして伯母の逝去に伴う市役所や年金事務所への手続きをほぼやり終え、ぼんやりと仕事のことを考えていたら、先日訪問したある企業から人事顧問契約の打診があった。1年間続けていた企業の仕事がひと段落して契約を終えたところであったので、渡りに船のタイミングである。もしかするとこれも伯母の引き合わせかもしれない。これは是非とも引き受けたい。

そうなれば一旦断念した診断士の勉強の再開にもすぐにエンジンがかかるというものである。その企業や現在のクライアント企業に対して従来以上のお役に立てるよう、何としても診断士資格に挑戦したい。さあ、来年の8月に向けて学習計画の立て直しである。通信教育だけではついつい怠けがちになるので、それを防ぐためにも通学コースにも申し込んで本気で取り組むことにしよう。

文字どおりの六十の手習いが再び始動する。

「中断し諦めかけし学習を一念発起で我れ再開す」

「顧客への高き質をば伴へる仕事のために新たな手習ひ」
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2013/8/4

PLの花火はやはり素晴らしい  短歌

先日は顧客先の企業から、世界一と言われるPLの花火(正式には「PL花火芸術」)の鑑賞会の招待を受け参加させてもらった。高校野球でも有名なPL学園の母体の宗教法人の運営するゴルフ場が打ち上げ場所である。この花火は毎年8月1日に実施されるが、この企業では20年くらい前からこの鑑賞会を続けているそうだ。会場となった大阪府富田林市の同社・第2工場の屋上に私が着いたころにはもう既に参加客は20〜30名来られていた。

会長、社長や幹部の方々に挨拶を終わるか終らない間に、揃いの法被を着た社員の皆さんが次々に飲み物やつまみや寿司折を届けてくれるという手際の良さは毎回のことである。私自身は2年ぶりくらいの参加であったが、鑑賞会は年々賑やかになっているようで、今年も恐らく150名くらいの顧客先や関係先が招待されていたようだ。

生ビールをお代わりしてお寿司も食べ終わったころ、打ち上げ時刻の19時55分の少し前になると、あたりはもう夕闇に包まれている。ほぼ定刻に、花火は大音響とともに始まった。公称25000発と言われる花火は、数もケタ違いだが特大のスターマインなどその大きさや種類の豊富さは抜群で、さらには腹に響く大音響もすごいものがある。次々と息をも継がせず、約50分間立て続けに花火は続いた。さすがの見事さである。

花火と言えば、今年は7月27日にたまたま東京にいたとき、隅田川の花火が雷を伴うゲリラ豪雨のために開催後30分で中止となった。浴衣姿の女性たちがずぶ濡れになったかと思うと気の毒でならなかった。また一昨夜は新潟の長岡で大花火大会が開催されて、正三尺玉が打ち上げられていた。わが地元の生駒山上でも例年どおり8月上旬は毎晩、花火が打ち上げられている。

しかし何と言っても花火はやはりPLが断トツに素晴らしい。いや、花火も素晴らしいがそれをお客さまに喜んでいただこうと毎年手づくりでその鑑賞会を続けておられるその企業の姿勢に感動をした。最後の花火が上がった時には期せずして会場の人達から拍手が沸き起こった。これは花火に対してだけではなくこの企業の関係者に対する感謝の拍手であったと感じた。毎年では厚かましいが、数年に一度はぜひまた経験したいものである。

「漆黒の夜空に上がる大花火観る人の顔虹色に変へ」

「特大のスターマインのみごとさは観客席に歓声を呼び」

 PLの花火その1
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 PLの花火その2
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