2011/10/31

駅ナカ立ち呑み屋の繁盛ぶりに思う  短歌

2日間のコースがたまたま連続となったため結果的に計4日間となったある企業の研修を終えた先日の夜は、さすがにホッとしてしまい、京都から自宅へ向かう途中の大和西大寺駅でついつい一杯呑みたい気分になった。そこで、以前から存在だけは知っていた駅ナカの立ち呑み屋に入った。その店は1年くらい前の駅の改装に伴ってできたショッピングフロアの一番奥にあった。

土曜日にもかかわらずというべきか、土曜日だからというべきかは別として、店内は満席状態で、ザッと見渡したところでは大体40人くらいの収容人数である。顔ぶれと言えば当然中高年の男性が一番多いが、何と女性客も3割くらいいるではないか。女性客に限って言えばむしろ30才代前後の若い人がほとんどなのには驚いた。

よく見るとこの店は奈良県で二番目くらいに有名な酒蔵会社の経営で、店名もその会社の代表的な酒の名前がつけられている。従って呑み物のメニューにはその会社の日本酒が一番多いが、ビールも出しているようだ。付き出しの種類は多く料金も総じて安い。そういえば近鉄奈良駅構内にも同じ名前の店があったことを思い出した。ただそちらのほうは駅構内ではあったが改札の外であったので、全く同じとは言えない。

一人で呑みながらふと、二番手は頑張っているのに一番手の酒蔵会社はどうしているのだろうと思った。大阪の酒場でも一番手の会社の酒を置いている店は少ないし、こういうタイプの店を出しているのも見たことがないように感ずる。この違いは何なんだろう。現状に満足しない貪欲さなのか、危機感なのか、客づくりのための長期的展望なのか、またはそのいずれもなのだろうか。

消費者の嗜好が次々と変化する中で今後も生き残るのはどちらなのだろう、などととりとめないことを考えているうちに、私の頭の中は自分の本業であるクライアントとの2日後の打合せのことに切り替わっていた。

「駅ナカに店を構へて繁盛す奈良の酒屋のアンテナショップ」

「二番手のあくなき挑戦駅ナカに店を構へてファンづくりかな」
2

2011/10/28

知的バトルの爽快感  短歌

2ヵ月毎に開催している人事関係のHRD研究会のうち東京での会合が先日開催されたので参加してきた。これまでは様々な事情により1名くらいは欠席者が出ることもあったが、ご主人の勤務に伴いロンドンに移住中の1名を除き今回は他の6名は全員が勢揃いした。

今回は先輩社長が「リーディング・アサインメント研修」という方式を提起してくれた。それは、課題図書を決めておき全員が事前にそれを十分に読み込んだうえで会合に臨む、というやり方のことである。いくつかの項目について、著者の論点と自分の見解をまとめておく事前課題付きなので準備にも時間がかかる。

また当日もその事前課題について順に発表させられるので、その場で本を読み返している余裕はない。司会進行役と参加者とのバトルが繰り広げられ、とにかく気が抜けないのである。また書かれていたことの紹介だけでは自分としての見解は発表できないから、指定の書籍は一度読むだけでは足りずどうしても二度三度と読み込まざるを得ない。

この方式の長所は、その場かぎりの思いつき的な意見が出ず課題図書の内容に沿った討議ができる点である。従って話題があちこちに飛んだり散漫にならない点である。一方、短所としては、一定の枠内での討議となるので既成概念にとらわれない斬新な発想を求めようとするテーマには不向きである。だから会議のような場面には不向きだが研修用としてはすこぶる有用である。

今回の研究会では、知的バトルを楽しめる爽快感を感じられただけでなく、初めてのやり方にもいつもながらスムーズに適応するメンバーのレベルの高さを再認識させられた。友である素晴らしいメンバーと巡り合えた喜びを感じると共に、次々と新しい情報や技法を提供してくれる先輩社長にはまたひとつ借りができた思いである。

「これでもか次々繰り出す新手にも対応できる友の頼もしさ」

「いつもとは違ふ頭をフル活用 続けて脳も若返るかな」
3

2011/10/23

二年ぶりの健康診断  短歌

会社勤めをしていた時代は従業員の皆さんに健康診断の受診を呼びかける立場であったので、自分自身も40年間受診を欠かしたことはなかった。ところが会社勤めをやめて二年経った今、この二年間は受診していなかったことにふと気づいた。

二年前に再登録した前々職の会社の健康保険組合からは毎年きちんとドック健診の案内はきていたのだが、ついつい申し込みそびれていた。しかし今年は不整脈など体調に不安を感じることが出てきたので、健康保険組合に半日ドック健診を申し込み、一昨日受診してきた。

ドック健診は初めてであったが最近の体調不安に鑑み、通常の健診項目の他に脳ドックや腫瘍マーカー、視野検査などオプション項目も申し込んでいた。項目も多いから各所で待たされることを覚悟していたのだが、あにはからんや健診は実にスムーズに進んだ。

11時までで検査は終わり、ゆったりと昼食を終えて14時からの結果説明に臨んだ。担当医師の説明も要領のよいものでよく理解できた。ただし、左の耳が高音が聞き取れにくくなっていることと、左目の視野がやや狭い部分があるので眼科の受診を指示された。

どちらも生まれて初めての所見であったので少しショックではあったが、心配していた心臓や腫瘍マーカーなどその他の結果には異常がなかったので一安心できた。あとは来月に医師から説明のある脳ドックの結果だけが気がかりである。

いずれにしても、健康管理の必要性を感じることが増えたこれ以降は、少なくとも人間ドックだけは毎年受診しなければいけないなあと心から思った。

「一年に一度の身体の棚卸し人間ドックの受診を誓ふ」

「年令を重ねるにつれ体調の管理の重さひしと身に染む」
2

2011/10/19

絶好のトレーニング場所を見つけた  短歌

自宅の近くに絶好のトレーニング場所を見つけた。それは、いつもの散歩コースから少しだけ外れたところにある往馬(いこま)大社の石段である。7月の六甲山での不整脈の経験と、その後8月の後立山縦走時の高山病的症状などから、心肺機能の強化の必要性を痛感していたので、そのトレーニングにはもってこいの場所である。

往馬大社は生駒大社とも呼ばれ、約1500年の歴史をもつ古社で10月の火祭りで有名である。歩いて10分ほどの距離にある神社は我が家の氏神様でもあり、地鎮祭のときや孫たちの宮詣りや七五三など節目節目でお参りしている神社である。

この神社の正面の石段は72段あるが、古いお宮のせいか駅の階段などに比べると一段一段の高さがかなり高いのが特徴である。また所どころは不揃いな積み方になっているので、普通に登るときでも歩きにくいのが特徴である。しかしながら、トレーニングという観点から言えばそれは非常に好適な条件なのである。

これを鉛入りの重量靴であるマッスルトレーナーを履いて5回くらい昇り降りすれば相当の運動量になるはずである。酷暑の期間は逆に心臓発作などのリスクを避けるため遠慮していたが、暑さも治まってきたこの時期になると週に1〜2回はここでトレーニングができる。現に昨日も3回歩いてきたが、2往復目からは今の時期でもどっと汗が噴き出してくる。

傍からは「何をやっているのだろう」という視線を感じることもあるが、私はスポーツジムのように機械を相手に運動するのが大嫌いであり以前も2回くらい入会したが長続きしなかったので、自然の中でトレーニングするのが一番合っているようだ。往馬大社で少し鍛えたら、気分を変えるためにこれも近くの矢田山や生駒山にも足を向けてみよう。秋の花々の咲くお山は絶好のシーズンを迎えている。

「来年の剣岳への二回目の登山を控へ身体鍛へん」

「目標があればこそやるトレーニング高きを目指し辛きに耐へる」
2

2011/10/15

「犬も歩けば棒に当たる」2題  短歌

最近またまた、「犬も歩けば棒に当たる」ということを体験した。それも2件続けてである。

一つは、創業3年めにして新たな顧客企業と巡り会えたことである。その企業は創業から60年以上の老舗の食品会社である。食品とは言っても、ファインケミカルの技術を活かして現在の主要製品は薬品や化粧品などに使われているそうだ。

この企業に巡り会えたのは、ある公共団体に専門家登録をさせてもらっていたからである。登録はしてもなかなかクライアントの紹介にはたどりつけないと聞いていたところ、幸いにも人事制度再構築の依頼を受けたものである。

もう一つは、平生とは違う広い視点や発想の情報に接することができたことである。つい先日、関西の企業団体や経済産業省が参画している組織の主催する「関西を元気にしよう」というシンポジウムに参加したのだが、初代の関西広域連合長でもある兵庫県の井戸知事の講演を聞いてそれを感じた。

官僚出身の井戸知事の話は、単に関西の中のことだけでなくアジアや世界のことを考察したうえでそれらとの関連性や対比をしながら関西の強みと弱み、果たすべき役割について述べられていたので、私はそのお話に刺激を受け共感を覚えた。

このシンポジウムも今の仕事とは直接は関係はないものの、関西を元気にしようというメインテーマに惹かれて申し込んでいたものである。

様々な情報や刺激というものは座して得られるものではなく、やはり自分の足で稼がなければ得られないなあ、足で稼げば得られるものだなあと確信した次第である。

「役に立つ情報求め歩きなば犬さへ棒に当たるを感ず」

「アンテナを高く掲げて街ゆけば大事な情報無理なく得らる」
4



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