2010/12/30

ドック健診を受けなくては  短歌

会社勤めのころは、自分が忘れていても担当者が定期健診の案内をくれていたのでよかったのだが、自営業を始めてからは当然ながら自分の健康管理は自分自身でやらねばならない。しかし自己管理というものは実際にはなかなか難しい面がある。

せめての救いは、前職の中小企業を退職してからは元の会社の健康保険組合の被保険者に戻してもらったことである。健保組合からは自宅宛に定期的にドック健診の案内があり、しかもその健診は健保組合の健康管理センターだけでなく全国の提携医療機関で受診でき、費用の補助もあるからである。

そういうメリットもあり受診すべきことはわかっているのだが、この一年間は実に色々なことがあったため、ついつい健診を受けそびれていた。年末になり、本年の仕事もようやく一段落したところで、ふとそれを思い出した。

そう言えば、本日届いた元の会社の定年退職者の会報には、ある部署時代の知人の訃報や病気の情報が掲載されていた。通勤という運動がなくなった中で運動不足を痛感し体重もジワリと増えている昨今、誰のためでもなく自分自身のために年明け早々には受診の申し込みをしなければなるまい。

「辞めて知る健康管理の大切さ自分の身体は自分で守る」

「辞めて知る会社勤めのありがたさ通勤すらも運動なりしを」
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2010/12/28

平井堅が聞きたいと言うものだから  短歌

いつも公私にわたり私を支えてくれている妻が、珍しく平井堅が聞きたいと言うものだから、先日の夜は彼のコンサートに出かけた。

会場は京セラドーム大阪である。先行予約したチケットなので舞台に近い席を期待していたのだが、残念ながら座席は舞台から一番遠いすり鉢型の外野席の最上段であった。

会場には女性など若者を中心とする3万5千人が集まっていた。私にとっては聞いたこともある曲もいくつかあったが、知らない曲も多く、その分周囲の観衆ウォッチングをすることとなった。

途中までは何事もなく進んだのだが、平井堅が広い会場の舞台から一番遠い座席へのサービスのため電動カーで移動し始めると、私の周りの観衆に異常が出始めた。

つまり、後ろの席の人にはお構いなく、立ち上がっての声援を始めたのである。私とてファンの心理は十分わかるので、一曲や二曲くらいは辛抱していたのだが、スローなバラードに代わってからも彼女達は座ろうとはしない。

当然ながら、彼女達の声は平井堅にも届くかもしれないが姿は見えるはずがない。一方、彼女達が自分達より後ろの席の観客の視線の邪魔をしているのは明白で、彼女達にもそれはわかっているはずである。

ここにもまた自己チューがとぐろを巻いて出現したわけだが、幸いにも本日の主役である妻が「まあいいじゃないの」、「きょうはよかった、ありがとう」と言ってくれたので、私もすべてを許すことにした。

それにしても、自己チュー病の蔓延を改めて痛感した一夜ではあった。

「ご贔屓の歌手を励ます声援も自ずと節度ありてこそ光る」

「可愛さも余りて何を励ますやこれが贔屓の引き倒しとぞ」
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2010/12/26

今年の歩き納めの日は初雪となった  短歌

先日は、今年の歩き納めのために生駒山の北側にあたる交野山(こうのさん)を経由して津田までの約10kmという、我々にとっての定番コースを歩いてきた。

いつもなら親友三人との四人での歩き納めなのだが、今年は同期の親友の都合がつかず残る三人での歩き納めとなった。

スタートもいつもどおり、大阪側から最年長の古稀元気マンと先輩社長が、奈良側から私が待ち合わせの野外公園管理事務所のある池のほとりに向かった。

定刻より早く着いた私が寒さに震えながら待っているとすぐに二人は現れ、持参してくれたジャックダニエルとレミーマルタンをちょっぴりずついただき、気つけを済ませたらすぐに歩き始めた。

コースもいつもどおりだが、先輩社長の歯医者の予約時間を気にしたせいか寒さのせいか、きょうの三人の足どりは早いようだ。歩きながら、今年のできごとや山歩き同好会である名山会の行く末や、互いの家族・家庭のことなどをワイワイと話している内に昼前には目的地に着いてしまった。

到着後にゆったりとした気持ちでふもとの温泉に入っていると、窓の外には雪がチラチラと舞っている。道理で、きょうは露天風呂の利用者が少ないはずである。

入浴後は、施設内のレストランで打ち上げの昼食会である。話題はさらに広がり、景気や世相にまで及ぶ。歯医者の予約のこともあるので、残念ながら早いめのお開きとした。

帰宅後テレビニュースでは大阪での初雪だと報じられていた。初めての骨折、大学の非常勤講師の開始など色々あった今年も間もなく終わるのだなあと実感した一日であった。

「一年を友と振り返る納会は楽しくもあり寂しくもあり」

「年の瀬に歩き納めの交野山(こうのさん) 時は常より疾く流れゆき」
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2010/12/24

iPadは買ったものの・・・  短歌

先日、ようやくあのヒット商品のiPadを購入した。以前から出張用などのためにほしいほしいとは考えていたのだが、娘婿と娘が愛用しており重宝していると聞いたものだから先日ついに購入したのである。

購入を躊躇していた理由のひとつは、アップル社の製品だからWindowsのソフトウェア、特にWordやExcelなどのOfficeが使えないのではないかという点が引っ掛かっていたからである。

その疑問については互換性のあるソフトウェアを買えば解決することがわかったのだが、やはり使い勝手が相当違うようである。さらには、携帯電話でおなじみのあの取扱説明書がないのである。携帯電話のそれは分厚すぎてかえって評判がよくなかったが、全くないのも心細いばかりである。

初期画面のショートカットの形や名前も初めて見るものが多いので、初期設定を含め使い方がさっぱりわからない。フリーダイアルのカスタマーセンターに電話をかけてようやくインターネットにも接続ができた。

各社の特長づくりや差別化は理解できるが、利用者の利便性を考えるとやはり製品の機能やソフトウェアの互換性・統一性は大切だとつくづく感じた。携帯電話と電子書籍とPDAやモバイルパソコンの性能や機能がどんどん近づいている今、各メーカーは利用者のそういう悩みや意見にぜひ耳を傾けてほしいものである。

「デジタルの機器は性能高まれど使ひ勝手の高まりいかに」

「念願の先進機器を求めしも用法難く机上の飾り」
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2010/12/22

キャリーバッグは便利だが  短歌

キャリーバッグは出張など荷物の多いときなどには便利なので私も時々は世話になっているが、その人の使い方によっては迷惑な一面も持ち合わせている。

例えば、その場所取りの迷惑である。構造上やむを得ないことではあるがキャリーバッグを引いている人は平面上で見た場合、人間三人分くらいの場所を占有しているのである。またその音も迷惑である。ガラガラガラガラと引きずっている本人にはあまり聞こえないのかもしれないが、周りの人からすれば大きな迷惑である。

さらに最近では、横からや後ろから追い越す際に身体はかろうじて追い越しができていてもキャリーバッグのほうはまだ追い越された人の足元にありつまづきそうになる、という場面が時々ある。問題は追い越した人がそれに気づかず平気な場合がよくあることである。自分の身体の一部ではないからやむを得ないのだが、あまりにも無神経な人が多いように感じる。

何事についても言えることであるが、便利な道具ほど周りの人に迷惑をかけたり周りの人の我慢や犠牲の上に成り立っているものが多いということを心しなければなるまい。

「ある人に便利な品はある人に迷惑かけているやも知れぬ」

「便利でも我がもの顔で使はずに長所と短所わきまへ使はん」
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