2010/7/31

久しぶりの甲子園球場  短歌

昨夜は久しぶりに甲子園球場に出向き、優勝争いを続ける我が阪神タイガースに喝を入れてきた。幸いにも一昨日からの雨は止み、昼前からはすっかりとナイター日和の好天となっていた。こうなると、日焼け止めと暑さ対策が重要である。

球場前のダイエーで弁当と氷を買い込み、試合開始の10分前には改修されたアルプス席の前から三列目の指定席に陣取って先ずは腹ごしらえである。冷えた生ビールがたまらなくうまい。試合が始まるころからは、生ビールが入っていたカップに友人が持参してくれた焼酎と氷を入れ水割で応援を開始する。友人の細かな気配りと準備が嬉しい。いつの間にかナイター照明が点り、芝生の緑が一層きれいに見える。

試合は1回表にいきなり2点を取られ阪神がそれを追うこととなった。相手は、僅差で2位の巨人を前日に破り勢いづくこれまた僅差で3位の中日であるが、3日前に首位を奪還した阪神の勢いは止まらない。2回裏には連打で同点とし、4回裏には城島健司が決勝点となるホームランを左翼席に打ち込み、あとは虎の子の1点を守り切る展開となった。

緊迫した8回表二死で抑えの藤川球児がアナウンスされると場内にはどよめきが起き、「投入が早過ぎる。」という声も周囲で聞かれたが、私は「早くはない。それだけ重要な試合なんだ。」と真弓監督の作戦を支持した。今朝の新聞にも、昨日からの中日、巨人、中日との9連戦の初戦を落としたくなかったという真弓監督談話が掲載されていた。やはりそうだったのだ。

ところで、7回裏と試合終了後に飛ばされるジェット風船の数はものすごい。5個で200円の風船だが、レフトスタンドのごく一部を除いてすべて阪神ファンでそのほとんどの人が飛ばすのだから4万人くらいが2回とすると、300万円くらいがあっという間に飛んでいくことになる。これでほんとに不景気なのかと首をかしげたくなる。

それにしてもやはり野球は球場で観戦するのがいい。テレビではわからない試合の雰囲気や臨場感が味わえるからである。たまには球場に足を運ぶようにしたいとつくづく感じた。

「プロ野球声をからして応援を送る醍醐味球場ならでは」

「改修後風の流れも変はりたる甲子園ゆゑ試合も変はる」
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2010/7/30

伝統工芸こそ挑戦しているぞ  短歌

昨夜のNHKテレビ「クローズアップ現代」で、匠の技を後世に引き継ぐために様々な試みに挑戦している様子が紹介されていた。そこでは、例えば京都にもたった三軒しかなくなった提灯屋さんや塗り壁職人を取り上げていた。

実験では、師匠と弟子の目の使い方や手足の動作などをアイカメラや赤外線カメラなどを駆使して撮影し、両者の違いを画像だけでなくデータやグラフでも比較していた。これにより、目や手足の動きの違いが一目瞭然にわかるだけでなく、身体全体で作業をしているかどうかも明確に捉えられていた。またそれらの情報をもとに主要な作業をマニュアル化する試みも始まっているそうだ。

これらの積み重ねにより、従来は伝え切れないと考えられてきた秘伝の匠の技がかなりの割合で伝えられることがわかってきたのである。「人事を科学する」だけでなく、伝統工芸の世界でも「技を科学する」試みが始まっているのは嬉しく心強いことである。これこそが、世界で一番の長寿企業をもち、長寿企業が育つ風土である我が日本の強みなのかもしれない。

「伝統の技を継ぐためやるべきは守るではなく攻めることなり」

「伝統の技でも作業を解析し科学をすれば引き継げるなり」
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2010/7/29

「同志」の集い  短歌

先日、ほぼ一年前から大阪と東京で始めた人事と人材育成のためのHRD研究会の世話人会を開催した。テーマは、二つの研究会の今後の運営のあり方についてであった。その中では、大阪と東京の研究会の共通点や違いについて意見が続出し、予想以上に深い議論となった。そこで改めてわかったことは、世話人の三人の「志」が一年前と何ら変わっていないことである。そして、だからこそ今後の運営については思い切って変えるべきは変えることが必要だということでもあった。

またそこでは、我々世話人という存在も今後とも同じメンバー、同じ人数、同じ役割、同じ名称のままでいいのだろうか、というテーマについても話し合った。確かに、発足のときから1年が過ぎ、当初の目的どおりに進んでいる部分とそうでない部分があり、また最初の1回だけ参加してその後は全く参加していない会員もいる。もしかしたらその人の参加目的や期待とは違う運営になっているからではないだろうか、などの自問自答も行った。そして、一定の方向づけの案らしきものにたどりついたので、近日中に皆さんに諮ることとなった。

「同志」というものはありがたいものである。また、その「志」を再確認するためには、やはりメールや電話だけでなくフェイストゥフェイスでの話し合いが必要だということも改めて感じた。

「目的を共に掲げし同志たち顔合はせての場のありてこそ」

「一年もたてば事情や環境も変はるを見込み定期確認」
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2010/7/27

CDA2次試験の勉強会スタート  短歌

8月21日と22日の両日行われるCDAの2次試験(各人はいずれか1日のみ)に向けて、各地で一斉に勉強会が始まった。私の参加する勉強会も先日からスタートしたが、そこは大阪でも一番大きな会らしく、京都や彦根や金沢からの参加者も含めて何と44名もが参加していた。参加者の内訳は、男女半々くらいで年代も20代から60代まで広く分布しているが中心は30代から40代であろうか。職業柄も、大学職員、ハローワークやジョブカフェ勤務者、企業人事担当者、人材ビジネス勤務者など様々である。

全国での受験者数が毎回700名くらいらしいので、その6%強の人が参加していることになる。それを4名の先輩CDAが中心となって指導してくれるのである。今回は第1回目なので、2次試験の目的や内容、試験の進め方や留意点などの解説が中心であった。後半では実際の試験の模擬演習も行われたので、参加者全員の目は真剣そのものであった。終了後の参加者の評判はなかなかよく、中身の濃い勉強会であったように思われる。

冒頭の自己紹介の中でも触れたのだが、私自身の参加目的のうち最大のものは、長年の人事担当者や管理職経験者が陥りやすい「クセ」をなくすこと、弱めることである。即ち問題を解決しようとしすぎるクセ、聞き手であるCDA中心の質問を出しやすいというクセが出ないようにすることである。次回からは、全員が実際に模擬演習を体験するロールプレイイングが主体の勉強会となるので、そういう目的意識を強く持って臨みたいと決意を新たにした。

「真夏日に老若男女の集まりて共に目指すはキャリアの資格」

「苦労せる資格取得はゴールではなくこれからの道具のひとつ」
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2010/7/26

「天神祭」考  短歌

昨日は毎年恒例の大阪「天神祭」の本宮の日で、ハイライトの船渡御と奉納花火大会の見物客は今年も112万人と報道されていた。私もそのうちの一人として祭を楽しんだ。というのも、ここ15年間ずっと河畔のほぼ同じ場所で船渡御と花火を楽しんでいるグループの一員として見物をさせてもらったからである。世話役の3人くらいは今年も朝9時くらいから場所を確保して、暑い日中でもじっと我慢をして約20名の参加者のために準備をしてくれていたのである。お蔭で、今年も一等地で祭の見物ができた。

この祭の歴史は古く、平安時代の中期に大阪天満宮が鎮座された2年後の951年に始まるというから1000年を優に超える長期にわたり続いているそうだ。しかしながらこの祭を毎年ずっと見てきた世話役さんに言わせると、今年の祭はさっぱりで、天神祭らしくなく、今後が非常に心配であると言う。確かに、船渡御の数も例年よりは少なく感じたが、その人の指摘は数だけではない、参加者の姿勢に憂いと危機感を感じたと言うのである。

曰く、昨年までは船渡御の乗船客と河畔の見物客の間には声のかけ合いや大阪締めの手拍子合わせなど、コミュニケーションが成立していたが、今年の船とその乗船客にはほとんどそういう気持ちや姿勢が見られず、お互いの船同士での掛け合いに終始していたという。結果として、乗船客たちは河畔の見物客には背中を向けたままとなっていたのである。思えば、祭の主役はもちろん花火であり船渡御の乗船客であろうが、祭であるかぎりは圧倒的多数の見物客があってこそ祭として盛り上がるものではないだろうか。

まして毎年、早朝から場所を確保し続けている熱心な見物客を抜きにして行事が進んでいくようでは見物客の熱意も失せるというものである。祭の関係者は内々の楽しみや顔色に気を配るだけではなく、早くこういう熱心な見物客の心境の変化に気づいて何らかの手を打たないと、それこそ『あとの祭』ということにならいだろうか。

「熱心な見物客のマナーよし祭のあとにごみひとつなし」

「熱心な見物客に意見あり耳傾けなば後顧に憂ひ」
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