2010/5/31

冷や汗の決算・法人税業務  短歌

今日は5月31日で、会社としての決算に基づく法人税申告の期限日である。以前からわかっていたことではあるのだが、生来の呑気な性格というか間際まで放置する悪い癖のせいでなかなか手をつけることができていなかったものを、ようやく最終日の本日、提出を終えることができた。

起業して初めての年度だしその期間もまだ半年間だけの変則期間なので、当然ながら赤字決算であるから法人税はゼロではあるのだが、提出(申告)をしないとペナルティがくるから期限内には申告だけは済ませておかないとややこしくなるのである。前日には、どうしてもわからない点が残ったので、日曜日で申し訳なかったのだが友人の税理士さんに思いきって電話をして確認をさせてもらえたおかげで、どうやら恰好だけは整えることができ、税務署へ提出してきた。

最終日でしかも週明けの月曜日だからさぞや窓口は混雑しているだろうと覚悟していったのだが、あにはからんや税務署は閑散としていたので少々拍子抜けした。思うに、3月15日は個人の確定申告なので人が多かったのだが、今回は法人税なので、大阪府などと比べて奈良県には企業数が少ないからなのかもしれない。とまれ、法人税ゼロは確定したので、続いて県税事務所へ向かい申告書を提出、次には市役所へ戻って申告書を提出したあと、銀行へ行って県税と市税を納付して一連の業務は完了した。

決算書や申告書の内容には多少の間違いや不備があるかもしれないので税務署から確認や訂正の連絡が入るかもしれないが、法人税がゼロという結論は変わらないだろうから、この作業が終わったことについてホッとしている。会社を運営する者の義務として来年度以降は何とか収支トントンにし、その次の年度には少しでも納税できるようになりたいものだと、のど元過ぎれば何とやら、早くも意欲を燃やし始めた現金で身勝手な私である。

「納税は国民の義務あたりまえなれど手続き難しければ」

「初めての会社決算赤字ゆへ免除されたり法人税は」
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2010/5/29

CDAの勉強会が始まったぞ  短歌

いよいよ今日から6月20日のCDA一次試験に向けての勉強会が始まった。参加メンバーは6名、同じクラスで受講したメンバー22名の3分の1弱である。他のメンバーは、自分一人で勉強する自信派、今回の受験は見送った派、そしてどうするか見届け派の3つのグループに分かれるが、そちらの数のほうが多いのである。もちろんそのほかにも、大阪での勉強会には参加したくても参加できない金沢、岡山など遠隔地の人も数人おられたから参加者が少ないのはやむを得ないのかもしれない。

勉強会の中身は、@1次試験の傾向や各自の勉強法などに関する情報交換と、A模擬試験の体験実施である。@については、メンバーの中でも特にITスキルが高くて過去の試験問題の出題傾向や口コミ情報が豊かな人を中心に各自が集めた各種情報を交換した。Aについては、実際の試験の際と同じ問題数を同じ時間でやってみるという形で進めた。結果としては、6人とも試験の行われる90分という時間の長さの感覚が少しわかったり、時間のかかる論述問題にかけられる時間の配分が少しわかったりして、これまでは不安だけであったのが少しは自信が持てたという人が多かった。

一方では初めての会社決算業務を抱えながら勉強会の声かけ役・世話役をやるのはとてもたいへんであったが、私以外にも熱心にみんなのために縁の下の力持ちを引き受けてくれる人が出現したりして、何とか実施にこぎつけることができたのである。20代から60代までのクラスメイトの中で最年長の私が旗振り役をやらねば動かない実情には少し複雑な思いも残るものの、参加者の反応からは、やってよかった、これからもやっていくべきだ、との思いを強くした次第である。次回はメンバーが増えて8名となる。さあ、来週からまた3週間、そして1次試験が受かった場合はそこからまた3週間は勉強会三昧の時期に突入することになるぞ。

「目的はひとつ同志の勉強会一人で果たせぬ夢を目指して」

「それぞれに集めし秘蔵の情報を分けてこそまた返りくる」
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2010/5/26

植物は生きている  短歌

愛犬の朝夕の散歩のうち夕方の分が夜になることがある。昨夜も夜になってしまい懐中電灯を照らしながら歩いていると、昼間はきれいに咲いていたご近所の前庭の花の花弁が閉じているのに気がついた。携帯電話のカメラなので違いが分かりにくいかもしれないが、同じ花を昼間と夕方に撮影してみた。夕方の花は枯れてしぼんでいるのではない、花弁を閉じ始めているのである。

考えてみれば当たり前の話なのだが、花も生き物なのだということを改めて認識した。昼間は活動しているが夜になると、人間や他の大半の動物のように活動を休むのである。頭ではわかっていても、実際にこの目で見たことはなかったので、何か斬新で新鮮な驚きを感じた。また植物も間違いなく生きていて呼吸をしているということがヒシヒシとわかった気がして、何か嬉しい気持ちになった。

生命があるということは、その生命力には個々に差があるのは当然であり、あるものは生命力が強くまたあるものはそれが弱いかも知れない。鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏は樹齢千年と言われておりそれだけでもすごいことなのだが、先日は一旦倒れたのに1ヵ月後にはその幹からまた新しい芽が出てきたそうだ。この点ではものすごい生命力と言える。さすがにご神木と仰がれるだけのことはある。

この大銀杏は特例だとしても、ほかにも屋久島の縄文杉など、千年を超える樹齢の木はあちこちに見られる。それらと比べるべくもないが、人間の存在やその生命力などはあまりにもはかない存在であるように思われる。40年以上前に初めて北アルプスに登った時、その雄大な景観を見て人間とは何てちっぽけな存在かと感じ、日常の小さな悩みなんて忘れ去った時のことが思い出された。小さな植物から大きな人間観、生命観が思い起こされたひと時であった。

「名も知らぬ小さな花も命あるひとつの存在呼吸をしてる」

「世の中を動かしゐるは人間と思ひあがるな木々は見てゐる」

        昼間の花
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        夕方の花
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タグ: 植物 生き物 生命力

2010/5/24

歌会に学ぶ  短歌

先日は、私の属する短歌の同人の関西支部の歌会が久しぶりに開催された。今回は、昨年亡くなった会員のお宅での開催で、その方のお弔いの意味も込めた会合であったので、何かと慌ただしい昨今ではあるが、私も参加することにしたのである。今回はそういう趣旨もあるせいか、新潟の本部から会長も出席され、参加者は7名であった。

元・高校長で全国で百校以上の学校の校歌を作詩されたその会長は間もなく92才になるのだが、いつも気軽に大阪まで出てこられるし、頭や口の回転も衰えを知らぬようだ。歌会は、各自が事前に提出しておいた一首ずつの歌を作者名を伏せて一覧表にした資料を見ながら、お互いに歌評を進めていく形式である。そして最後に、誰の歌であったかが明かされるのである。

その中で今回、初心者が心がけるべき留意点の一つは「説明調」にならないことだと教わった。自分が感じたことは周囲の人にも漏らさず伝えたい気持ちが先走ってしまい、初心者はどうしてもすべてを説明したくなるものである。しかしそうしてしまうと読み手は「ああそうですか、それで?」という印象をもつにとどまってしまうものらしい。例えば当日私が提出した歌は次のとおりである。

 「空青く白雲すでに初夏のさま木々は緑の濃さを競へり」

まさに情景をさらりと読んだものの、結局は説明だけに終わっている。ところが、説明し尽くさずに、余韻や余情を残し解釈の一部を読み手に任せるほうがかえって感動を与えることになるのである。例えば次の一首は当日提出されたある先輩の歌である。

 「しがらみをさらりとすてしデコちゃんのシンプルライフにあやかりたくも」

これなどはいかがだろうか。あえて漢字を使わず、かなとカナだけで構成した点も利いているが、何といっても結句の「も」が素晴らしい。あやかりたいのはやまやまなれどもそれができないもどかしさが、この1文字で読み手に伝わるのだからすごいと感じた。さすがに先輩はひと味違うものだ。

CDAやコーチングで「聴く」「質問する」ということの大切さを学んだが、上記のような点は、短歌だけでなく何ごとにも通ずるコツというのかポイントと言うべきか、そんな何かがあるような気がした。まだまだ学ぶべきことはたくさんある。独学ではなく同人や研究会に属して勉強する意義はどうやらこのへんにもありそうである。
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タグ: 短歌 歌会 説明調

2010/5/22

人材市場あれこれ  短歌

昨夜は久しぶりに大阪のHRD研究会が開催されたので参加した。今回で5回目の開催となる。前回は、私を含む松下電器の人事経験者3名がそれぞれ20世紀の人事の一つの典型とも言われる松下電器の人事管理と人材育成の施策などについてのレポートとプレゼンテーションを行い、参加者全員でそれに対する掘り下げを行った。これでようやく、単なる勉強会ではなくお互いが学び合う「研究会」としての形ができあがってきたように思う。今回は、人材ビジネスの業界に身を置く3名の会員からプレゼンテーションを行っていただき、ディスカッションに進んだ。

まず1人目の人材紹介・派遣会社の人は、就職氷河期にあって卒業時点でも就職先が決まっていない大学卒業生を対象とした「フレッシュ・キャリア・プログラム」と名付けられた仕組みについての紹介をしてくれた。これは未就職の大卒者を一旦この会社に雇用して、無償でビジネスマンの基礎教育などを行いながら、提携先の会社へ派遣を行い本人に日当が入るもので、うまくいけば派遣先やそれ以外の会社に正式に就職させるまで2年間面倒をみるというものである。厚労省や文科省からの要請もあったからであろうが、半ばボランティア的なこんな制度ができるくらい現在の新卒労働市場は冷え込んでいるのであろうか。

2番目のプレゼンターは日本で一番古いアウトプレースメント(再就職支援)会社の営業責任者で、1982年から事業を開始したが急拡大したのはITバブルが崩壊した2001年ごろからだそうだ。昨年度の希望退職に応じた人は110万人くらいでその内約5万人くらいがこういう再就職支援会社のお世話になっているらしい。ということは残りの100万人以上は個人で再就職先を探していることになり、こういう手厚い制度を活用しているのはそこに一定の資金を供出できるくらいの会社が主であり、やはり上場企業が圧倒的に多いそうだ。この話も身につまされる。

3番目のプレゼンターは超大手企業系列の製造系人材派遣会社に最近まで勤めていた人事責任者で、製造部門への人材派遣が原則禁止になるなどの法令の改定に対応して、最近では形態を派遣から請負に急速に切り替えつつあるそうだが、請負となると仕事の指示を自社側でするために仕事を熟知した人材の確保が必要など、人材面、資金面その他で対応に苦慮している様子が報告された。

今回の参加者は14名で、ほぼ平均的な参加者数であった。それぞれの内容については初めて聞く人もいたり、意外にも弁護士さんが興味を持って聞きまくる場面があったり、ほとんどの参加者は何らかの発言をしたのはよかった。運営のやり方も前述のように定着しつつあり、次回と次々回は企業人事担当者からのプレゼンをしてもらうことになった。今後は、全員共通の研究テーマなどにたどりつきそれについて各人が一定の分担をもって分析したり報告したり、というような形にまで進めばさらに研究会らしくなるのだが、と考えている。

「独力で就職できない学生に手をさしのべる制度に唖然」

「他人から教はるだけなら勉強会互ひに学ぶのが研究会」
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