中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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さようなら、大連実徳サッカークラブ(4)

今日の大連はどんよりとした曇りです。首都・北京で開催中の「自画自賛大会」の決行は多くの一般庶民、在中外国人を苦しめていますね。「お上」と「一般庶民」では全てにおいて格差が激しく、まさに「お上」の言う「一国二制度」そのものです(笑)。

さて、前回のエントリーの続きで、2012年中国サッカー・スーパーリーグ公式戦第30節(最終節)「大連実徳」vs「貴州人和」の生観戦記です。最後となる今日は試合後のセレモニーの様子です。

試合は「0:3」と惨敗でした。普通に試合を見に来ていた観客は家路を急ぎますが、この日はやはり特別。「大連実徳の最期」ということで、試合後もそのまま残っていた人が多かったですね。

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監督以下コーチと選手、社長以下スタッフ関係者、が最後の挨拶です。バナーは「山あり谷ありの13年間、共に歩んできてくれたサポーターに感謝します」、「大連サッカーに再び栄光あれ」とあります。

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バックスタンド(向こう正面スタンド)側にも挨拶です。同スタンド右側では発炎筒が焚かれました。

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アップにしてみます。

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こちらは同スタンド左側で小規模な発炎筒(花火?)ですね。

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皆で場内一周し、最後の別れと感謝を告げます。ちょうどゴール裏電光掲示板下に陣取るチーム公認サポーターチーム「藍色激浪」の所に来た時、同サポーターは大規模な発炎筒を焚きました。

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私の座っているメインスタンド中央部に来ました。中央がネロ・ヴィンガーダ監督(ポルトガル)です。監督のちょうどその上では熱狂的なサポーターが朱挺(MF、27歳、背番号8、中国代表)を掴んで放さないのが確認できます。おいおい・・・。

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両手を挙げ、拍手しているのがキャプテンの張耀坤(DF、31歳、背番号6)です。

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涙が止まらない權磊(MF、28歳、背番号13)です。目と鼻の先で見て、私も思わずグッと来てしまいました。

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スタンドからの声は暖かいです。号泣となりました。

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反対側ゴール裏に陣取る、やはりチーム公認サポーターチーム「海藍夢」の面々です。監督以下選手が感謝の挨拶に行くと、こちらでも発炎筒が焚かれました。

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皆が退場し、最後に先程の權磊(MF、28歳、背番号13)がテレビインタビューに応じました。インタビューが終わった後、惜しみない感謝の声が送られました。

さて、以下の写真は中国のサイトからの転載です。違う角度からもう一度振り返りましょう。
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場内を一周するイレブンと関係者ですね。スタンドの観客がかざしているのはこの日配られた「大連実徳カラー」の紙にエンブレムが入ったものです。裏には社長の感謝文が入っていました。もちろん無料配布です。

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「大連実徳」は国内リーグを制覇すること8度という中国サッカーリーグきっての名門です。ユニフォームの胸にあるエンブレムマークの上には8つの星が輝いています。バナーは「8つ星の誉れ大連実徳、永遠の誇りはサポーターの心の中に」とあります。これまたグッと来るメッセージですねぇ。

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「8つ星大連実徳を永遠に愛します」とあります。観客は老若男女であることが確認できます。

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感謝の御礼をする「大連実徳」の林楽豊社長です。

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ちょうどメインスタンド前ですね。

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キャプテンの張耀坤(DF、31歳、背番号6)と林楽豊社長です。

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先程も触れましたが、熱狂的なサポーターが朱挺(FW、27歳、背番号8、中国代表)を掴んで放しません。FW登録も昨シーズン、ヴィンガーダ監督に右サイドバックにコンバートされました。が、やや「器用貧乏」になっている印象を受けます。大連出身で「大連実徳」の在籍は9年です。

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試合終了2日後である、11月5日付けの大連地元紙『半島晨報』(A26ページ)の報道によれば、フランスリーグへの移籍希望の話が挙がっており、テストに参加するようです。

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「大連実徳」のもう一人の中国代表、呂鵬(MF、23歳、背番号21)です。大連出身で「大連実徳」の在籍は5年、サテライトチームから「実徳一筋」の選手です。本職はボランチですが、今シーズンはチーム事情もあって、なかなか思い通りの活躍とはいきませんでした。

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趙明剣(DF、25歳、背番号15)です。大連出身で「大連実徳」の在籍は9年です。イングランドのベッカムに比べれば大したことはありませんが、それでも凄い入れ墨ですね。そのプレーぶりから私の印象は「突貫小僧」です。外見に反し、ある一人の日本人サポーターに、たった一人で情の厚いところを見せました。こういった面は語り継ぎたいし、いつまでも応援したい選手です。人様のブログ記事ですが、勝手な引用をお許し下さい。
ttp://panspo.s101.xrea.com/blog/archives/000346.html
ttp://panspo.s101.xrea.com/blog/archives/cat_cat3.html
「大連実徳」のリーグ制覇を目の前で見るなど、私も長きに渡って訪問させていただいていましたが、最近は更新されていないのが残念です。なお、ユニフォームはスタンドに投げ入れました。

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キャプテンの張耀坤(DF、31歳、背番号6)です。大連出身で「大連実徳」の在籍は13年になります。2004〜09年は中国代表でも活躍し、39試合に出場しています。

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やはりユニフォームはスタンドに投げ入れました。

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涙は隠せません。個人的には今年4月、サイン会&トークショーを見に行ったのは良い記念になりました。

ガラガラの「大連実徳」サイン会に参加する
http://sky.ap.teacup.com/applet/dalian4649/20120420/archive

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左は涙が止まらない權磊(MF、28歳、背番号13)です。大連出身で「大連実徳」の在籍は10年です。

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サポーターも辛い・・・。

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試合後のロッカールームの様子です。感謝を告げるヴィンガーダ監督とジェームス(ザンビア、FW、32歳、背番号11、ザンビア代表)です。

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チームマスコットです。チーム愛が強すぎて主審に暴行→強制連行されたこともありました(第23節「杭州緑城」戦)。まあ、百歩譲って「正義の鉄拳」ということにしておきましょう(笑)。

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ゴール裏、最後の最後まで応援し続けたサポーターです。満州大連の11月は寒いですよ。裸応援は命懸けです。左隣の人は厚着ですね。メインスタンドの観客ですが、最後の大合唱は「実徳グループ(中国語:実徳集団)社長のバカヤロ〜!!!」で終わりました・・・。

話題を変えて「大連実徳」の栄光の軌跡です。
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1998年のひとコマです。この年は4度目のリーグ制覇です。前列中央に孫継海(大連出身)、前列右端に李明(現「大連阿爾濱」GM、中国代表最多出場記録141試合、大連出身)、後列右端にカク海東(中国代表FW、115試合41ゴール)です。アジアクラブ選手権でも準優勝でした。

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1999年のひとコマです。この年は3年連続で来たリーグ制覇が途切れましたが、翌年からまた3連覇です。右端に先日失脚するも未だ人気が高く、今の大連市を作った大物政治家・薄熙来。左端にカク海東、その隣は孫継海です。

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2001年のひとコマです。この年はリーグ戦、カップ戦、スーパーカップ、と3冠制覇を決めた国内「無双」の年でした。右端に李明、黒人選手の左隣に孫継海、その隣に現キャプテン・張耀坤です。

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2002年のひとコマです。この年は7度目のリーグ制覇です。黒人選手の上に李明、左隣に現キャプテン・張耀坤です。

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2006年のひとコマです。前年に最後となる8度目のリーグ制覇をし、斜陽が始まった年でもあります。後列左端に現キャプテン・張耀坤、右端にカク海東です。

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まだ幼かった頃、中国でナンバーワンの名門クラブチーム、それも地元のチームであった「大連実徳」。そこに入る夢が叶い、一線級の選手として活躍してきた選手は御覧いただいたとおり、皆、涙に暮れました。サポーターだって同じ気持ちです。「大連実徳サッカークラブ(中国語:大連実徳足球倶楽部)」はこれで終焉を迎えました。来シーズンの大連のサッカーはどうなるんでしょうかね。新生チームが気になります。

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投稿者:dalian4649

さようなら、大連実徳サッカークラブ(3)

今日の大連は快晴です。首都・北京では10年に一度の、人民にとっての「御主人様交代会」が始まったため、何かとネットやテレビ(NHK)は不具合が多いです。自称「大国」の現実なんてこんなもんですよ(笑)。

さて、前回のエントリーの続きで、2012年中国サッカー・スーパーリーグ公式戦第30節(最終節)「大連実徳」vs「貴州人和」の生観戦記です。今日は後半の様子です。

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エンドが変わって後半のキックオフです。

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前半はまずまずの戦いでしたが、後半になって試合は一気に「荒く」なり、接触プレーも多くなりました。後半開始の直後(1分後)でしょうか、相手ゴール前で權磊(MF、28歳、背番号13)が孫継海(スン・チーハイ、そんけいかい、DF、33歳、背番号17)に倒されます。

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主審になにやら抗議する孫継海です。前半とは一転。孫継海にやや罵声が飛び始めました。

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とりあえず両者ともクリーンに別れました。

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ジェームス(ザンビア、FW、32歳、背番号11、代表では背番号12)のマークに付く孫継海です。今日のメンバーではジェームスさえ抑えれば「大連実徳」の得点は防げます。今の中盤が存在し無い「大連実徳」サッカーの得点パターンは、チームの得点王である彼が深い位置でボールを持ち、そのまま相手DFをかわしてひたすらゴール前まで持ち込み、そのままシュートという1パターンしかないからです(寂)。ということで早めの途中交代出場だったのでしょう。

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接触プレーが多くなり、試合が止まりがちになりました。後半55分、競り合いの最中に趙明剣(DF、25歳、背番号15)の肘が相手選手の顔に当たって、両チームイレブンは激突、ひと騒動となりました。一部始終を見ていましたが、相手選手はかなり大げさに倒れています。趙明劍にイエローが出されました。

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両手を開いて抗議する趙明剣です。「大連実徳」イレブンも主審に抗議します。観客は「貴州人和」に凄まじい罵声を浴びせます。この瞬間、「貴州人和」の「全て」が敵となり、「アウェーの恐怖」を思い知らせる愚行が始まりました。どうやってスタジアム入場時の持ち物検査をすり抜けたのか、水入りペットボトルを「貴州人和」ベンチに向かって投げ付けます。運良く直撃すると「ドン!!!」と凄い音がしてメインスタンドの観客は大拍手、そして大喜び・・・。

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一方でホームベンチ、「大連実徳」の監督、ネロ・ヴィンガーダ(ポルトガル)です。ポルトガル代表(93−94年)、サウジアラビア代表(96−97年、アジアカップ優勝)、ヨルダン代表(07−09年)、エジプトオリンピック代表(04年)を率いました。前職は韓国Kリーグの「FCソウル」の監督(10年)でリーグ戦、カップ戦の2冠を制しました。昨シーズンは4人目(!)の監督としてシーズン途中から「大連実徳」を率いて第12位でフィニッシュ、今シーズンは降格ギリギリの第14位でフィニッシュ、「2部降格阻止」が「大連実徳」での仕事でした・・・。来年はどの国へ、どのチームを率いるのでしょうか。

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後半64分、足の甲を踏まれジェームスが負傷、試合続行不可能となりました。

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交代です。惜しみない拍手が送られました。在籍5年目で中国サッカー・スーパーリーグ(「中超」)の通算出場も100試合超という、「大連実徳」一筋の看板選手です。中国サッカーリーグに所属する全外国籍選手の中でもダントツの古株です。蛇足ながら、奥様はマツコ・デラックスさん並の「大型」女性です。今シーズンはハットトリックを決めたり(第8節 「天津泰達」戦)、ザンビア代表のW杯予選でチームを離れても試合終了後、直ぐに中国に戻り、「大連実徳」に合流するなど「フォア・ザ・チーム」の鑑のような選手です。ファンサービス(サイン)も笑顔で応じてくれます。2部落ちした「河南建業」所属で、同じ現役ザンビア代表FWカトンゴ(2012アフリカ選手権得点王&MVP)と一緒にJに来て!

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案の定、ジェームスが消えて「大連実徳」の攻撃は終わりました。交代直後(1分後!)である後半66分、得点を決められガックリ。

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「0:1」となりました。

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続いて約5分後の後半72分、また決められました。

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「0:2」となりました。もうダメだな・・・。

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大連の観客がキレました。今度は水入りペットボトルをスローインする孫継海に投げ付けます。これ、直撃したらタダでは済まないでしょう。逃げて両手を開きスローインが出来ない(試合続行が出来ない)ことをアピールする孫継海、早くスローインしろと更に孫継海に物を投げ付ける大連の観客。で、「孫継海のバカヤロー」の大合唱。あ〜あ、いい加減にしろよ「支那人」(怒)!少しは働け、場内警察官(怒)!

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ロスタイムに入った後半93分、止めを刺さされ「0:3」となりました。「支那人」観客の怒りは沸点に達しました。

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宙を舞う座布団や物の数々が御確認いただけます。中国サッカーは「協会、選手、審判、観客」、の4つが一丸となり、バランス良く「後進」している理由がお分かりいただけるというものです。

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最後の試合だというのに「0:3」とボロボロにされて試合終了です。写真に収める間も無く電光掲示板は光速消灯となりました(笑)。今シーズンを象徴した戦いぶりでした・・・。一方、「貴州人和」は今シーズン第4位でフィニッシュしたので、ACLに出場するかもしれません。日本でも見られますね。

さて、試合後は一転して私も思わず涙を誘われる、感動のセレモニーとなりました。次回に続きます。

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投稿者:dalian4649

さようなら、大連実徳サッカークラブ(2)

今日の大連は雨に風、日中も薄暗く、退社時の外の気温は5度でした。体感温度がかなり低かったので家路を急ぎました。酷寒の満州大連です。今日からは室内暖房スチーム(中国語:暖気)が各家、正式に「開業」しました。またコタツも出しました。

今日の報道によれば「大連実徳」は「大連阿爾濱」に買われ、吸収合併されることが正式発表されました。で、新生チーム「大連FC」となるようです。購入価格は3億2000万元(=約41億円)と報道されています。あ〜あ、中国お約束の「朝令暮改」して欲しいですねぇ・・・。

さて、前回のエントリーの続きで、2012年中国サッカー・スーパーリーグ公式戦第30節(最終節)「大連実徳」vs「貴州人和」の生観戦記です。今日は前半の様子です。

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試合開始前の国歌斉唱です。「大連実徳」イレブンはバナーを持っての入場でした。

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「山あり谷ありの13年間、共に歩んできてくれたサポーターに感謝します」とあります。「大連実徳」の前身となる「大連足球団」が大連に創設されたのが1983年。その後チーム名は変わり、今現在の「大連実徳サッカークラブ」(中国語:大連実徳足球倶楽部)となったのが2000年です。ということで、「13年間」としているわけですね。

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試合開始前恒例の先発メンバーの写真撮影です。ベストメンバーには程遠いですが、今シーズン最後の試合、ホームスタジアムでの最後の試合、そして「大連実徳」としての最後の試合、です。笑顔でいこう!

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キックオフ前、円陣を組みます。スタジアムも盛り上がってきました。

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前半のキックオフです。

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盛り上がるゴール裏(電光掲示板下)に陣取る、チーム公認サポーターチーム「藍色激浪」の面々です。

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反対側ゴール裏に陣取る、やはりチーム公認サポーターチーム「海藍夢」の面々です。寂しい数ですが、皆、「大連実徳」を愛して止まない面々です。精一杯応援します。

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この日のバックスタンド(向こう正面スタンド)の客入りです。この日は1万人超の観客が集まりました。

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今シーズンは序盤で早々と中盤の助っ人選手、リカルド・エステヴェス(ポルトガル、MF、32歳、背番号20、元レッジーナ)を怪我で失いました。これは同時にプレースキック担当者を失ったことでもありました。今シーズン、フリーキックとコーナーキックからの得点は殆ど記憶にありません。キッカーもシーズンを通して安定しませんでした。PKを外すシーンも目にしました。

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前半30分、「貴州人和」ベンチが動きました。孫継海(スン・チーハイ、DF、33歳、背番号17)が入るようです。敵チームとはいえ中国サッカー史上で最も成功した名選手、そして大連出身、「マンチェスター・シティ」に行く前は黄金時代の「大連実徳」所属です。歓声が起きました。

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孫継海が交代で入りました。右サイドバックです。仕事はFWのジェームス(ザンビア、FW、32歳、背番号11、ザンビア代表)封じですね。

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「貴州人和」の監督・高洪波です。前中国代表監督で、代表監督を退いた昨シーズン終盤から同チームの監督に就任しました。今シーズンはまずまずの結果を出し、4位でフィニッシュ(12勝9敗9引き分け、勝ち点45)です。ただ、八百長疑惑が多く報道される人ですね。

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セットプレーを得る機会は多いのですが、キックの精度が低く、またこれといったアイデアも見られず、得点には繋がらないのです。

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両チーム互角のまま、前半が終了しました。

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孫継海(写真左)はこの日、フリーキックやスローインのほぼ全てを担当していました。コンディションも悪くはなさそうで、早速イエローも一枚貰いました(笑)。途中出場の意図が分かりません。

波乱のあった後半と試合後のセレモニーの様子は次回に続きます。

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投稿者:dalian4649

さようなら、大連実徳サッカークラブ(1)

今日の大連は朝6時半頃だったでしょうか、凄まじい土砂降りでした。その後は雨も止み、日差しも少しはあった日中でしたが、寒かったですね。

さて昨日、今シーズンの中国サッカー・スーパーリーグ(「中超」)の全30節が終了しました。前々回のエントリーで触れましたが、親会社の「実徳グループ」(中国語:実徳集団)の経営難の為、「大連実徳サッカークラブ」(中国語:大連実徳足球倶楽部)は今シーズンをもって消滅することになりました。全16チームが参戦、下位2チームが2部リーグ(「中甲」)に自動降格となる中で、「大連実徳」は今シーズン第14位(8勝12敗10引き分け、勝ち点34)となんとかギリギリで1部リーグ残留を決めたものの、一年間を通してベストメンバーで望めた試合はゼロ(!)、と本当に厳しいシーズンでした。

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今日のエントリーは昨日、ホームスタジアムである「大連金州体育場」で行われた、2012年中国サッカー・スーパーリーグ公式戦第30節(最終節)「大連実徳」vs「貴州人和」です。今シーズン8度目となる金州体育場で、その生観戦記です。

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チーム消滅=本当に最後、ということで、試合の行われるこの週はちょっとしたキャンペーンがありました。試合開始4日前(10月30日)の大連地元紙『半島晨報』(A29ページ)の記事です。見出しは「大連実徳がファン&サポーターに感謝 計3000個の記念品を贈る」とあります。翌日9時より発売開始の前売りチケットを買ったら記念品を付けます、という最後のキャンペーンで、準備された記念品は計3000個、無くなり次第終了というものです。ただ記念品の内容については伏せられています。何でしょうか?

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早速、チケット発売となる10月31日の朝9時、大連外国語学院前の「延安路」にある「大連実徳」が入っている「一方ビル」に向かいました。この日の出社はやや遅らせました(笑)。後方に写る一際背の高いビル、ここが「一方ビル」(中国語:一方大厦)です。最上部に「自己紹介」してあるので分かりやすいですね。ここの16階に「大連実徳」が入っています。

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エレベーターで16階に上がると「実徳グループ」のオフィスです。御覧の通り、看板によれば「サッカークラブ部門」は左ですね。

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「サッカークラブ部門」事務所の入り口です。

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この日買ったチケットです。「大連実徳」最後の試合ですから、迷うこと無く「金州体育場」での最高席である「主席台(6番エリア席、メインスタンド中央部)を選びました。100元(=約1300円)です。

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で、貰った記念品です。印刷物ですが、選手全員の寄せ書きサインボールです。「大連実徳」の袋入りです。何気に嬉しいですね。

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普通のサッカーボールと変わらない大きさです。空気入れが無いので、日本に持ち帰ってから空気を入れて飾りたいと思います。

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さて試合当日、昨日(11月3日)の様子です。試合開始も夏時間(19:00〜)から春&秋時間(15:30〜)になっていますので、この日は久しぶりにサポーターバスではなく電車で行くことにしました。大連駅に隣接する「快軌大連駅」です。

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始発駅「大連火車駅」からスタジアムの最寄り駅となる「東山路」駅までは6元(=約80円)です。

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途中、「開発区」駅で乗り換えです。

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試合当日の駅ホームではユニフォームを着たサポーターも見かけるので、彼らについて行くのが最も簡単かつ確実かも(笑)。

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「東山路」駅からスタジアムまでは路線バス(108路)に乗り、2駅移動します。料金は1元(=約13円)です。大連金州体育場に到着しました。大連駅からここまで、このルートでは乗り換え時間も含めて片道約1時間といったところですね。

冬も近く、やや風があり寒かったので、まあ最後でもありますしチームのニットマフラーを買おうと思ってグッズショップに行ったら売り切れでした。この日はグッズの特設売り場も出ていて、レプリカユニフォーム、ペナント、キーホルダー、腕時計、切手セット、マスコットボール、トランプ、など多くのグッズが売られていました。試合終了後には、ほぼ全グッズが完売状態でした。チーム公式グッズ=本物、なので買う方も安心して買えます。

さて、試合開始まであと1時間というところでスタジアム内に入ります。

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「大連実徳」のウォーミングアップの様子です。

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最後の試合ですが、暗い様子は見られません。

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ボールを使った練習の様子もいつもとは変わりません。

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こちらは今日の対戦相手「貴州人和」です。昨シーズンまでは陝西省の省都・西安に本拠地を置き「陝西人和」と名乗っていましたが、今シーズン開始直前に貴州省の省都・貴陽に移転しました。この一波乱騒動はこちらです。

「陝西人和」の貴州省貴陽市への移転騒動
http://sky.ap.teacup.com/applet/dalian4649/20111211/archive

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日本でもおなじみの選手といえば、イングランド・プレミアリーグの「マンチェスター・シティ」で6シーズン、計130試合出場した大連出身の名選手・孫継海(スン・チーハイ、そんけいかい、DF、33歳、背番号17)です。「マンチェスター・シティ」時代はアネルカの同僚でもありました。

アネルカと孫継海の再会、そして「大連阿爾濱」
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/255.html

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今日は先発出場ではないようです。が、この日の試合で「主役」となったのはなんと彼でした。

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最終試合ということでテレビのインタビューを受ける「大連実徳」の林楽豊社長です。先日、チケットを買いに行った時、お目にかかったので、挨拶をしたらちゃんと笑顔で返してくれましたね。

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やはり最終試合ということでテレビのインタビューを受ける「大連実徳」のキャプテン・張耀坤(DF、31歳、背番号6)です。

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9月26日の練習中に「ほお骨」を骨折、手術となるまで、開幕より全試合、それもフルタイム出場(!)という鉄人ぶりで不動のCBであったパク・ドンヒョク(朴東赫、韓国、DF、33歳、背番号23、前柏レイソル、元ガンバ大阪所属)も韓国から駆けつけました。この「主席台(6番エリア席、メインスタンド中央部)」では気軽にサインを貰いに行くこともできます。御覧のようにまだ患部は良くないようです。私は日本人・岡田武史監督に人間として、プロとしての礼儀を見せた姿を忘れません。こちらです。

反日暴動真っ盛りの中、岡田武史「杭州緑城」を見に行く(1)
http://sky.ap.teacup.com/applet/dalian4649/20120826/archive

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武装警察も配置はOKで、いよいよ「大連実徳」最後の試合がキックオフです。

次回に続きます。

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投稿者:dalian4649

反日暴動真っ盛りの中、岡田武史「杭州緑城」を見に行く(2)

昨日のエントリーの続きで、2012年中国サッカー・スーパーリーグ公式戦第23節「大連実徳」vs「杭州緑城」の後半の様子です。

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エンドが変わって、開始前に円陣を組みます。

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「大連実徳」のベンチ前では給水用のボトルが等間隔に、きれいに並べられました。

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後半のキックオフです。

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後半が始まってすぐの5分後、センターサークルの辺りでボールを奪ったマゾーラ(FW、23歳、背番号9、元浦和レッズ)がそのままドリブル、レナチーニョ(ブラジル、FW、25歳、背番号10、元川崎フロンターレ)にラストパスを送ってそのままシュート、ゴール左に決めました。得点を決め、抱き合うマゾーラ&レナチーニョの元Jリーグ所属のブラジル人コンビです。

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「0:2」となりました。スタンドは「お通夜」状態となってきました・・・。

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後半60分を過ぎた辺りから「大連実徳」はシュートを浴びせ続け、良い位置でセットプレーの機会も得るのですが、ツメが甘く、得点できません。

一方の「杭州緑城」、前回の「大連阿爾濱」との試合を見ていても感じていたのですが、このチーム、後半になると一気にガタが来て、防戦一方となる時間帯があります。選手層も薄く、ここが課題ですね。

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後半68分、「杭州緑城」のDFが「大連実徳」のゴールに向け、やみくもに蹴ったロングボールがペナルティーエリア前まで届きました。これを馮剛(MF、19歳!、背番号14)が拾い、パク・ドンヒョク(朴東赫、韓国、DF、33歳、背番号23)と競り合うも、かわしてシュート。ゴール右に決まりました。積極的な若手の起用。岡田監督は中国リーグでは異質の存在です。この若手が結果を出したのですから、喜びもひとしおでしょう。

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「0:3」となりました。

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さあ、大連の「支那人」観客が騒ぎ出しました。痛烈な罵声を浴びせ、ピッチに向かって物を投げ付けます。写真左上には空を舞う座布団が確認できます。見切りをつけ、家路に急ぐ客も少なくありません。

この日も主審の判断は酷く、試合をコントロールできていませんでした。スローインも対象相手を間違える有様で、岡田監督&鈴木通訳は抗議しますが、認められません。ベンチ、チーム、観客の全てが主審に対しキレ始めました。

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「大連実徳」はアドリアーノ(ブラジル、FW、24歳、背番号10)、「杭州緑城」はマゾーラが主審に対してキレまくり、露骨な態度をあらわにしていました。主審と睨み合うアドリアーノです。

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後半70分、後半から出場した閻峰(MF、30歳、背番号24)がゴール前の混戦の球を拾いシュート。これが決まりました。残り時間が少ないので、すぐにボールを拾って早い試合再開を望みます。

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「1:3」となりました。スタンドが盛り上がり始めました。

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「杭州緑城」は息切れが目立ちます。このパターンは岡田監督も熟知しているようで、しきりに指示を出します。一方、「大連実徳」はミスが多く、攻め切れません。

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後半81分、ゴール前の良い位置でまたしてもフリーキックを得ました。キッカーはキャプテンの張耀坤(DF、31歳、背番号6)です。蹴るも壁に当たり、再度シュート。これがゴール左に決まりました。やはり残り時間が少ないので、すぐにボールを拾って早い試合再開を望みます。

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チームを鼓舞する、得点を決めたキャプテンの張耀坤(DF、31歳、背番号6)です。

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「2:3」となりました。追いつくか・・・。

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後半80分を超えると岡田監督は立て続けに3枚のカードを切り始めました。後半85分にこの日、1アシストのマゾーラが曹軒(DF、27歳、背番号13)と交代、この時、まだウォーミングアップ姿だった曹軒に対して岡田監督がキレ、凄い剣幕を見せました。曹軒は急いでユニフォーム姿に着替えました。この時、試合の流れは完全に「大連実徳」。とにかく逃げ切りを図りたい時間帯だったからです。

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この日は主審に対して、「大連実徳」に対して、キレまくっていたマゾーラです。「支那人」観客も、聞くに堪えない凄まじい野次を浴びせました。

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後半88分、この日、得点を決めた19歳の馮剛に変わり、丁東浩(韓国、DF、22歳、背番号2、元横浜F・マリノス、前ガイナーレ鳥取)が入りました。とにかく守備を固めます。

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そのまま試合終了。「杭州緑城」は何とか逃げ切りに成功しました。ベンチスタッフと握手を交わします。ボールの支配率は「大連実徳」が53.2%、「杭州緑城」が46.8%、シュート数は「大連実徳」が23本、「杭州緑城」が10本、でした。う〜ん・・・。

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岡田監督は素早く、一人先にピッチを後にしました。危険だからです。大連の「支那人」観客は次々と物を投げ付けます。警官の足元に落ちている複数の座布団が確認できます。

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両チームの握手で試合は終わりました。

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勝った「杭州緑城」はこの日、先取点を決めたキャプテンの汪嵩(MF、28歳、背番号33)を先頭に引き上げます。「大連実徳」はゴール裏サポーターへの挨拶に向かいます。

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「大連実徳」のマスコットキャラクターもゴール裏サポーターへの挨拶に同行するかと思ったのですが・・・。

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なんとマスコットキャラクターがこの日の主審に「テロ」=暴行、を働きました。前代未聞、全世界でありえない現実です。メインスタンドの観客はこの「愛国無罪」に拍手喝采です。私は開いた口が塞がりませんでした。ひと悶着あって、倒れるマスコットキャラクターです。

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主審はマスコットキャラクターに対してレッドカードでも出し、対抗するか(笑)と思ったのですが、マスコットキャラクターはあえなく「逮捕」となり、連行されて行きました。アホ過ぎる・・・。後ろには一人ポツンと置き去りにされた「相方」が居ます。

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これまた空しく置き去りにされた「被り物」です。

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「相方」が回収しました。

この日は負けましたが、相手が岡田監督の「杭州緑城」、ゴールシーンも5回、まあ悪い生観戦ではありませんでしたね。この日8月25日は岡田監督の56回目の誕生日。見事にバースデー勝利となったわけです。

何よりも岡田監督、そして日本人コーチ、スタッフに「大きな」危害が及ばず、憎悪&「テロ」のターゲットとなったのが、インチキ審判を繰り返す中国人主審一人に集中したのは「不幸中の幸い」でした。自業自得ですね。この日は大連金州スタジアム「お約束」の、失明を狙ったレーザーポインター攻撃もありませんでした。こんな御時勢ですから、私もこの日は特に誰とも会話を交わす事はせず、無事に夜10時半、帰宅しました。

「大連実徳」は7勝8敗8分け、勝ち点29の第9位、「杭州緑城」は7勝10敗6分け、勝ち点27の第11位、で今節を終えました。

「命懸けのサッカー観戦(!?)」だったかな(笑)。

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投稿者:dalian4649
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