あれから何年になるのか、その歌「常盤台ブルース」は、13号倉庫閉店の数年前、店内で1日中響き渡っていました。
青いネオンが駅裏に
灯りゃあの娘の夜が来る
夢を拾ったこの町で
夢をつないで生きてゆく
好きだよ 好きだよ常盤台
俺と 俺とあの娘の
常盤台ブルース
運悪く、店内に入ってきたお客さんは、好むと好まざるとにかかわらず、この曲を耳にすることになります。
曲調はまさしくご当地シングの定番とも言うべき物で、それ以上でも、それ以下でもないのですが、KIN=CHANの思い込みタップリの熱唱が、この歌を1ランクも2ランクも上の作品に仕立て上げていました。
この歌が完成したのは、平成12年のことだそうです。そして、この歌ができるまでのエピソードは、ドラマになってもおかしくないくらいのものがあったとのこと。しかし、そのエピソードを出すまでもなく、この歌を聴けば、誰もが人生の素晴らしさを感じ、勇気付けられる。そんな歌のような感じがしました。
肩を寄せ合う止まり木に
愛をささやく歌がある
逢えてよかったこの町で
きっと幸せつかもうよ
好きだよ 好きだよ常盤台
ここは ここは板橋
常盤台ブルース
だからこそ、お客さんたちはうんざりしながらも、何回も聞いてくれたし、店内の雰囲気もとても和やかな感じで、商売ができたように思います。
あれからはや3年半以上の月日が流れ、先日、KIN=CHANのお店のお客さんからメールを貰い、久しぶりにKIN=CHANにお会いすることが出来ました。
「常盤台ブルース」は、第2作の「常盤台ラプソデイ」とともに、今年4月に全国メジャーリリースを果たしました。その間約8年間。KIN=CHANの歴史が凝縮した、この2曲は、今聞いても、全然その輝きを失ってはいませんでした。
春を呼ぶよな雨が降る
濡れて環七歩こうよ
遠いあの日の傷跡も
洗い流してくれるだろう
好きだよ 好きだよ常盤台
俺と 俺とあの娘の
常盤台ブルース
* 作詞:中野たかし 作曲:城賀イサム 歌:KIN=CHAN
梅雨のような雨が1日中降り続く5月の終わり、久しぶりに聞く「常盤台ブルース」は、ここ数日、あの時の店内のように繰り返し自宅の中で響きわたっています。本日の漫歩計、2311.本日の迷惑メール、475