薄暗い外を見ると雨が降っている。
気温も上がらず、ローカルTVの表示では10度から11度までしか上がらないとのこと。
これは、当地では相当に寒い。
いつもより厚着をして、帽子を被り、足元も素足とはゆかず指有りソックスを履いての雪駄履きでフラットを出た。
稽古は、諸手取り入り身投げから。
諸手に取らせた腕を当てて、抜き、抵抗が無くなったところで振り上げ入身転換して相手を螺旋状に後方に倒す技。
当てて、抜く動きは、ともに腕だけでなく自分の中心から押して、中心から抜く。 腕、胴体といった個々の意識ではなく身体全体を一個として中心から腕までが、一体となった動き。
腕の軌跡は、丁度ナイキのスウォッシュマークのような動きとなる。
この動きは、他の技でも縦、横、斜めの使い方で方々で使われている。
まずは、この動きを、ゆっくりとストレッチとしての動きの後、一本で動いて相手を倒す技の動きに切り替えて動いてみた。
受けの硬さ、さらに取りの入身転換からの極め、残心での中心の沈みと膝の曲がりが思わしくないので、緩みと体重移動、そして柔らかい膝づかいによる中心の沈み込みを意識して、片手取りから相手を呼び込んでの天地投げをやってみることにした。
片手取りから、一歩引きながら掴まれている腕を引き込んで、その反動を使いながら腕を立て天地投げの上の腕の使いで相手を後方に倒す。
引き込んだときの膝の沈み、上方から腕を被せ倒した後の中心の沈みで、膝の動きが大きくなるので、いい稽古になると考える。
相手の引き込みも、身体を粘っこく使い、中心からの動きで引き込む、手先の引きでは接点も切れやすくなる。

寒いので運動量を多くして汗をかこうと思い、エイ、ヤァで投げる諸手取り腕極め投げ。
激しく動いた後は、押さえ技に変えて交差取り一教。
中心から巻き込むように大きく動く崩し、肘を落とし、中心から手首を立ててゆく崩し、さらに腰を切って手首の返しだけて相手の腕を返す、早くコンパクトな崩しなど、いくつかの動きを動いてみた。
続けて一教の流れからの入身投げ、取り技からはこの流れで入身投げへ入ることが多いので、覚えておきたい。
腕の返しから、相手背面へ大きく入身して、転身〜転換から再度転身して振り上げた腕を前方へ振り落とす。 最後の残心の形は、先の片手取りからの天地投げの体勢と全く同じ体勢となる。
交差取りから内転換しての小手返し。
本部道場F師範より伝授いただいた技。 交差取りを呼吸力で上げ内転換、その手を下ろせば、相手の手は目の前に小手返しの位置にあるので、そのまま取って小手返し。
小手返しの手は、下ろした位置で取り、その位置で返してしまうこと。 手の位置を上げてしまうと相手の体制も同時に立ち上がってしまう。
手が上がってしまうのは、自分も重心が上がり、突っ立っているから。 膝を柔らかく使い、重心を落とすこと。
座技呼吸法で終了。