10度ほどに気温が落ち込み、冷たい雨の香港。
北角の道場へ向かう道で、自分の息が白く見えるのに気がついた。
これは、当地では相当に寒い。
稽古は、中心の線と姿勢の矯正を兼ねての入身転換の体捌きの動きから。
さらに、膝の使いと中心の沈みにも意識してもらい、少し長めに動いてみた。
こういう基本的な動きを意識して動くか、ただ漫然と身体の動きとして動くかで、その後の成果が大きく違ってくる。
もちろん自分のところには、後者のような稽古生は居ないと確信している。
膝の使いと体重移動にかなり的だった片手取りを呼び込んで返す天地投げの動き。
身体を柔らかく使わなくては相手は呼び込めず、 最後の残心の位置では、十分に膝が折れ、中心が沈んだ決めの形が取れる。
しばらく続け、いい感覚が残っているところで、片手取りからの入身投げ。
転換からの相手の呼び込みは柔らかく、最後の投げの残心は、天地投げと全く同様の形となる。

さらに、重心の落ちと膝の使いを意識しての片手取り四方投げ。
中心からの送り足飛び込みで横面打ち一教。
飛び込んで相手の打ちを制したときの形は、中心が沈み両膝も深く折れている。
流す捌きで横面打ち四方投げ、四方投げからの変化技の腕極め投げ。
いずれの技も、安定した下半身の土台が重要となる。 まさに、上虚下実。
座技呼吸法で終了。