水曜日のノースポイントでの稽古は畳を敷くところから始まる。
道場の責任者である自分は、稽古に当てた時間を確保しているので、使用時間の開始と同時に畳を敷き始められるように道着への着替えを開始する。
道着への着替えを終えてチェンジングルームの外へ出ると、小学生のT君、Rさん兄妹が着替えを終えて待機していた。
両君がノースポイントへ来るのは、今回が初めて。 板間のアクティヴィティールームに入ると、ちょっと驚いたふうだったので、「ここは、畳を敷かなくちゃならないんだよ」と伝え、二人には出されていた椅子の片付けを依頼して畳を敷き始めた。
二人にはまだ畳を運ぶのは無理だろうと思っていたので、椅子を片付けた後は待っていてくれればいいと思って畳を運んでいると、小さい二人が二人で一枚の畳を持って運び出した。
しばらくすると、月曜の稽古にはいつも遅れて来る両君の父親でもあるSさんが現れ、作業に加わり、畳を敷く作業は予想より遥かに早く進み、いつも早めに来るDさんが来たときにはすでに終了。 準備が整ったので、6時20分に稽古を開始することにした。
出席者が固めのメンバーなので、準備運動に続いて、交差取りの一教から受け取りが一教を返しあう身体を柔らかく使った練り稽古から開始した。
お互いが腕を返しながら輪を描くように回転しながら、柔らかい上体の使いと足裁きで動く。 技というよりは、稽古法といった動きではあるけれど、身体の柔らかいキッズの方が滑らかに動いている。

この感触を持ったまま交差取り一教。
動き出しは感触を保っていても、動いているうちに技を効かせよう、押さえようという意識が出て来るせいか次第に力みが出て来るのが人間の意識の面白いところ。
少し遊んで、その意識を使った騙しのテクニックや返し技も動いてみた。
片手取りに変えて二教、腕の返しや相手の腕をどう使うか、また極めや崩しの方向など、面白い技でもある。
Dさん、A氏がまだ自分のものになっていない飛び受身、手が完全に着けば前受身と同じなので、低いところから慣れて行けばいい。 後は、身体を硬くしないことと腕を緩衝材として使うこと。
経験を重ねれば、誰でも出来るようになる。
受身の稽古の後、両肩取り呼吸投げで実践してもらった。
さらに、受身の後振り返って相手とのつながりを切らない受身の徹底。 振り返ることで、相手との意識のつながりを切らないと同時に、立ち上がるのも自然となり楽になる。
かかり稽古で、取りには諸手取りで存分に投げてもらった。
最後は、思い切り持たせての座技呼吸法。
接点と腕の使いが解れば、腕は上がる。 あとは稽古あるのみ。
稽古の後は、畳の撤収。
メンバーが率先して動いてくれるので、小気味良いくらいにはかどり、一気に終了。
メンバー各位の道場運営への気遣いと協力が溢れるほどに伝わってきたことに感謝したい。
仕事の都合もあることなので、水曜日の稽古はメンバーの出入りがあると思うので、当日の参加者を見て、個々のメンバーの特性に合った稽古をするようにしたいと思う。
あとは、メンバーが増えてくれるのを期待するのみ。