道場のカナダ人メンバー Alainが誘ってくれた「Canada D’eh!」。
Alainのファミリー4人、メンバーのMさん、拙宅の3人がランドマークで待ち合わせて、会場の「蘭桂坊」へ向かうと、大小のカナダ国旗が随所に掲げられ、早い時間からかなりの賑わい。

僅かに進むと、早くも娘の通うカナディアン スクールの教師数名が、「Canada D’eh!」の白いハットを被り、ビールを片手に盛り上がっている。
教師のD氏は、月曜の北角での自分の稽古に通ってもいる関係とはいえ、わずらわしい挨拶は抜きで一気に砕けた会話が行き来する。 こういうフラットな関係は、実に気楽でいい。 彼らの飲んでいたビールは、カナダのビールではなく「キリン」。もちろん指摘してやったけれど、こういう会話でのリアクションが実に面白い。
狭いエリアでもあるので、Alainもすでに知り合いと顔を合わせて話し込んでいる。
まずは、ちょっと何か食べようと、話を切り上げてダイナーへ移動するやいなや、強めの雨が降り出した。
スナックをつまみながら雨をやり過ごした後、Alainファミリーの末っ子Alexが、「帽子を貰って来よう」と動き出した。 まずは、子どもたち3人が首尾よく手に入れた白いハットを被って戻って来た後、再度、みんなの分も手に入れようと動き出した。

帽子の獲得には、カナダに関連する3問の質問に答えなければならない。
「大丈夫、僕が答えてあげるよ」というAlexの活躍で、無事、全員が白い帽子を手に入れた。
帽子を被れば、もう「Canada D’eh!」の主役のようなもの、「18歳以下はお断り」と言われながらもバーホッピングしながら、ステッカー、タトゥー、ホイッスル、うちわと記念品をゲットしていった。
深夜からがピークを迎える「蘭桂坊」ではあるけれど、子連れの自分たちは、また強くなりだした雨を潮に引き上げることにした。
雨でスポイルされた部分はあったけれど、お祭り気分の「蘭桂坊」で、実に楽しいひと時を過ごせた「Canada D’eh!」。
10年前のこの夜、午前0時の時報とともに香港は、中国に返還された。
あのときも激しい雨が断続的に降る天候のなか、自分たちはセントラルに居た。
時報とともに警備の警察官たちが、帽子の徽章を取り替えていたことを思い出す。