久々に晴れた空からは、もう完全に夏を感じさせる強い日差し。
直射の陽射しは強く、気温も高いけれど、湿度は低く、香港にしては爽快な陽気。
道場のある深水歩に着くと、強い日差しの下、露天街は、早くも大勢の人出で賑わっている。
雨の時期が終われば、これから10月くらいまで、亜熱帯の夏が続く。
稽古は、後ろ両手取り。
初めてのメンバーも居たので、まずは、取り、取らせるところから。
真っ直ぐに立ち、取らせる手を「この手を取れ」といった感じで前方へ出す。
受けは、重心が浮かないように沈み込むような脚捌きで、相手背面へ回り込んで、取りの両手首を取る。 手首を取る手は、親指、小指、薬指の三本をしっかりと掴むように。
取らせる「取り」の方は、相手が背面へ回り、もう一方の手首を取るタイミングで一歩進み、両手首を手のひらが上を向くように自分の身体の前へ出す。
ここまでが、後ろ両手の取り。
一教へは、自分の身体の前にある手のひらを幾分上へ上げ、そこから肩を大きく回すように使い、相手を浮かせるように崩す。 肩の使いは、水泳のバタフライのような動きで、肩、腕、手のひらを返す。 肩は単に肩関節の回転だけでなく、肩甲骨全体を回す。 この身体の使い方は、他のでも使われていることが多くある。
返した手を下へ導きながら、相手に近い側の脚を同時に引けば、相手は下方へ崩れ、自然に一教の位置へ納まる。 ポイントは、肩の返しと掌の導き、肩は大きく回し、掌は畳に触れる感覚で低く導く。 高ければ相手は崩れてはくれない。
同じ流れから入り身投げへ。
一教から入り身投げ、同様の流れで入れる取り位置からの場合、関連づけするために、自分の稽古では、必ず続けて稽古するようにしている。
注意点は、相手背面への踏み込みの位置、これが的確に入れていれば、あとは流れで技へと入れる。 大切なのは、緩い繋ぎと位置取り。

研修会のような稽古になってしまったので、外へ気持ちを発散させるように、諸手取りの呼吸投げ。
思い切り良く、身体の中心から腕を抜けて気持ちが突き抜けるような感覚で腕を振る。
今回は、身体、脚を畳に打たないように、受身にも注意してもらった。 これは、板間やコンクリートの上でも、咄嗟の受身が取れるようにするため。 身についていれば、日常でのアクシデントの際にも役に立つ。
座技呼吸法で終了。