不安定な気候が続いた一週間、ようやく晴れ上がったものの湿度が恐ろしく高く、じっとしていても汗が噴出す。
幸か不幸か、道場はエアコンが入っているので、外気よりは快適な環境。 夏の暑気稽古、冬の寒稽古を考えれば、自分はどちらかと言えば道場のエアコンには否定的な考え。 快適な環境での稽古だけでなく、苦行としての稽古も必要だと思うのが自分の考えでもある。
稽古は正面打ち二教から。

一教の崩しから、接点を切らないようにしての手首の取り、そして、裏技での極めと受けの動き、さらに両者の繋がりを重点に稽古を行った。
緩い繋がりと手首、腕を極められることを前提としての受けの動き、そこには、技の理解、そしてお互いの信頼関係が必要となる。
信頼のもとに自分の腕をそっくり預けられる、そのような関係で稽古をするには、相手が技を理解して行っていることが前提となる。
きつく極められるから硬くなる、技の理解が足りないので必要以上に力を入れる、そのような稽古からは得るものは少ない。
座技正面打ち一教でも同様に受け身体の使い方を説明した。
体幹、腕の各関節を緩く柔らかく使い、しなる、うねるような感覚で受けをとる。 ガッと当たってバッタッと倒れるのではなく、しなる、うねるような身体の使い、これが先へ行っての中心と身体の使い方に大きな差となって現れてくる。
形の動き=戦いの技ではなく、鍛錬法としての意味合いもあることを認識して欲しい。
刷り込み、練り稽古としての片手取り四方投げ。
中心から出る、相手との位置関係、そして相手の中心への意識を感じ取りながら、あわてずにゆっくりと練るように形の動きを動く。 同じ動きを反復することで、無意識に動く身体の記憶となるまで、身体へと刷り込んで行く。
座技呼吸法で終了。