帰り道にふらりと寄ったCD屋にあった、自分の好きなMichel Bubleの新しいCD 「Call Me Irresponsible」。
先日他界された植木先生の「無責任男シリーズ」を思わせるタイトルだけれど、今回もきっちりと正攻法の素晴らしい仕事をしている。

得意のスィングバンドをバックにしたキャバレースタイル、ラテン、そしてバラード、ゴスペルと充実の14曲がラインナップ。
君も演ったかと、思わず笑った「Me & Mrs. Jones」、実に淫靡なBilly Paulのオリジナルと比べ、マイケルはあまりディープにならないように演っている。
これまでにも、多くのアーティストがトライしているけれど、陽射しの下の午後のカフェテラスでの密会といった感じの、あえて爽快さを狙ったと思われる今回のカヴァーもかなりいい出来。
クレジットを見て、同名異曲かなとも思った「Wonderful Tonight」は、嬉しいことにECの「Wonderful Tonight」。 スローなボサノバに変えてのタッチが、ECのプレイとは大きく異なり、これがまた素晴らしい。 改めて曲の良さも感じたけれど、アレンジャーの手腕も秀逸。
オリジナル バラードの「Last」、スローナンバーにした「Always On My Mind」、ゴスペルの「That’s Life」あたりは今回も本当に上手いなあと感じさせる。
最期は得意なスィングスタイルの「Dream」で締め。
午後の時間に仕事場で流すのにも格好の一枚。
今の仕事場は、好きな音楽をかけながら居られるのがいい。
堅苦しいムードの中で仕事をするより、リラックスした環境で仕事をするほうが、数段良いと思うのだけれど、まあ、これは業種とトップの考え方にも左右される。
アメリカ人と思っていたら実はカナダ人、カナダの産業や歴史に興味を持ちはじめた娘が帰ってきたら、教えてやろうと思っている。