女性が居ると肩取りに変えて行われることになる胸取りの技。
今日は心置きなく胸取りで楽しませてもらった。

まずは当身と踏み変えで崩す胸取り一教から。
逆半身の胸取りから後ろ足を踏み込んで当身、踏み変えるように脚を使い、当身の腕に重心を乗せるようにして胸取りの腕を押さえて崩す。
捕まれてはいないけれど、もう一方の腕は、片手取り、肩取りと同様に後方に伸ばすと崩れやすくなる。
捕まれている胸の手を二教に取り、腰から押し返すように前方へ押し出して相手の肘を上げる。 肘が上がれば、返すのには力はいらない。 返しから膝前に納めて、床上の押さえへと進む。
返しから転換して巻き落とせば裏技へと入る。
同じ捌きから相手背面へ大きく入身しての入身投げ、この動きは最近良くやっている動きでもある。
技の動きは一本の流れで決めるのが基本ではあるけれど、分解しない程度に、いち、にー、さーん、よん、とリズムを作って動くと流れに乗りやすい。 また、二教に決めた腕を振るように使ってもいい。 ポイントは、相手背面へ深く充分に踏み込むこと。
掴まれた胸取りの手首を両手で取り、ねじり上げるようにして入る胸取り四方投げ。
相手の腕をねじり上げる動きは、腕に意識を向かせずに自分の中心から腰で入る感覚で動く。
少し窮屈な動きのように見えるかも知れないが、腰から入れば以外に簡単に相手が崩れる、なかなか面白い技。 この技を動くときにはいつもご指導をいただいたニューヨークのY師範のことを思い出しながら動いている。
ダイナミックに動こうと思い、片手取りの呼吸投げを受け取り各20本づつ。
時には理屈抜きでとにかく動くこういう動きも必要。 自分もキッズを相手に楽しませてもらった。
座技呼吸法で終了。
稽古の始めに、会で出している少年部の五級の審査をさせていただいた。
ここ二週ほど、五級の技をしっかりと稽古してもらってはいたけれど、入退場の作法から各技の動きまで、集中を感じさせる文句無しの充分な動きを見せてくれた。
自分が子供の稽古に望むのは、技よりも集中ときびきびした動き。
多分、自宅でも稽古してきたこととは思うけれど、しっかりとした動きと上達を見せてもらえるのは、指導員としての喜びでもある。