週中に風邪をひいてしまい、木曜にどうしても外出しなければならない用事で外出したせいか、金曜日は全く起きられず、さらに寝ていて右の背筋を痛めるという体たらく、体調があまりよくないので、早めにバスで深水歩へ向かえば、バスが進まず、10分ほど稽古に遅れてしまった。
なんとも物事が上手く進まなかった一週間。
稽古はこのところ続けている力を入れずゆっくりと動いての片手取り四方投げから。
力を入れずゆっくりと動くことで、正確な崩し、位置取り、動きが要求されることになる。 自分の位置取り、相手との位置関係を掴みながら動けるようにしたい。
取り位置を交差取りに変えて一教。
初動での崩しから振りかぶりは、相手の力を逃がすこと、または「抜く」ことで面白いように動くことが感じられるはず。 腕の返しから押さえまで、できるだけ大きく動くことで、相手の身体を自分の重心の下に収める。 この「抜き」から崩しへの動きは、単に稽古の動きとしても面白く動けると思う。
同じ崩しから入身投げへ。 腕の振り上げから大きく開いて背面へ入身して転換、入身投げへと入る。 これも崩しから入身転換までの動きでの相手を動かすのが快感となる動き。 細かいことは気にせずに、思い切り良く大きく動いてみてもいい。

流れでの動きとなる交差取り呼吸投げ。
相手が取りに来る瞬間に踏み込んで、つかみに来る手首を自分の手首に引っ掛けるようにして掴まずに呼吸投げで転がす。
相手の動きに対する反応とタイミングを養う動き、接点を支点に相手の重心を、どう前方に放り出すかが投げの切れを決めるポイントとなる。
呼吸投げで激しく動いた後は、再度、呼吸を使いながらゆっくりと片手取りの四方投げ。
呼吸を整えクールダウンするような感覚で、ゆっくりと正確な動きを意識して動く。 腕の畳み込にも注意して、力で相手を落とそうとしないこと。
座技呼吸法で終了。
今週は、香港人のCさん親子が、なんとも久し振りに稽古へ来られていた。
娘のMさんが稽古へ来たのは、6歳くらいのころ、その後、お父さんのHさんも稽古に加わり、親子で稽古に来られていた。 自分が香港を離れた後、稽古を離れていたとのことだったけれど、戻った後、どこからか聞きつけてMさんがまた稽古に来るようになった。 不定期に駆け込みで稽古に来ることも多かったけれど、都合をつけて急いで稽古に来ている様子が伺えていた。
その後、ニュージーランドへ留学したとのことで、音信は途絶えたが、今回、長期の休暇で帰国したので、また稽古に来たとのこと。
気に留めておいてくださり、また稽古に来てくれること、これは、稽古を取るものにとっては本当に嬉しく、これ以上の喜びは無い。 日本人の指導で稽古したいという気持ちも自分には嬉しい。
稽古後、九龍の佐敦にある武道具店に頼んであった道着を取りに行くと、しばらくして稽古後のHさん、Kさんが来店して再会。 人との縁を感じさせた稽古日だった。