夏の日差しの中を短パンに雪駄履きで歩いて稽古場所へ向かう。
強い日差しと青い空、白い雲、そして日差しを照り返して風にゆれる木々の青葉を眺めながら歩いていると、気持ちも大いにリフレッシュされる。 郊外の住宅エリアにある今の稽古場所の周りは、本当にのんびりしていて、露店が連なる下町の深水歩とは好対照の場所。
稽古は、前回と同様、脚捌ききから。
上体をリラックスさせ、重心が浮かないように動く。 中心と同時に、足裏が畳みに触れる感触を捕らえるように。 転換、入身転換などの際には重心が浮き上がり、頭の高さが上下しないこと。
同様の脚捌きに留意して正面打ち一教。
相手の打ち込みに合わせて中心から前に出る。 相手の肘を横へずらして相手の顔へ叩き込むように返しながら、もう一方の手を切り下ろす。 手首は掴まずに手刀の角度を変えることで引っ掛けるように。 返した後、相手の肩口を押さえた腕は、真っ直ぐ真下へ伸ばして自分の膝の前に収めて、床への崩しへと進む。 要所での極めを確実にすることで技の切れが増す。
裏技へは返した腕を巻き落とすように自分の膝前へ運んで転換。 手の位置が高いうちに転換を動き出すのはひっかかるもと。

同じ捌きから入身投げへ。 相手をコントロールする首に添えた手を自分の対角の肩へ運び、振り上げた腕で切り落とす。 手の運びに肩の出し入れを加える技の切れが増す。
入身投げが成り立つのは、相手が打ち込みの力の流れを継続するか、引き続きもう一方の手で攻撃を続けようとするからでもある。 単発の打ち込みで止まってしまえば、背面への入身の後、襟を取り、そのまま後方へ引いて相手の腕と首を極めてしまえば良い。 二教と同様、稽古であるので、受けは攻撃を継続して動くこと。
掴まずに投げる交差取りの呼吸投げで技の理合いを説明の後、交差取りからの四方投げ。
取らせる位置の目測をずらす、接点、身体の位置を変えることでの崩し、そして力の流れ、一つ一つを説明しながら動いて見ると、いかに合気道の技が流れによって動き成り立っているかが分かる。 交差取り四方投げは、手首の返しと腰を使っての腕の振り出しで決まる。 今日は掴まれた瞬間に動くことに集中して稽古してみた。
相手の押してくる力を受け止めているつっかえ棒を外し、接点をずらすことで相手の力を前方へ放出し転がす両肩取り呼吸投げ。
押してくる力を受け止めているのは、自分の後ろ足であり、接点である肩の角度を変えて、いなすことで相手を前方に転がす。 いなすと同時に相手の肘や脇を後押しする。 理屈を体感するために、ゆっくりと動いた後、かかり稽古でそれらの動きを瞬時に動いて稽古してみた。
相手に全力で押さえてもらい、接点、腕の使い方に集中して相手を浮かす座技呼吸法で終了。