初夏の陽射しが戻り爽快な陽気。 道着を入れたバッグを持って意気揚々と道場へ向かうも、開祖の御尊影を忘れ、急遽、家内に届けてもらうことに。 深水歩での稽古も長いけれど、正面に掲げる開祖の写真を持ち忘れたのは初めてのこと。
稽古は、身体をリラックスさせ、ゆっくりと大きな動きでの片手取りの呼吸投げから。
大きな動きで、相手を投げようとはせずに、転がすような感覚で。 受け、取りともに身体をリラックスさせた柔らかい動きでおおらかに動く。 投げは背筋を大きく使い、呼吸を使いながらうねるような動きで、受けは相手の崩しに乗り、ゆったりと転がる。リラックスした柔らかい動きから稽古に入ってみた。
ゆったりと動いた後は、切れ良く腕を使っての呼吸投げ。 背筋を使った身体のうねり、腕の振りは大きなフォロースルーで思い切り良く。 ゆったりとした動きでの崩しと重心移動を、そのまま移行させれば、技の精度も上がり切れも良くなるはず。
片手の取りを交差取りに変えて一教。
交差取りは、相手の身体の自由度が高いせいか、意外に崩しが不十分になりやすい。 しっかりと持たせたところから、腰を回しながら取られている手を自分の中心へ。 その位置から振りかぶるとまだ相手は粘れる位置にあるので、さらにもう一呼吸後方へ導くことで、相手を前方に崩し、粘れなくして振りかぶる。
取られた瞬間に「抜く」、相手に一旦当てて「抜く」ことで、相手の力を前方に放出させて崩すことも可能。 相手と自分の腕を「実」と「虚」に変えることで、相手を不安定な状態に変える。 振りかぶった後の切りおろしと腕の返しは通常の一教と同様。
この崩しに対する興味と集中が高く、稽古の時間をかなり長く取って動いてみた。
同じ崩しから、振りかぶった後、相手背面へ大きく入身、さらに転換、転身しての入身投げ。
転換からの崩しは、大きく波がうねるような感覚で、相手の頭が自分の対角の肩に来たタイミングで大きく振り上げた腕を真下に切り下ろして入身投げ。

ダイナミックに動いた後は、呼吸を整えながら、練るような動きでの片手取り四方投げ。
入身での崩しは、相手の力の方向を見て崩れる方向へ導く。 転換は相手を前へ崩すように。 踏み込みの深さ、腕の方向、転身の周り具合など、相手との位置関係を確認しながら動くことの経験を重ねることで、異なる体格の相手でも的確な位置へ入ることが出来るようになる。 四方投げには、すべての基本の動きが含まれているので、個々の動きを正確に集中して動きたい。
相手手首に自分の手首を引っ掛けるように使っての交差取り呼吸投げ。
相手が取りに来る瞬間に入り手首を引っ掛ける、取らせてから手首を立てて引っ掛ける。 接点と身体のうねり、そして相手が身体を放り出すような崩し、一連の動きが流れとなって投げとなる。
大切なのは、動きのメリハリとリズム。
座技呼吸法で終了。