昨日はまたもや木登りでした。
目的は地上1m,3m,5mにマイクをセットし,木の音を録音することです。録音した音は後で解析します。
職場近辺ではハシゴを使っても良いのですが,目的は標高2500m辺りのシラビソの木の音を聞くことです。その練習として職場の木に挑んでいます。
さて,最初に木の又にザイルをかけます。プルージックやインクノットで木の幹に支点を作って,そこにアブミをかけて登っても良いのですが,練習のために苦労したくないのでまずは重りのカラビナをつけたザイルを木の又に向けて投げます。

カラビナにザイルを巻きつけてボール状にして投げるとうまくいきます。
ザイルに確保用のシャントをつけます。

シャントの腕はクイックドロー(ヌンチャク)を介してハーネスに固定します。
最後に長めのスリングをザイルにヘッドオンで結び,足場にします。ヘッドオンで結ぶ位置はシャントより必ず上にします。そうしないと登れません。
登り方は,まずシャントに体重を預けて,足をフリーにします。
足場のスリングをザイルの上方に上げて,今度はスリングに体重をかけて立ち上がります。

慣れないと難しいのはこの立ち上がりで,木を足で押そうとすると体が木から離れてしまい,結果として体の左右のバランスが悪くなります。木と接触するのは膝の内側辺りとしたほうが安定します。スリングに立ち上がる時はまっすぐ上方向に向かうのがコツのようです。
これらの動作を繰り返すことで登っていきます。
登るのは簡単で,するすると登れてしまいます。
ただし,降りるのは難しいので,降りる自信がなければ登らない方が良いです。
降り方は下降器(エイト環など)による懸垂下降です。一番難しいのは,シャントにかけた体重をエイト環にかけかえる一連の動作で,ここがしっかりできないと落下の可能性があります。
地上で十分練習してから徐々に高度を上げていくことが必要と思います。