本日は、海外ドラマのアフレコ収録でした。
今月頭に、洋画の吹き替えで声優デビューした最所。
幸運な事に、二度目のお仕事を頂きました。
今回キャスティングして下さった方は、まだ一度もご一緒した事がないディレクターさんで・・・
初めて、自分のボイスサンプル(声のプロフィール)が役立ちました。
サンプルを収録した当時は、声の仕事がどんなものなのかサッパリわかりませんでした。
だから、素材選びに凄く手間取って・・・
講師の方からのアドバイスがなければ、とても一人では作れませんでした。
初心者の最所を、親身に指導して下さった講師の方、地道に営業してくれたマネージャーのお陰です。
有り難や、有り難や。
今回のドラマでは、本役の他に兼ね役が二つ。
デビュー作でも兼ね役がありましたが、今作では役のボリュームや台詞量は本役とほぼ変わりません。
それぞれキャラクターがしっかりしていたので、まんべんなく演じられるように仕上げる必要がありました。
また、前回のスタジオとは使用勝手が違うので、本番を想定した導線のシュミレーションも必須・・・
収録前、講師の方に付きっきりでレッスンして頂きました。
・・・一人立ち出来る日は、まだまだ先のようです。
個人レッスンでは、まず自分の立てたプランを元に演技し、その後細かく修正してもらいます。
前回は、もはや演技以前の問題で(苦笑)
基礎が全然なってないと、こっぴどく叱られてしまったけど・・・
今回のレッスンでは、役を深める作業が可能でした。
最所が多少コツを掴んだ事と、役が割と取っ付き易かった事が幸いしました。
『うん、非常に良い感じですよ。本番、その調子で演じて下さい。』
普段厳しい講師の方から合格サインを頂き、ひとまずホッと胸を撫で下ろしました。
ただ、演技面以外で痛いダメ出しが・・・
『最所さんは、台本の扱いが雑ですね。書き込みもあまりしてないし、これでは仕事に対する姿勢を疑われますよ。心構えが、持ち物に出ます。気をつけましょう。』
づあーーーー(汗)
情けないぜ、コンチキショ〜。
おっしゃる通り、ごもっとも・・・
頂いた仕事を、いかに大切にしているか。
些細な部分にも、表れるものですよね。
確かに、最所は舞台の台本もすぐボロボロにしてしまうタイプだ・・・
書き込みに関しても、舞台の台本とアフレコの台本の違いに気づかされました。
舞台の台本には、動きの導線やキッカケ、演出からのダメ出しは当然書き込みます。
でも、演技プランは書かないんですよ。
相手役との絡みで、芝居はいくらでも変わるので。
事前に、別のノートにプランを書いたりしますが、実際の台本には稽古場で生まれたアクティングしか記入しません。
しかし、アフレコの場合はすでに芝居が出来上がっている状態で・・・
映像の俳優の芝居を、どれだけ忠実に(あるいは魅力倍増して)再現出来るかの勝負。
だからこそ、台詞一つ息遣い一つを見逃さず、詳細にメモを取る必要があるのだと。
けして、怠慢をはたらくつもりはありませんでしたが・・・
より良い作品にしたければ、もっと細かな準備が必要だという事を学びました。
最所、やはり勉強不足でした・・・
講師の方は、最所が現場で困らないように、とにかく厳しく徹底的に指導して下さいます。
レッスンの度、ハートが折れかけますが(苦笑)
現場に行くと、事前に教育された事がいかに大切だったか思い知らされます。
いち声優としての立ち振る舞いから、新人としての気遣いまで・・・
おしえて頂かなかったら、わからない事ばかりです。
まだまだ至らないぺーぺーですが、現場で楽しく過ごせているのは、支えてくれている人達がいるから。
この感謝の気持ちは、今後どんなに現場を踏んでも忘れずにいたいと思います。
さてさて、では本番の様子を・・・
前回も、出演者は凄い方ばかりでしたが、今回も強烈でした。
最所は特に声優業界に精通してはいませんが、それでも知っている大先輩ばかりでした。
ご挨拶した時はメッチャ緊張しましたが、どなたも温かく受け入れて下さって・・・
まだ二度目だけど、現場に恵まれてるなぁと幸せな気分になりました。
そして、前回同様、早々に出番が来ました。
しかも、長台詞(笑)
噛まね〜ぞ、絶対噛まね〜ぞ〜!と、気合いで乗り切りました。
もう一つの兼ね役は、主役とのマンツーマンのシーン。
お相手の美声に聞き惚れ、危うく出遅れるところでした・・・
この役は、自分の本役ではありませんでしたが、心の動きが複雑でレッスンでは一番稽古しました。
本番前のテストで、上手く乗り切れなかった感じがあり、不安でしたが・・・
本番では、1テイクでOKを頂けたので安心しました。
最後に、今回の本役。
声のトーン、台詞のテンポは一番自分にしっくりくるタイプのキャラで、レッスン中もスムーズでした。
本番も演技面は問題なく済みましたが、テストで技術面のミスをしてしまいました。
マイクに、息が入ってしまったのです。
呼吸の息ではなく、台詞を喋っている途中でマイクが拾ってしまう、無駄な息の事。
それを、『吹く』というんですけど・・・
バッチリ、かましてしまいました(汗)
これは、他の現場でも起こりうるので・・・
今後のレッスンで、ちゃんと改善していきたいです。
二度目は二度目で、反省点は多々ありましたが、収録自体は順調で早めに終了しました。
今回お世話になったスタジオは、ヘッドフォンが有線タイプで、コードさばきが大変勉強になりました。
無線&有線を両方経験出来たのは、凄く助かりました。
もう、どんなスタジオでも対応出来る・・・はず(笑)
収録後は、付き添ってくれていた所属事務所の社長とお茶して反省会。
前回、最所のデビューに立ち会えなかった社長は、緊張しながら見学していたみたいです(笑)
『ドキドキしたけど、思ったよりやれてて安心したわ。役とピッタリ合ってたわよ。』
そう言って、喜んでくれました。
『声の仕事で、一人立ちしてくれて嬉しいわ。』
いや、一人立ちはまだ無理っスけど(笑)
・・・でも、早くその日が来るように、もっともっと頑張らなきゃね。
社長と別れた後、マネージャーと講師の方に報告の電話をしました。
『どうだった!?』
と、興奮気味に尋ねて下さり・・・
現場での様子を伝えると、我が事のように喜んで下さいました。
仕事では厳しいけど、最所の事を一番に考えてくれる人達・・・
スタッフの為にも、現場でどんどん応えていきたいです。
育てた甲斐があったと、そう思ってもらいたい。
アフレコを二度経験し、ますます声の仕事に対する意欲が湧きました。
本当の勝負は、ここからです。
現場に、もう一度呼んで頂く事・・・
次に繋げてこそ、意味のあるデビューだったと言ってもらえます。
新人だから、ベテランのように上手く出来なくて当たり前。
ですが、そんな中でどう役をこなし、伸びしろを感じさせるかを見極められているのです。
まさに、真価を問われたアフレコ収録でした。
最所自身にはまだ余裕がありませんが、今回の現場も非常に楽しかったです!
キャスティングの方、事務所のスタッフ陣、本当にありがとうございました!!
ところで・・・
今回の現場では、驚きの再会が。
福岡在住時代からの俳優仲間、次賀慎一郎氏がキャストでいらっしゃったのです!
次賀さんとは、嬉野温泉(佐賀県)にあるテーマパーク『肥前夢街道』の忍者ショーに出演していた頃からの知り合いで・・・
その後お互い上京し、ひょんなキッカケで再会。
以来、それぞれの舞台に足を運び合い、交流が復活しました。
でも、まさか声の仕事で共演するとは!
次賀さんとは、いつかまた舞台でも共演したいです・・・
大好きです、次賀さん。
ちなみに、次賀さんは年末に二本も舞台に出演なさるそうです。
最所は勿論、両方観劇します。
次賀さんは身体能力がハンパなくて、芝居も抜群に上手い素晴らしい俳優さんです。
お時間ございます方は、是非観て下さい!!
ケンユウオフィス後援 演劇ユニット RIung 風 第七回公演
『哲学者、宮田安騎之助之冒険』
日程:2009年12月3日(木)〜12月6日(日)
会場:シアターイワト
料金:4000円(全席指定)
問い合わせ:
http://www.kenyu-office.com/
『THE FAMILY・絆』
日程:2009年12月16日(水)〜12月20日(日)
会場:シアターサンモール
料金:5300円(全席指定)
問い合わせ:
http://www.waki-gumi.com
最所と次賀さん↓
それにしても、次賀さんは老けないなぁ〜。
そういえば、おいくつ?
最所よりずっと年上のはずですが、いつもお若いです。


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