まったまた、一週間もブログがストップし、皆様大変失礼致しました!
きーっ(>_<)
目まぐるしい日々が過ぎておりますが、これも自分が決めた2008年の過ごし方・・・
ブログのうたい文句である『リアルタイムでつづるダイアリー』が反古になりつつありますが、長い目で見たらこんな一年間があっても良いのではないかと。
間もなく、今年の上半期が終了します。
下半期は、夏〜初冬にかけて、これまで以上に突っ走るので。
今は、じっと我慢で足場を固めている最所です。
さて。
この一週間も、なかなかのメイクドラマでしたが。
いろいろあるさなか、舞台を二本観劇して来ました。
最近、小劇場の芝居がやたら気になります。
でかい劇場とは一味違う、臨場感やオリジナリティ・・・
それぞれの劇団の創意工夫や勝負の仕方を、それとなく参考にさせて頂いております。
一本目は、ブラジル『さよならまた逢う日まで』。
日本を舞台に、とあるギャング集団が久々の大仕事を働く、コメディータッチのサスペンスでした。
ある男が、6億円という大金を強奪する事を思いつく。
男は、四年前に同じく強奪を目論み、仲間達の失態で逮捕されていた。
それでも男は、仲間達を思い一人で罪をかぶり、出所するに至る。
かつての仲間達を誘い、叶えられなかった大仕事に踏み切る男。
しかし、仲間達は、男のいない四年間で何かが変わっていた・・・・・・
都内某所の廃墟で起こる、様々な事件。
人間の『本音と建前』が交差する、なかなか緊張感あるストーリー展開で、最後まで飽きずに観劇する事が出来ました。
中盤から、映画『バトルロワイヤル』並の腹の探り合いで、登場人物達がガンガン死んでいく(殺されていく)わけですが・・・
最終的に、仲間を裏切るかたちで黒幕として現れたのは、女性メンバーでした。
彼女の言葉が、どこまで真実でどこまで嘘なのか、観客すら混乱するようなラストシーンでした。
芥川龍之介『薮の中』よろしく、人間(女)の持つ闇というか、理屈ではない、だけど理由はあるという、複雑な心理描写を、演じていた谷村実紀さんは的確に表現なさっていて、素晴らしいたたずまいでした。
そして、物語の主軸である男を演じていた西山聡さんは、物凄く最所の好みでした(笑)
ああいう、人間臭くて若干間が抜けていて、女に弱くて友情に厚い役を、可愛い気と狂気で演じられる役者さんって好きだ。
あと、目が凄く良い。
吸引力のある、強い目でした。
西山聡氏、個人的にチェック入れておく事にしました。
お次は二本目、ハイリンド『ploof』。
まだ公演中なので、ざっくりとしたあらすじになりますが・・・
天才数学者だった父・ロバートの死をきっかけに、彼の介護をしていた娘・キャサリンの環境は急激に変化する。
彼女の姉・クレアは心配し、自分と一緒に住む事を提案するが、介護に非協力的だった姉に、キャサリンは反発する。
時を同じくして、父の教え子だった青年・ハルと恋仲となり、彼の研究の為に父の秘密を打ち明ける。
その秘密とは、世界中の数学者を大騒ぎさせる程の大発見であり、同時にキャサリンの隠れた才能を知らしめる物であった・・・
いっやあああー、見事!
素晴らしい物語でした!
ブロードウェイの名作を、しっかりと演じ切ったハイリンドの役者さん達はさすがです。
彼等は毎回、脚本のチョイスが渋いですね。
エンターテイメントとは違いますが、本当に『演劇を観た』という満足感がありました。
上演場所は、下北沢小劇場楽園。
あの独特の空間を使い、観客を米国・シカゴにトリップさせる、繊細な照明技術とセンスある舞台美術にも感動しました。
脚本、演出、俳優、どれも文句無しだった、久しぶりに大当たりの作品でした。
後は、観た方の好みの違いでしょうね。
それにしても・・・・
この狭い東京だけでも、良い役者さんはたくさんいるものですね。
どこかで巡り逢うかもしれないし、一生同じ板の上に立つ事はないかもしれない。
ですが、同じ演劇界に手応えある俳優・女優さんが存在する事実は、少なからず最所の励みになります。
まだまだ、世界は広い。
その事に途方に暮れるか、奮起するかは、自分次第・・・


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