撮影中に年齢を尋ねられ、ビックリされてしまいました。
『えっ、まだ29なの?落ち着いてるねぇ・・・』
最所は、昔から実年齢より老けてみられがちですが。
29にもなって、まだそんな事を言われるとは。
一体、幾つに見えるんだろう(笑)
その後、しばらく年齢の話題でしたが、面白い事を言われました。
『29って事は、1980年生まれでしょ。良いなぁ、一番華やかな時代を過ごしてきたんだね。』
どういう意味だろう?と、首を傾げましたが・・・
振り返ってみて、確かに納得しました。
最所が生まれたのは、日本の高度成長期が一段落し、平成に移り、現在の日本の下地が出来上がった時代。
景気の面はよくわかりませんが、とにかく文化や娯楽が豊かでした。
思春期を過ごした90年代、音楽はミリオンセラーのオンパレード。
ドラマは高視聴率をたたき出し、後々まで語られるヒット作が続々誕生。
その他、アムラー、コギャル・・・
とにかく、若い世代に注目が集まっていた時代。
ティーンが流行を牛耳っていた、そんな感じでした。
『だから、1980年代前半に生まれてきた子って物おじしないよね。自分達が主役って意識があるから。』
『一世代下みたいに、ゆとり教育じゃないから、適度に協調性もガッツもあるし。』
・・・どうかな(笑)
同世代にも、いろんなタイプがいるから、何とも言えません。
でも、
『コイツ頑張ってるなぁと思って年齢聞いたら、たいてい1980年代生まれだよ。』
そんな事を言って下さると、俄然やる気になりますね。
元気な時代に生まれて、良かったなぁと。
あと、個人的に気づいたのは・・・
最所が10代の頃、『カリスマ』という言葉がメジャーになりました。
現在も、カリスマ美容師等々使われていますが・・・
本来、カリスマとはゴッツイ影響力のある人の事を言うんだけど。
今、カリスマと呼ばれている人達に、一体どれくらいカリスマ性があるのか知りません(笑)
最所の中高時代は、確かにカリスマがいました。
わかり易いところでいうと・・・
ダウンタウン。
安室奈美恵。
SMAP(特に木村拓哉)。
現在もなお文化に貢献している方々が、大ブレイクした時代。
2000年代に突入し、今は今で面白い時代だと思いますが。
多様化が進んだからか、役者もミュージシャンも小粒だなぁと感じる時があります。
もう『スター』が生まれる時代ではないのかもしれません。
でも、その分マニアックなジャンルが増えたと思います。
自分が自分らしくいられる時代、そう考えたら良いのかもしれませんね。
人に左右される事なく、独自の道を行く。
尚且つ、様々な世代のニーズに応えてみようと努める。
そこらへんのバランス感覚を、我々花の1980年生まれ(笑)は養われているのかもしれません。
最所と同じ、29歳の皆様・・・
我々が思う以上に、周囲からは期待されています。
頑張りましょう(笑)
さてさて。
本日は、女優・枝元萌さんが所属するハイリンドの芝居を観てきました。
ハイリンドの役者さん達は、最所より若干年上ですが、ほぼ同世代。
なのに、毎回上演する演目が渋い(笑)
国内外の古典戯曲や、新劇っぽいものをチョイスなさいます。
今回なんか、森本薫とモリエールの二本立てだよ。
凄ぇな、オイ(笑)
モリエールは、ハイリンドっぽいなぁと思うし、安心して観れそうでしたが。
森本薫さんの戯曲をどう料理しているのか、かなり気になりました。
森本薫『華々しき一族』、そしてモリエール『お婿さんの学校』。
この二作品を、同じ舞台上でスライドするような演出で観せてくれました。
両方観て、納得したけど・・・
森本薫の戯曲に、あの舞台美術はポップ過ぎるなぁと、観始めた当初は違和感を覚えました。
まぁ、世界観そのままに演じては芸がないから、遊んでみたのだと思いますが・・・
役者陣がスタンダードな芝居を展開していたので、どうもシックリ馴染みませんでした。
直後のモリエールには、ピッタリでしたけど。
ちなみに、キャストで浜谷康幸氏がハイリンドに初登場。
浜谷さんがハイリンドに出演なさるなんて、意外で楽しみにしていました。
ワイルドもナイーブもこなす、素晴らしい俳優です。
強い個性がありながら、客演先でもしっかり役にはまる技量はさすがでした。
台詞を、ちゃんと自分のものにしていたし。
古典戯曲の怖いところは、役者の『やらされている』感が顕著に出てしまうところです。
他の芝居では自由なのに、古典やらすと途端に窮屈そうに見える役者がいます。
本当は、そんなとっつきにくいジャンルではないはず。
現代まで残っている戯曲って、やっぱ面白いし普遍なのです。
今回、森組『華々しき一族』には、あ〜惜しい!と感じる箇所があったけど・・・
たぶん、各公演での少しのブレだと思うので無問題。
軸はシッカリしていたし、楽しめました。
今回の二本立て観て『つまらない』と思った人は、もっと御本を読んでユーモア養って下さい。
本日の画像は、劇場近くのオイスターバー。
赤坂レッドシアターには何度も来ていますが、初めて発見しました。
最所、生牡蠣にあたってから、どうも敬遠しています。
大好きだったのに。
あたらなければ、喉いっぱい食べたいです。


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