ついにアメリカ次期大統領が決まった。
選挙権もなく、当初さして感心のなかった私でも、車でラジオをつけるたびに 以前は「ヒラリー、オバマ。ヒラリー、オバマ。」 予備選後は「マケイン、オバマ。マケイン、オバマ。」と連呼されるのを聞いていれば否が応でも関心を持たずにはいられなかった。ESLのクラスでも最近はもっぱらその話題が多かったしね。大統領選って、候補者本人はもちろんだけど、副大統領に誰を指名するかも かなり大きな意味合いを持つことも最近知った。サラ・ペイリンとジョー・バイデン。この二人もなかなか興味深い人物のようだ。
子供たちの学校でもこの話題を取り上げたらしく、なんでも模擬投票をしたそうで、YoshiもHiroも「ぼくは○○に入れた!」と選挙の行方に興味深々。夕方には子供たち自らニュースを見ていたくらい。
初のアフリカ系アメリカ人大統領の誕生。47歳。私より少しだけ先に生まれた世代がアメリカのトップになっちゃうんだなぁ。なんだかすごい。実際には人種差別意識の強く残るこの国で、この結果が出た意義は計り知れないような気がする。それだけ国民が本当に『Change』を求めている結果なのだろう。
夜、お風呂上りにTVをつけると ちょうどオバマ氏の勝利演説が始まった。恥ずかしながら彼のスピーチをきちんと聞いたのは初めてだったが、なんてわかりやすく、力強いスピーチなのだろう。思わず引き込まれて聞き入ってしまった。言葉にうまく表せないが オバマ氏支持者でもなんでもない私までが「これぞリーダー」と感じずにはいられない、心の琴線に触れるスピーチとそこに集って抱き合い、涙する聴衆たちの姿がそれはそれは印象的だった。YoshiもHiroもただならぬ何かを感じるのだろう。画面に釘付けで 私が話しかけると「黙ってて!」と怒られるくらい、じーーっと演説に聞き入っていた。
偶然にもこの歴史的瞬間にここにいたこと、感じた何か。大きくなっても記憶の片隅にでも覚えていてくれたらいいな と思った夜だった。

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